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中島 信二 院長の独自取材記事

中島歯科医院

(杉並区/高井戸駅)

最終更新日:2021/10/12

中島信二院長 中島歯科医院 main

京王井の頭線高井戸駅に直結し、改札から入り口まで数秒の「中島歯科医院」。エレベーターが完備され、車いすや足の不自由な人が通いやすいようにバリアフリーの診察室も用意されている。洗練されたアジアンリゾート風の内装が印象的だ。院内にはジャズを中心とした音楽が流れ、くつろげる空間が演出されている。インプラント治療を得意とする中島信二院長は、常に新しい技術と知識を求め、年に何度も海外の学会に参加するという。インプラントの手術経験が豊富で、ガイドシステムを用いることでより精密で安全性の高い治療につなげている。家族に治療するような気持ちで治療にあたっているという中島院長に、インプラント治療のことからプライベートなことまで、じっくり話を聞いた。

(取材日2013年3月4日/更新日2019年3月13日)

カフェのようなアジアンリゾート風の空間でくつろぎを

このエリアで開業された理由を教えてください。

中島信二院長 中島歯科医院1

私は、東京医科歯科大学を卒業後、同大学病院や都内の歯科医院に勤務しました。歯科医師としては、大学病院に残って研究をするという道もあるとは思いますが、開業すること自体は早くから決めていました。開業したのは1991年なので、もう20年以上たちますね。症状に対する治療の結果が目に見えるところが歯科治療の魅力です。実は開業するまで、高井戸には1度も降り立ったことがありませんでした。開業当初は駅直結ではなく、もう少し離れた場所だったのですが、ご紹介いただいたご縁で高井戸という地に開業することになりました。このエリアは面白いんですよ。環八沿いには大きな会社や公共事業の事務所があるのですが、少し奥に入ると閑静な住宅街が広がっています。ここ数年で移転された会社がいくつかありますが、移転後も変わらず通ってくださる患者さんが多いのはうれしいですね。

どのような患者さんが多いのでしょうか?

このエリアにお住まいの方もいれば、勤務されている方や遠くから通って来てくださる方もいますよ。お引っ越しされた先の長崎や仙台から通ってきてくださる方もいて。インプラント治療に関しては、紹介でいらっしゃる患者さんが多いですね。都心から通われる患者さんもいます。一度当クリニックにいらっしゃった方は、皆さん長く通ってくださいます。20年以上クリニックを続けていると、幼稚園児だったお子さんが成人して就職していく、そういった成長を見守れるのが楽しみの一つです。

アジアンリゾート風の内装に、おしゃれで落ち着いた印象を受けますね。

中島信二院長 中島歯科医院2

数年前に建て替えたのですが、大きな駅の建築を手がけたこともある友人の建築家にお願いして、患者さんにくつろいでいただける内装を心がけました。白い床と壁に、こげ茶色の自然竹を配していますが、診察ユニットを完全に個室にしてしまうと、どうしても閉塞感を感じてしまうので、竹を使うことで自然の温かさと解放感を感じていただけるようにしています。クリニックでは、ジャズを中心に私の好きな曲を流しています。歯科医院らしくないでしょうか(笑)。

ガイドシステムで安全で正確なインプラント治療を追及

診察室には、バリアフリーの診察室があるんですね。

中島信二院長 中島歯科医院3

そうですね。診察室は、3ユニットある中の1ユニットをバリアフリーにしています。地上階または駅の歩道橋からエレベーターをご利用いただき、3階でエレベーターを降りていただくと、すぐに当クリニックの入り口があります。そこから入っていただければ、車いすのままで診察室まで来ていただけます。バリアフリー対応の診察室は事前にご予約いただくことになっていますので、気軽にお尋ねください。患者さんが緊張せずに座っていただけるよう、治療用のチェアにもこだわりました。ホワイトニングや専用の機械を使った歯のクリーニング「PMPC」などには、ケア専用のユニットをご用意しています。治療用チェアよりも、よりゆったりとくつろいでお座りいただけると思います。

インプラント治療をお得意としていると伺いました。

インプラントとは、簡単に言うと歯がなくなった部分に人工の歯を埋入する治療方法です。大学病院にいた頃から、インプラントに興味はあったのですが、当時の日本の技術は発展途上で、率先して治療に使いたいとは思えませんでした。その後インプラントの技術がどんどん進み、私もその道に足を踏み出しました。当クリニックではインプラント治療を行える手術室も備えており、治療とその後メンテナンスはすべて私が行っています。これまでの症例数はかなり多いと自負しており、長年の経験により、手術時間の短縮につなげています。手術時間が短いと、出血量や術後の顔面の腫れを抑えられるんです。また当クリニックでは、ほとんど歯茎を切らずににインプラントを埋入するガイドシステムを用いた手術も行っています。ガイドシステムを使用した手術は、どのクリニックでも受けられるわけではありませんので、当クリニックの特徴でもありますね。

ガイドシステムについて詳しく教えてください。

中島信二院長 中島歯科医院4

インプラント治療では、いかにインプラントを正確に埋入するのかが大切です。そこで用いるのが、インプラントの治療計画から埋入までの一連の流れをサポートするガイドシステムです。まず、お口の中の骨や歯の状態をCTスキャンで測定し、コンピューター上の立体画像でシミュレーションをします。これにより、どこにインプラントを埋入すればいいのかがわかるようになります。そのため、メスを使うことなくわずか3~4ミリの穴を歯肉に開けるだけでインプラントを埋入することが可能になるのです。1針も縫わずに手術が終わるので、より安全性と正確性にこだわった治療を行うことができます。

海外の学会で先進の知識と技術を精力的に入手

海外の学会にもよく参加されるのですか?

中島信二院長 中島歯科医院5

年に5回ぐらいは行きますね。海外のインプラント関係の学会にはよく参加していますし、コロンビア大学で学んだこともあります。インプラントの技術はどんどん進歩しています。日本では薬機法の関係で、歯科技術が5年遅れると言われていますが、その5年をただ待っていたのでは、良い技術があっても使えないままです。できるだけ先取りして技術を取り入れられるように、新しい知識を吸収する必要があります。先進の知識と技術を備えた良い治療を、患者さんに提供したいと思っています。

お休みの日になさる趣味はありますか?

写真を撮るのが趣味です。きっかけは子どもの成長記録だったのですが、どんどん魅力にとりつかれまして。もう写真を始めてから20年以上になりますね。街中のスナップ写真や風景を撮ることが多いです。旅行も好きなので、旅行先の写真を撮るのも楽しみです。モノクロしか撮れないデジタルカメラもあって、これで面白い写真が撮れるんですよ。グループ展も何度かやっています。そのうち個展も開催できたらいいのですが、忙しくてなかなか実現できていません(笑)。

今後の展望をお聞かせください。

このクリニックを長く続けていくことでしょうか。当クリニックではインプラントやセラミックなどの固定性の補綴物には10年間の長期保障を行っています。この場所でずっと、治療を行った患者さんの歯のメンテナンスとケアをし続けていくつもりです。これからも高井戸というエリアで親しまれるクリニックでありたいですね。

最後に、読者にメッセージをいただけないでしょうか?

中島信二院長 中島歯科医院6

以前の歯科治療は、虫歯があったらとにかく削るという傾向にあったと思いますが、最近は、「ミニマムトリートメント」という考え方があります。初期の虫歯は必ずしも削る必要はありません。年齢や口腔内の環境によって虫歯の進行状況はまちまちです。削ることにより歯にダメージを与えますし、削った部分がまた虫歯になることもあるので、なるべく削らず経過を観察します。虫歯が大きくなったら治療を行いますが、最小限の治療で歯の寿命を延ばすことができるのです。ですから、むやみに歯を削ったり、歯を抜いたりしないクリニックを選ぶことをお勧めします。削った歯、抜いた歯は元には戻りませんからね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療 1本38万円~ ホワイトニング 3万円~ セラミックインレー 4万円~ セラミッククラウン 11万円~

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