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三宮 恵子 院長の独自取材記事

日本橋三宮デンタルケアクリニック99

(中央区/新日本橋駅)

最終更新日:2026/02/19

三宮恵子院長 日本橋三宮デンタルケアクリニック99 main

コミュニケーションの重要性が語られる今、医療の現場で築かれる信頼関係は、治療の質そのものを左右する。数字や見た目だけでは測れないが、納得と安心の積み重ねこそが、日々の受診を支える土台になるだろう。2018年に現在地に移転した「日本橋三宮デンタルケアクリニック99」では、予防を診療の軸に据え、受け身のケアにとどまらず、患者自身がセルフケアの実力を身につけることを重視してきた。かぶせ物治療の新たな考え方として紹介する歯肉ラインに配慮した補綴設計、くいしばりが強い人や歯ぎしりに悩む人などの噛む力の評価と対策、口腔と全身の関わりを見据えた情報提供など、口元から暮らし全体を整える視点が随所に貫かれている。三宮恵子院長に、同院が大切にする診療の考え方を聞いた。

(取材日2025年12月25日)

「予防が主役」。移転後も貫くデンタルケア方針

貴院の診療方針を教えてください。

三宮恵子院長 日本橋三宮デンタルケアクリニック991

当院は治療だけで完結させず、日々のケアまで含めて口の環境を整えていくことを大切にしています。虫歯や歯周病などの問題が起きた際に治療を行うのはもちろん、トラブルを悪化させないために、患者さんがご自身の状態を理解し、日常の行動に落とし込めるよう支えることを診療の軸に置いてきました。口腔は体の入り口でもあり、口の中の状態は食事や会話など生活の質に関わります。2018年に同区内の馬喰町から移転後も方針は変わりませんが、路線も増えて通いやすく、治療に使う水はすべて滅菌水を使用するなど院内運用を整えました。かぶせ物の考え方や噛む力の評価、「今の状態を知る」ための情報提供などを必要に応じて段階的にアップデートしてきました。新しいことを一律に勧めるのではなく、メリットや注意点を説明した上で、希望や状況に応じて納得して選んでいただく形を基本にしています。

予防歯科について、どのように取り組み、患者さんに何を重視して伝えているのか教えてください。

口の中は日々変化しますので、日常のセルフケアが大事になります。定期的にクリーニングを受けること自体は大切ですが、どうしても「受け身のケア」になりやすく、そこだけに頼っていると長期的な安定にはつながりにくいんです。だからこそ、普段の磨き方や生活の中でのケアを整えていくことが重要になります。当院では染め出しなどで汚れのつき方を「見える化」し、通っていただくうちに汚れやすい場所の傾向も見えてきますから、そこをどう磨けば良いかを具体的にお伝えし、最終的には患者さんご自身が磨けるようになることを目標にしています。細かな指摘が負担に感じられる場合も、押しつけるのではなく、現状と改善のポイントを共有し、できる範囲から一緒に組み立てていきます。

かぶせ物治療で取り入れている「歯肉ラインに配慮した補綴設計」とはどのようなものですか。

三宮恵子院長 日本橋三宮デンタルケアクリニック992

虫歯などでかぶせ物が必要になったときに、どんな材料で作るかだけではなく、どのような形で作るかも重要になります。当院では、歯周病になりにくいよう、歯周ポケットごとかぶせ物で覆う方法を採用しています。従来のかぶせ物は、歯と歯茎の境目に合わせて作られていましたが、当院で作るかぶせ物は、ポケットと呼ばれる歯と歯茎の境目ごとかぶせ物で蓋をするように作ります。歯と歯茎の境目や歯周ポケット周囲の環境も踏まえ、清掃性や適合に配慮したかぶせ物の設計を行っています。また、材料についてはジルコニアなどを含め、患者さんの希望や口腔内の状態、噛み合わせなどを踏まえて相談します。自由診療となるため、内容や費用、注意点は個別にご説明した上で選択していただきます。

噛む力を見える化。セルフケアで全身まで整える

歯周病についての考えもお聞かせください。

三宮恵子院長 日本橋三宮デンタルケアクリニック993

歯周病は、歯垢や歯石といった細菌の塊が関係し、炎症が続くと歯茎の腫れや出血、ポケットの深化につながっていきます。ですから、日常の清掃でコントロールできる部分を増やしつつ、必要に応じて専門的なケアを組み合わせることが大切になります。当院ではまず、清掃状態の評価とセルフケアの改善を基本に置きます。その上で、状態に応じてクリーニングや歯周治療を進めます。外科的な治療が必要になるケースもありますが、いきなり大きな処置に進むのではなく、現状のリスクや選択肢を説明し、患者さんの理解と同意のもとで段階的に進めることを重視しています。また、口内炎などの口腔粘膜のトラブルや顎関節周囲の不調についても相談を受けることがあります。そうした場合は、診察で状況を確認した上で、必要に応じて対処や医科の受診先の案内を行います。

食いしばりや噛む力が強い方に対して、どのような評価や対応を行っていますか。

強い咬合力が関与していると考えられる方では、「詰め物が外れやすい」「かぶせ物が割れやすい」「歯がしみる・痛む感じが続く」といった形で問題が表面化することも多いです。顎関節周囲の不調や肩凝りの訴えと併せて相談される方もいらっしゃいます。当院では、口腔内の状態や噛み合わせを確認した上で、必要に応じて咀嚼筋の緊張の評価を筋電計を用いて行い、状況を説明します。その後、マウスピースでの対応などを行います。

糖化度などの測定や、栄養・生活習慣に関する情報提供を行っているのはなぜですか。

三宮恵子院長 日本橋三宮デンタルケアクリニック994

糖化は、体の中でたんぱく質などが糖と結びついて変化していく現象で、一般には「老化」と関係する言葉として耳にすることもあると思います。当院では、採血などの針手を加えずに糖化の数値を測ることができる機械を用いて糖度の検査ができます。私は、口の中の予防と同じように、体全体についても「現状を知ること」が次の行動につながると考えていて、糖化に関連する指標を話題にするのも、その延長線上です。痛みもなく自覚がない状態でも、数値として見えると生活を整えようと考えるきっかけになりますし、歯の染め出しで磨き残しが見えるとケアの行動が変わるのと似た構造だと考えているため、当院では情報提供を行っているんです。もちろん、こうした指標だけで診断を行うものではありませんし、気になる症状や既往がある場合は医科受診も含めて案内します。

医科歯科連携も視野。口と全身の健康維持をサポート

ミネラルバランスなどにも着目しているそうですね。

三宮恵子院長 日本橋三宮デンタルケアクリニック995

当院では「現状を知る」ための参考情報として、ミネラルの過不足などを見直せるよう、きっかけになればとさまざまな検査も対応しています。体調面の不安から金属の影響を気にされる方もいるため、必要に応じて情報提供を行ったりすることもあります。針を使わず、機械に腕を乗せるだけの糖化度を測る機器と、ミネラルの過不足と過金属がわかる検査機器を導入しています。栄養食品も、足りないのか多いのかがわからないまま続けると不安が残りますので、必要に応じて結果をもとに食品の取り方を見直したり、どう考えれば良いかを整理したりします。ただ、これも体の診断をするものではありませんから、場合によっては適切な医療機関の受診を含めて案内します。

エステにも取り組んでいると伺いました。

当院では、口もとや顔周りのケアの相談を受けることがあります。リップケアやフェイシャルのケアを行っています。あくまで健康の一環としてのケアという位置づけで、通院されている方の希望があればご案内する形で続けています。男性やご高齢の方が利用されることもありますし、内容は目的や体調、通院の状況に合わせて個別に説明した上で提案しています。

口腔機能や全身の健康との関わりを、今後どのように捉えていきたいと考えていますか。

三宮恵子院長 日本橋三宮デンタルケアクリニック996

これからは歯を残すことに加えて、噛む・飲み込む・呼吸するといった機能面を保つことが、生活の質に直結してくると感じています。例えば睡眠時無呼吸症候群も、年齢や体格だけでなく、舌の位置や口の周りの筋肉の状態が関わり得るという視点が大切です。こうした全身との関わりは歯科だけで完結する話ではないので、糖尿病や骨の健康なども含めて、医科との連携を「紹介がある・ない」だけで終わらせず、もう少し体制として整えていけたらと考えています。定期受診と同じくらい日々のセルフケアを重視し、無理なく続けられる形を一緒につくっていきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

歯肉ラインに配慮した補綴治療/11万円~、糖化測定/3500円~、ミネラルの過不足と過金属の検査/1万2000円~

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