藤関 雅嗣 理事長、藤関 元也 院長の独自取材記事
藤関歯科医院
(千代田区/淡路町駅)
最終更新日:2025/12/15
東京メトロ丸ノ内線・淡路町駅、都営新宿線・小川町駅の出口から歩いてすぐ。「藤関歯科医院」の藤関雅嗣理事長は、1980年代から長きにわたりインプラント治療に携わってきたエキスパート。そしてその息子であり、同院を継承した藤関元也院長は、患者に寄り添った優しく真摯な診療スタンスで周囲からの信頼も厚い。同院では先進機器を駆使し、専門性の高いチームによる歯科診療を実践している。患者の口腔の健康に寄与すべく今なお研鑽を重ねる2人に、同院の強みや互いの印象、今後の展望などを語ってもらった。
(取材日2025年10月30日)
先進機器を駆使し、より速く精密な治療提供をめざす
オフィス街にありますが、患者さんは働き世代が多いですか?

【雅嗣理事長】会社員の方が多いですね。ですが、遠方から新幹線を使ってインプラント等の治療後のメンテナンスに通院される患者さんもいらっしゃいます。また、僕が駆け出しの歯科医師だった頃から、かれこれ40年以上通い続けてくださる患者さんもいらっしゃるんですよ。インプラントや入れ歯も40年近く継続して使っていただいていて、ありがたいことです。だんだんと皆さんお年を召されてきましたが、ここまで長期にわたって経過を診られることはそうありませんので、医学的にも貴重な体験となっていると思います。
【元也院長】忙しい世代こそ、歯科においてメンテナンスはとても重要です。虫歯や歯周病などの症状は、いわゆる慢性疾患です。疾患と長く付き合っていくのが歯科の特徴ですから、患者さんがメンテナンスに通いやすい体制づくりを心がけています。
安心安全な歯科医療の実現のために、先進機器を導入しているそうですね。
【元也院長】最近ですと、顔貌を3Dで撮影できるフェイススキャナーを導入しました。皮膚から骨格まで顔全体のバランスを把握できるので、かぶせ物を作製する際に歯の形や大きさ、位置、歯並びといった、その患者さんとの適合性を細かく設計できます。外注後の歯科技工士さんとデータのやりとりで患者さんの詳細な顔の情報がわかる点もメリットですね。詳細なデータをもとにかぶせ物を作製できるため、時間の短縮や再作製のリスク低減にもつながります。100%シミュレーションどおりになるとは限りませんが、「装着後の見え方」や「顔全体の印象」について、それに近いイメージを事前に3Dで予測し確認できるので、患者さんもイメージしやすいかと思います。
先進機器を用いた治療は、他にどんなものがありますか?

【雅嗣理事長】例えばフェイススキャナーの3Dデータは、歯科用CT画像と重ね合わせて使うことができます。それによってインプラント治療の際に骨格の情報を見ながら、どの位置にどの方向からインプラントを入れるべきか、コンマ数ミリ単位の誤差もすべて調整し、シミュレーションできます。また、手術の際にインプラントを埋める位置・角度・深さを精密に導くためのサージカルガイドや、リアルタイムに骨内を3Dで確認しつつ、手術するのに役立つ3Dナビゲーションシステムも導入しています。インプラント治療や補綴は後からやり直しが難しい治療なので、術前のシミュレーションがとても重要です。とはいえ、患者さんもお忙しいので、通院回数や治療時間を延ばしすぎるのもいけません。先端機器を活用することで、速さと精密さを同時に実現できると思っています。
患者の健やかな人生のため、チーム一丸で取り組む
「歯を守るためにインプラントを入れる」という発想で治療に取り組んでいるそうですね。

【雅嗣理事長】症状が悪化すると、抜歯をせざるを得ない場合があります。歯が欠損している状態は、残っている歯の負担を増やしてしまうことがあるんです。例えば、祭りのおみこしを10人で担ぐのと100人で担ぐのでは、後者のほうが負担が少なく済みますよね。噛むことも同様で、なるべく多くの歯がそろった状態で咀嚼することが歯全体のダメージ軽減につながります。ですからインプラントを入れるのは、欠損を補うだけでなく新たな欠損を防ぐ目的もあるんです。
【元也院長】ただ、インプラントが全員に適しているかというと、そうではありません。骨の状況や全身状態、経済的な理由などで合わない場合もあります。その際は入れ歯が選択肢となりますが、雅嗣理事長の専門分野が補綴ということもあり、噛みやすい入れ歯作製にも最大限努めています。ヒアリングや術前検査を大事にしながら、患者さんに一番合った方法を選んでいけるよう努めています。
チームでの歯科診療を大切にしていると伺いました。
【雅嗣理事長】歯科医院での治療は、歯科医師だけが頑張るのではなく、チームで取り組む仕事だと考えています。ですから、歯科医師と歯科衛生士、歯科技工士、受付スタッフで頻繁にミーティングを開き、スムーズに連携が取れるよう心がけています。チームの皆が同じ方向を見て治療に取り組むことが大切ですね。「患者さんがおいしい物を笑顔で食べられる状態を最期までキープしたい」という想いがすべての治療の根底にありますし、それをめざすのが僕たち歯科医師の仕事だと思います。
【元也院長】患者さんに満足していただける医療を届けるには、日々の研鑽も欠かせません。勉強会や資格の取得など、各々が専門性を磨けるよう環境を整えています。また、外部から歯科口腔外科領域や矯正領域、歯周病領域の歯科医師も来ているので、他の施設に紹介せず当院だけで診療を完結させることもできます。
日々の診療で心がけていることを教えてください。

【元也院長】患者さんはつらい気持ちで来院されることが多いので、その気持ちを少しでも癒やし、喜んでいただけるような診療を心がけています。患者さんにも、お仕事や育児などさまざまな事情があります。そうした背景を考慮しながら、二人三脚で一緒に治療を進めていきたいと考えています。
【雅嗣理事長】歯科医師は患者さんの口腔内に触れることがありますが、元也院長の触れ方はとても優しいというか、ソフトなんですよね。もともと丁寧な性格なので、診療を共にする中、随所で患者さんに寄り添う姿勢を日々感じています。
「寄り添う歯科医院」として、ともに歩んでいきたい
歯科医師としてのお互いの印象をお聞かせください。

【元也院長】雅嗣理事長は直感が働くんですよね。「これは患者さんのためになる」かどうかを瞬時に判断し、その実現のためにチームの皆を引っ張る能力が非常に優れていると感じます。
【雅嗣理事長】元也院長は大学院で組織発生学を研究していたこともあり、ロジカルに物事を考える能力が高いと感じます。僕は大学院に行きたくても行けなかったので、元也院長が進学すると言ってくれた時はうれしかったですね。大学院で身につけた理論立てて考える力は、今の彼の臨床の現場で生きていると思います。説明もわかりやすいですし、僕にはないものですので、頼もしいですね。
予防歯科において重視していることはありますか?
【元也院長】患者さんそれぞれのライフスタイルに合った治療やメンテナンスの提供ですね。そのためにも、患者さんがどのように生活されているのか、どういったことが苦手なのか確認しながら、そこに寄り添っていくことを大切にしています。予防については、まず歯科医院に通うことが重要です。先ほどのチームの話にも関連しますが、メンテナンスの際は、できていることをちゃんと言葉にして褒めたり励ましたり、患者さんがまた来やすいような雰囲気づくりをしていきましょう、と歯科衛生士にも伝えています。患者さんに定期的にメンテナンスに訪れていただけたら、とてもうれしいですね。
最後に、今後の展望とメッセージをお願いします。

【元也院長】患者さんに寄り添って、健康に寄与していくという根本の姿勢のまま、頑張っていきたいと考えています。それに加えて、新しいものに関するアンテナを張り、患者さんのためになるもの、必要なものをしっかりとキャッチして、さらに良い医療をお届けできるよう研鑽を積んでいきたいですね。患者さんと歯科医院の関係は長く続くものです。一緒に歩む仲間のように頑張っていけたらと思いますので、ぜひ気軽にお越しください。
【雅嗣理事長】治療や予防を含め、患者さんの背中を押し、ともに歩んでいけるような歯科医院となるため、スタッフ全員で努力しています。何かありましたら、ぜひご来院ください。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント(1本)/46万円程度、矯正/80万円程度、セラミックインレー/3万~7万円、セラミッククラウン/8万~14万円

