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青山 芳博 院長の独自取材記事

歯科室 青山

(中央区/銀座駅)

最終更新日:2026/02/12

青山芳博院長 歯科室 青山 main

銀座中央通り沿いというなじみのあるロケーション。「歯科室 青山」は1993年の開業以来、30年以上にわたって銀座の地で親しまれている。院長の青山芳博先生は、単に歯を削って治療するという従来の歯科医療の枠を超え、口腔内全体から全身の健康増進をめざす「オーラルコンディションコントロール」を提唱し、その必要性から一人ひとりの口の形状に合わせたカスタム歯ブラシを発明してきた。また、その情熱は院内にとどまらず、移動歯科診療システム「レスキュー8」の開発など、独創的な取り組みを次々とかたちにしてきた。「自分たちの代で、日本から口の病をなくしたい」と熱く語る青山院長に、これまでの歩みや、思い描く歯科医療の未来像などについて詳しく尋ねた。

(取材日2025年12月25日)

誰しもが笑顔で通うテーマパークのようなクリニック

まさに銀座のど真ん中にあるクリニックですね。

青山芳博院長 歯科室 青山1

1993年の開業以来、銀座の中央通り沿いで30年以上診療を続けてきました。この場所を選んだのは、複合商業施設の真向かいで、一言で紹介しやすいからです。院内に一歩足を踏み入れると、歯科医院特有の威圧感がないことに驚かれるでしょう。最大限、患者さんがリラックスできる雰囲気を大切にしています。患者さんが緊張したままでは、心から悩んでいる悩みを聞き出しにくいこともあります。まずは心を解きほぐし、お子さんから高齢者まで、すべての人と笑顔で心を通じ合わすようにしたい。銀座という街の利便性を生かし、通院が家族の楽しみになるような環境を整えています。

クリニックのコンセプトについて教えてください。

当院のコンセプトは「診て・診つめて・診極めて」です。これは単に虫歯などの治療をするだけでなく、その患者さんの心因性から始まり口の中全体の環境、すなわちオーラルコンディションをトータルにコントロールすることで予防はもちろんのこと、さらに全身の健康増進を達成することこそがプロだと考えています。また、小さなお子さんも楽しめるため、当院のライバルはテーマパークだと公言しています(笑)。お子さんがワクワクしながら通い、親御さんはその間に銀座でショッピングを楽しむ。そんなふうに、口腔健康を一生涯保ち、自分の口で笑い、歌えるその方自身の人生を邁進してもらうために努めています。また当院では、「審美歯科」ではなく、本当の治療は美しいという意味を込めて「真美歯科」と表現しています。

訪問歯科診療を重視されていると伺いました。

青山芳博院長 歯科室 青山2

開業当時から、通院が困難になった人生の先輩方も責任持って最期まで診たいという強い想いがありました。そこで開発したのが、移動歯科診療システム「レスキュー8」です。予防から治療までをクリニックと同等の環境を装備しました。単に機材だけではなく、クリニックの環境そのものを運ぶことにこだわりました。その昔学校の集団検診などで、不十分な設備のために虫歯が見過ごされてしまうかもしれない状況に疑問を感じたことが原点です。「どんな環境でも、歯科医師がベストなパフォーマンスを発揮できるポジションで受診してもらうべき」というのが私の持論。現在は中央区を中心に、近隣の患者さんの依頼に応えるほか、将来的には首都圏直下型地震などの災害時に瓦礫の中でも困っている人を救えるよう、常に準備を整えています。それは、歯科医師として社会に果たすべき一つの使命だと考えています。

長きにわたって患者の人生を支えるための歯科医療

歯ブラシにこだわっているそうですね。

青山芳博院長 歯科室 青山3

なぜ眼鏡や靴、スーツは自分に合わせるのに、歯ブラシを自分に合わせないのでしょうか。歯ブラシも一人ひとりの口の形や磨き癖に合わせるべきです。そこでカスタム歯ブラシの開発に取り組んできました。この歯ブラシは、どんな方にもフィットできるよう、毛の硬さや量、形までもトランスフォームできる歯ブラシで、私の「分身」としていつも患者さんの側に寄り添い、毎日のケアを支える存在です。私が24時間そばにいることはできませんが、この歯ブラシはあなたのそばに24時間そばにいられるのです。患者さん一人ひとりに合わせられるようにカスタム歯ブラシとして用意していますから、これを使って気持ち良く安心してセルフコントロールに取り組んでいただければと思います。

歯科医師として注力していることは何ですか?

私が開業以来、一貫した研究テーマとして掲げているのが、歯ぎしりのコントロールです。歯ぎしりは主に就寝中、無意識下で行われるため、自分では制御できません。その力は凄まじく、せっかく精密に作り上げたセラミックのかぶせ物さえも割ってしまうことがあります。丹精込めた作品が壊れるのは、患者さんにとっても私にとっても非常にショックなことです。また、私は「病は気から」という言葉を歯科医療の現場で再定義し、心理療法や東洋医学、マインドフルネスの知見も積極的に取り入れようと努めています。現在、一部の大学でもオリエンテーションに心理療法が組み込まれ始めていますが、私はそれをさらに臨床の現場で深め、心身両面から健康な口腔環境を整えていけるよう心血を注いでいます。

同じ場所で30年クリニック運営を続ける、その継続の秘訣は何でしょうか?

青山芳博院長 歯科室 青山4

最大の秘訣は、患者さんとの間に築いてきた強固な信頼関係です。当院の患者さんのほとんどはご紹介によるものです。私が手がけた仕事には、たとえ何年たっても責任を持ちます。当院で治療した箇所にトラブルが出たと聞けば、ご自宅まで飛行機で駆けつけることもできます。治療結果として患者さんが口を隠さず、笑顔を振りまければ、笑顔の連鎖が続いていきます。また、昔ながらの職人気質を大切にし、仮歯一つとっても、その場で私が手を加えて調整します。患者さんに「先生がすぐ作ってくれる」と喜んでいただけたらうれしいですね。歯がない不自由な時間を一秒でも短くしたい。そんな当たり前の配慮の積み重ねが、30年という歳月を支えてくれました。目の前の患者さんにうそなく心の底から向き合い、魂を込めたものづくりを続ける。この愚直さで、結果として三十数年の継続を達成できたと思います。

口腔環境でワンランク上のアスリートパフォーマンスへ

なぜ歯科医師になろうと思ったのでしょうか?

青山芳博院長 歯科室 青山5

北海道で歯科医師をしていた父の影響が大きいです。日本大学歯学部に進学したのですが、私は「特定分野のエキスパート」よりも、あらゆる患者さんを救える「オールマイティー」な歯科医師をめざしました。学生時代から小児歯科・補綴・歯科口腔外科など各分野の専門家のもとへ自ら進んで出入りし、技を吸収しました。職人気質の素晴らしい師匠たちから「見て覚えろ」とたたき込まれた経験が私の財産です。各分野の達人たちのエッセンスを自分の中で統合し、どんな難症例でも「私にお任せください」と言えるよう、土台を学生時代に築き上げました。

診療スタンスについて教えてください。

医療とは「医術・医学・医道・医業・医法」の5つがそろって初めて成立するものと考えています。この5つは、「技術・知識・心・経営・法律」とも言い替えられますね。また、診療においては、自分の関わった患者さんのもとには往診車で駆けつけ、己の最高水準の技術を提供し、困っている人を助ける。そんな存在を理想としています。古いものに固執せず、最新の技術も学び続けますが、その根底には常に「患者さんのために」という情熱がなければなりません。天然の歯に勝るものはありませんが、もし人工物を入れることになっても、それに魂を込め、本物以上の価値を持たせる。そんな誠実な歯科医療を貫き、実践することが、私の開業以来変わらぬスタンスです。

最後に、今後の展望について教えてください。

青山芳博院長 歯科室 青山6

近年のインバウンドの影響もあり、銀座でより世界の人々と接する機会も増えました。そこで感じることは世界の人々の歯並びの良さです。近年スポーツ歯学の発展に伴い、スポーツ界の人とも交流することが増えました。私の師匠であるハーバード大学の矯正専門教授が当院で診療を行っていることもあり、日本のアスリートたちも歯並びで悩みを抱えているとよく耳にします。今後の展望として、先ほどふれたカスタム歯ブラシをより浸透させ、スポーツ界はもちろん、子どもたちから口腔疾患をなくし、日本全国笑顔と美しさに満ちた世界を実現するお手伝いをしていきたいです。その思いが当院の電話番号の8110、「歯の110番」につながっているんです。いつでも直接お悩みを相談してくださると幸いです。

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セラミック治療/14万円~

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