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増野歯科医院

増野歯科医院

増野 司 院長

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京王井の頭線浜田山駅から徒歩2分。「増野歯科医院」は1954年に開院した浜田山でも歴史のある歯科医院だ。診療室は、シンプルな待合室とはまた趣の異なる、オレンジや黄色がアクセントになった空間で、聞けば、増野司院長自らデザインしたそうだ。プライベートでも手仕事好きの増野先生の専門は補綴。中でも入れ歯治療を得意としている。10人歯科医師がいれば、10の異なる入れ歯ができるというほど奥が深い世界が、とても楽しいと語る増野先生。高齢社会を踏まえたこだわりの診療とはどのようなものなのか、じっくりと聞いた。
(取材日2012年12月20日)

悪くなったときに負担が少ない治療を勧める

―先生は浜田山で育ったのですか?

はい。僕は1歳の時に浜田山に越してきて以来、ずっとこの町で暮らしています。昔は、田んぼが残るのどかな町でしたが、今ではすっかりにぎやかになりました。当院は僕の父が1954年に開院しました。子ども時代、越境入学をしていた僕は地元に友達がなく、父の診療室を遊び場にして育ちました。父は、僕が大学1年の時に亡くなってしまったので、当院はいったん閉めてしまっていました。その医院を再開して僕が診療を始めたのは1978年。初めは大学病院に勤めながらの診療で、曜日や時間によって医院を開けていたんです。診療時間も9時までと遅く、夜ほど患者さんが多くいらして、忙しい毎日でしたね。そうして1年半ほどたったとき、大学病院を辞め、完全にこちらだけの診療に切り替えたんです。

―先生の診療の特徴を教えてください。

高齢社会であることを踏まえ、僕は、「10年先、20年先を考えた治療をしましょう」と患者さんにお話ししています。例えば、60歳で健康な方が、70〜80歳になったときに同じように元気でいられるとは限りません。足腰が悪くなったり、寝たきりになったりしたら、今と同じように歯科治療に通うことは困難です。そうなったときのことを考えた治療をしたいと考えているのです。例えば、インプラントをたくさん入れるよりは入れ歯にするというのも一つの提案です。20年後にインプラントを外す必要が出たとき、70〜80歳では、入院しなければいけませんからね。ですから、悪くなったときに負担が少ないような治療をお勧めしているんです。

―具体的には、どんな治療になるのですか?

僕は補綴の中でも入れ歯を専門に勉強してきましたので、それを例に挙げると、「オーバーデンチャー」という入れ歯がとても便利だと思います。これは、悪くなった歯の頭の部分を取り除き、その上に入れ歯を載せるものです。悪くなった歯を抜いてしまうのではなく、その頭の部分をとって入れ歯を乗せるんです。そうすると、将来歯が完全に悪くなって抜く状況になったときも、その入れ歯はそのまま使えるんですよ。一般的な入れ歯はバネをかけるのですが、歯を抜いてしまうとバネをかける場所がなくなり、入れ歯の修理に何度か来院しなければいけません。でもオーバーデンチャーには歯根を覆う入れ歯の部分に人工の歯がついているため、作り直しの必要がほとんどありませんので、今までどおり同じ入れ歯が使えるんです。

―普段の診療では、患者さんにどのように接していらっしゃいますか?

実は僕は、けっこう厳しい歯科医師なんですよ(笑)。というのは、何でも真剣にやるタイプなものですから、患者さんもそれに応えていただかないと、やっている意味がないと感じてしまうんです。患者さんの中には自分の歯に対してあまりきちんと向き合っていない方がいて、痛いときだけのその場限りの受診で、痛みが取れると治療に来なくなってしまう方もいます。治療を途中でやめてしまうと抜歯が避けられない状態になってしまうこともあります。それでは治療のしがいがありません。そんな方にはつい「きちんと治療に来られないのなら、早く抜いちゃったほうがいいですよ。お金も時間ももったいない」と言ってしまうんです。そうすると患者さんは、怒ってそれきり来ない方と、奮い立って通われる方と2つに分かれますね。でも僕はそれでいいと思っています。後者のような患者さんに、自分のできるかぎり精一杯の技術を提供したいんです。

自由診療費用の目安 自由診療とは 自由診療とは

セラミックインレー:2万5000円~、インプラント治療:35万円~、入れ歯:18万円~、CAD/CAMシステムを用いた治療:2万円~、インプラントオーバーデンチャー:入れ歯代+インプラント1本につき6万5000円(ケースによっては、ご自分の入れ歯をご利用いただけます)
※別途、マグネット装置などの料金がかかります。



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