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秋元絵美 院長の独自取材記事

秋元歯科医院

(中野区/新中野駅)

最終更新日:2020/04/01

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丸ノ内線の新中野駅と中野富士見町駅のちょうど中間あたり。十貫坂上の交差点に立つビルの2階に「秋元歯科医院」はある。院内へ入ると、診療室は白とピンクを基調にした光あふれる明るい空間でほっとする。スタッフは秋元絵美院長をはじめ女性ばかり。診療ユニットには最新設備のデジパン(デジタルパノラマレントゲン)などを見られるモニターが設置されているとともに、子どもが喜ぶキャラクターのぬいぐるみが備えられているのも、緊張をやわらげてくれる。下は1歳半から上は95歳までと患者の年齢層は幅広く、それぞれのニーズに的確に応えてくれる地域密着型の歯科医院だ。ナノケアやエアフローなど新しい治療法にも意欲的に取り組む院長に話を伺った。
(取材日2014年1月9日)

地域密着型、スタッフが仲良く和気藹々とした歯科医院

こちらで開業なさったのはどういったご縁があったのでしょうか。

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大学卒業とほとんど同時に歯科医師の夫と結婚したのですが、嫁いだ先の義父も歯科医師で、この近くで開業していました。今のこの場所へ移転することになったとき、夫はずっと大学病院の口腔外科に勤務するつもりでしたから、じゃあ私が義父と一緒にやろうかなと。それから義父と一緒に15年、後を継ぐ形で私が院長になって15年、「秋元歯科」としてやっています。患者さんとの接し方など、義父には本当に多くのことを教わりましたね。ちなみに、実家も祖父、父、姉と3代続く歯科医院で、私自身、他の道はあまり考えられませんでした(笑)。

どういう患者が多いのでしょうか。

地域密着型の医院なので、この地域の近隣の方に多く来ていただいています。下は歯の生え始めた1歳半から、上は95歳まで。本当に幅広い患者さんがお見えになります。虫歯治療はもちろん、歯周病ケアもしますし、入れ歯も作れば審美もします。患者さんのご要望にお応えするには何でもできないと。90歳代の方は4、5人おいでになりますが、総入れ歯という方はいらっしゃらず、皆さん、残っている歯の治療に来られます。小さいお子さんの場合、虫歯は少なく、歯並びを治す床矯正の患者さんのほうが多いですね。最近のお子さんはあごが小さくなっているけれど、歯自体の大きさは変わらないので、口の中にきれいに並ばないんです。診療ユニットごとにモニターを設置しているので、撮影したレントゲンが30秒後には見られますし、口腔内カメラで写した画像なども映し出しながら患者さんへの説明を行っています。治療方法の説明にはタブレット端末も活用しています。例えば抜歯の後の注意など、綿を噛んで待っている間に見ていただいています。話を聞くだけではなく、目で見ていただくと、わかりやすいようで好評です。抜歯などのむずかしい症例に関しては、月に一度日大の大学病院の口腔外科の先生にこちらへ出張治療をお願いしています。大学病院に行くのはなんだか不安だとか、時間がないという患者さんに喜んでいただいています。

診療ユニットにアンパンマンやピカチュウのぬいぐるみが吊してあって、お子さんが喜びそうですね。

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喜んでくれるのは小学校3年生ぐらいまでかな。それ以上の年齢になると、反応がクールですね(笑)。むしろ大人の患者さんのほうが緊張がとけるのか、喜んでくださいます。ホッとできるような診療室がいいなと思って、白とピンクを基調に光をたくさん取り入れて明るい雰囲気にしています。スタッフは女性ばかりですけれど、私が院長になってから一人も変わっていないんですよ。みんな仲がよく和気藹々としているので、患者さんもくつろがれるのか、いろいろなことを話して帰って行かれますね。

いびき治療も歯科医院で。スリープスプリントという装置を装着

治療の際に心がけているのはどういったことでしょうか。

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患者さんはお一人お一人ご事情が違うので、何を求めていらっしゃるのかを考えながら治療しなければいけないと思っています。「治療方法にはこれとこれとこれがあります」と金額も含めてお話しして、どうするのかは患者さんと話し合いながら決めています。こちらでは経過も含め歯全体を診ていきたいと思うのですが、忙しいからとりあえず痛いところだけ治してもらえればいいという患者さんもいらっしゃるんですね。例えば歯が痛くて来院なさり、神経を取ったら痛みがなくなったものだから、いらっしゃらなくなった。でも治療はそれで終わりではないので、半年後再度お見えになったときは歯がボロボロになっていたということもありました。最後まできちんと治すことが大事だということをなんとかわかっていただきたいなと思っています。

印象に残っている患者はいらっしゃいますか。

面白いエピソードでは、70代の女の患者さんで歯が痛くて抜くということになったとき、「先生、どの歯を抜くのかわかってる?」とおっしゃるので、「わかってるけど、確認する? 印をつけようか。この歯で間違いないよね」と歯にマジックで印をつけたこと(笑)。大笑いして歯を抜く緊張がほどけたかもしれません。ご近所から秩父や横浜など遠くへ引っ越しなさった後も通ってくださる患者さんもいらっしゃいます。そういう患者さんには何回も足を運ばせるわけにいかないと思うので、一回の治療に時間を取って対応しています。長い間診ている患者さんも多いんですよ。先日、定期的に検診に通っていらっしゃる方に、「先生に歯をちゃんと診てもらっているから、80歳を過ぎても何でも食べられて健康なんだ」と言っていただいたときはやっぱりうれしかったですね。そうそう、いびきの悩みでいらした患者さんも印象に残っています。

いびきって歯科医院で診てもらえるものなのですか。

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そうなんです、歯科医院でできる治療もあるんですよ。いびきの原因はいろいろありますが、要は寝たときに気道(空気が肺に達するまでの道)がふさがってしまうのでいびきになるわけです。対応のひとつとして、気道が閉鎖しないようにスリープスプリントという装置を歯にはめて寝る治療法があります。この装置は一人一人型を取って作るので、歯科医院でしか対応できないんですよ。若い35歳ぐらいのお母さんだったでしょうか。「子どもの合宿について行かなければならないのに、いびきをかくので他の人と一緒に寝られない。なんとかしてほしい」と相談に見えました。スリープスプリントを作ってさしあげたら、「おかげさまでいびきをかかなかった」ととても喜んでいただきました。ただ闇雲に作ればいいものではないので、最初は耳鼻咽喉科できちんと検査を受けていただく必要がありますけれど。その診断の結果を踏まえて、こちらでお作りしています。

噛みしめる力が歯に負担をかけている

最近何か気になる症例がありますか。

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歯を食いしばって痛めている方が意外と多いんですよ。例えば、介護されている方の症例が増えているのも特徴なんです。そんなに歯は悪くないのにしょっちゅう詰め物が取れて来院される患者さんがいらして、どうしてかなとずっと思っていたら、ある日奥さんの介護をもう10年以上なさっているという話をしてくださって。介護と歯には関係があるんだなと気づきまして、それから思い当たるような患者さんにはお尋ねしています。起き上がるのを助けるときなど、力が入ってグッと歯を噛みしめるじゃないですか。そういったことが歯に影響するんですね。噛む力は歯周病の原因になるとも言われています。まだお若くて歯周病まではいかないけれど、ちょっと歯に揺れがあるな、歯周ポケット(歯と歯茎の間の隙間)ができかけてるなという患者さんには「あまり歯を噛みしめないでね」とお話しています。今はパソコンやスマホのせいで下を向いていることが多いですよね。女性は料理をするときも下を向いて力が入るし、子どもを抱いているときも歯を噛みしめている。知らず知らずのうちに歯を食いしばって負担をかけているんですね。とはいえ、噛まないと力が入らないからしょうがないんですが、なんでもないときはなるべく噛みしめないでと思います。

こちらならではの治療法はありますでしょうか。

ナノケアとエアフローを取り入れています。例えば歯の着色除去、これは保険外診療になってしまうのですが、普通の研磨剤が入った薬剤を使うと歯の表面を傷つけてしまいますが、細かい粒子の粉を吹き付けて着色を落とすエアフローを行うとあまり歯を痛めずにすみます。また歯周病治療の場合も、歯周ポケット(歯と歯茎の間の隙間)に細かい粒子の粉を吹き付けて細菌を飛ばすことができます。ナノケアでは、特殊な薬品を使ってミネラル分をプラスして歯を強化したり、ナノ粒子のアパタイトを塗り込んで歯の表面を整えたりして、歯質を強くしていくことができます。歯を痛めず、強くするのがナノケアの特徴ですね。

最後にサイトの主な読者である30 〜40代の女性に向けてメッセージをお願いします。

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すごく忙しい年代だと思うんですよ。結婚してお子さんがいれば子育て真っ盛りですし、お仕事されている方なら中堅になってストレスもたまるでしょうし。でもだからこそ、歯の検診を大事にしてほしいですね。中野区では申し込めば1年に一回歯科検診が受けられます。何にも症状がなければ歯科医院に行ってはいけないと思わずに、何もないうちに行ってみましょうと言いたい。80歳まで自分の歯で噛めるようにするためには大事な時期です。しっかりした歯の磨き方や歯間ブラシやフロスの使い方を習慣づけておけば、それが一生続きます。予防のための定期的な検診をどうか大切にしていただきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

【審美歯科】
・セラミッククラウン11万円(税込み)
・メタルボンド 9万9000円(税込み)
・フルハイブリッド 5万5000円(税込み)
※費用は、クリニックへご確認ください

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