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中村 仁美 副院長の独自取材記事

日比谷トータルクリニック

(千代田区/日比谷駅)

最終更新日:2020/04/07

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体の最も外側にある皮膚は、肌荒れや乾燥、じんましんからしみやしわといった美容面に至るまで、いろいろなトラブルや悩みが生じやすいところ。「日比谷トータルクリニック」の中村仁美副院長は、そんなさまざまな皮膚の悩みに対し、体の内と外両側からのアプローチを重視した治療・ケアを行っている先生だ。一般皮膚科、小児皮膚科、美容皮膚科に加え、漢方皮膚科とピルの外来も担当。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本東洋医学会認定漢方専門医であり、漢方を併用することで、目に見える症状の改善だけでない、根本原因の解決にも努めている。中村副院長に、診療の際に大事にしていることや漢方のメリット、女性をサポートする「ピルの外来」で行いたい治療などについて、話を聞いた。
(取材日2020年3月19日)

漢方治療も併用し、体の内外から皮膚の悩みの解決を

診療範囲は幅広いのですね。

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ええ。私はこれまで、小児・美容を含む皮膚科全般と漢方分野で診療経験を積んできたので、皮膚科・美容皮膚科・小児皮膚科・漢方皮膚科を中心に、ピルの外来も担当しています。父の診療内容もそうですが、当院の診療方針は、患者さん一人ひとりに対して、体の内と外両面から包括的なアプローチを行っていくこと。いらしていただいた患者さんのどんな悩みでも、皮膚トラブルから美容の悩みまで、当院で解決できるように努めていますね。皮膚に表れた症状だけでなく、背景にある原因へのアプローチも意識しています。

どんな患者さんが多いのでしょう?

皮膚科に関しては、若い方ならニキビ、年配の方や小さいお子さんですと乾燥肌が多いでしょうか。あと、アトピー性皮膚炎やじんましん、美容師さんなら手荒れなどもありますね。全年代の方がいらっしゃるのが、皮膚科の特徴です。美容面のお悩みでは、気になるニキビ跡やしみ、しわ、たるみ、ダイエットなどのご相談が多いですね。薬はもちろん必要に応じてレーザーやA型ボツリヌス毒素製剤などの注射、漢方などを組み合わせて、治療やケア、アドバイスを行っていきます。肌の状態には、普段の食生活や摂取している水分量、ストレス、普段浴びている紫外線量、糖化状況などが影響すると考えられますから、そういう部分も含めてお話しさせてもらっています。

漢方治療も取り入れていらっしゃいます。

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漢方の使用はご本人の希望に合わせてですが、体質に合う人にはとても役立つものですので、漢方薬を使ってみて驚かれる方もいらっしゃいます。それが漢方のおもしろさですね。漢方が役立つケースは非常に多く、皮膚の湿疹などであれば多くが漢方治療も行えます。例えば、赤ちゃんの夜泣きがひどくてお母さんも眠れないという場合は、神経症状にアプローチするための漢方を赤ちゃんとお母さん両方に処方したり。子どもさんのアトピー性皮膚炎では、皮膚の乾燥にアプローチするための漢方を、少しずつ飲んでもらったりもしますね。ただ、月経困難症による症状についてはピルが役立つので、そういう場合はピルも併用していきます。皮膚科に関しては、患者さんから喜びの声をいただくことが多く、それが非常に励みになっています。

患者の話を聞き、一人ひとりに合わせた対応を行う

診療にあたり、大切にしていることは何ですか?

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よく話を聞くことです。患者さんのお話を一通り聞かせていただき、アドバイスはしても、考えを否定することは絶対しないようにしています。患者さんそれぞれの考えや習慣を踏まえた上で、受け入れていただけたアドバイスはうまく取り入れ、患者さんに合った治療をしていきます。もう一つ、美容皮膚科・一般皮膚科に関わらず、肌を清潔に保つことの大切さやスキンケアの大切さを必ず伝えることも、重要視していますね。例えば、洗顔一つをとっても、回数が多ければいいというものではなく、洗い方や何を使うかなども重要です。強めの力で洗う方も多いですが、女性の場合、それが肝斑の原因といわれることもありますから。診療室にもパウダールームがあるので、そこで実際に洗顔を行ってもらい、アドバイスする場合もあります。

ほかにも、患者さんに向き合う上で気をつけていることはありますか?

なるべく通院回数を減らしたいのか、週1回ペースで来られるのか、多少痛みを伴ってもいいから早く治したいのかなど、どういう治療がご希望なのかは必ず確認し、意識しているところです。後は、治療にはどれぐらいかかりそうか、ある程度の目安を最初から伝えるようにしています。伝えておかないと患者さんを苦しめることになりますし、「この状態だと最低3ヵ月かかります」と伝えておけば、一緒にゴールに向かって進めますしね。例えば、水虫は見た目がよくなっているように見えても、半年~1年以上薬を塗り続ける必要があります。毎年水虫になるという人は、薬をやめる時期が早すぎると考えられるんです。あらかじめ「水虫の治療は2段階あるんですよ」と伝えておけば治療を中断せずに済むと思いますので、そういう治療のポイントと期間の目安は必ずお伝えしています。

先生が医師になったきっかけを教えてください。

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父の影響は大きかったと思います。ただ医学部を選んだのは、医師になりたいというより、医学を勉強したいと思ったからでした。高校生の時、大学は自分が一番勉強したいものを学ぶために行くものだと思ったんです。大学で学び、実際に臨床の現場で患者さんと触れ合ううちに、自然に医師をめざすようになりました。皮膚科を選んだのは、良くなった・悪くなったが目で見てわかりやすく、それを患者さんと共有できるのがすごく新鮮で、おもしろいと感じたから。あと、小さい頃から、母を見てパタパタと化粧のまねごとをするなど、私自身スキンケアが好きだったのもあります。

女性の負担を和らげることをめざす「ピルの外来」

今後、さらに取り組んでいきたいことはありますか?

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美容面のお悩みに関しては、パーツケアを取り入れたいと考えています。きれいにやせたい、顔だけでなくバストやヒップ、首、手といったパーツもきれいにしたいというご希望に応えていきたいと考えています。また、将来的には、膣のケアなども取り入れたいと思っています。

ピルの外来も始まると聞きました。

はい、超低用量ピル、アフターピルを扱う専門の外来をつくり、保険・自費を含めて診療していくつもりです。私自身、出産後に超低用量ピルを飲み始めた経験から、女性はもっとピルとうまく付き合っていったほうがいいな、と思っているんです。従来のピルには気持ち悪くなる副作用もありましたが、超低用量ピルでは軽減が図られています。また、漢方とピルを併用した生理症状の緩和のための治療も行っていきたいと考えています。

お忙しい日々の中、どのようにリフレッシュされているのですか?

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ありきたりですが、睡眠をしっかり取るなど、日々の疲れを持ち越さないようには気をつけていますね。まだ小さい息子がいるので、仕事は仕事で集中し、家では赤ちゃんのかわいらしさに癒されています(笑)。息子は今1歳ですが、夜泣きは一度もしていませんし、漢方も抵抗なく飲んでくれています。私は妊娠中から漢方を飲んでいましたので、妊娠中に飲んではいけない漢方や、逆に飲んでいい漢方など、妊婦さんのそういった相談にものっています。

最後に、地域の方々に一言メッセージをお願いします。

女性医師である私が加わることで、今まで相談しづらかった女性の体のことなども相談してもらえるとうれしく思います。皮膚を専門とする私がいることで、小児皮膚科のスキンケアから美容、肌荒れやアトピーなどの相談まで診察の幅が広がった分、地域に貢献し、愛されるクリニックにしていきたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

A型ボツリヌス毒素製剤注射/5500円~、レーザーによるケア/5500円~(場合によって保険対応あり)、アフターピル処方/1万3200円~、超低用量ピル・低用量ピル/1シート2100円~(場合によって保険適応あり)

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