林歯科医院

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林 昭彦院長

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資格を生かし、摂食嚥下障害や認知症の患者に対応

―取得された資格や知識、スキルはどういった形で生かされていますか?

歯科領域以外のことも、ご家族にアドバイスしたり、相談に乗ったりしています。例えば、カテーテルで直接、胃に栄養を入れる胃ろうの患者さんが食事をとりたいという場合。まず、安全を第一に考えなくてはなりません。窒息による死亡数は、交通事故死よりも多いですから。危なくないように、まず簡単なところで言えば、食事をとる姿勢について指導します。体を丸めすぎてはダメですが、逆にあんまり上を向きすぎても誤嚥のもと。あとは、口の動きを良くするために「パパパパ……」と言ってくださいとか、舌を動かしてなどということをお教えすることもあります。でも、僕が毎日アドバイスしに通えるわけではないので、最終的にはご家族の力が必要になりますね。

―認知症の患者さんは増えているのでしょうか? どのように対応されていますか?

認知症の方の施設を定期的に訪問しているので、余計にそう感じるのかもしれませんが、どんどん増えていると思います。当院にも、「認知症でも診てもらえますか?」というご家族からの問い合わせは多いです。なかなか難しいことの多い認知症の患者さんですが、ここ何年かでの発見は、ご高齢の患者さんの場合、お願いをすると意外に協力してくれるということ。「見せてもらえないと僕が叱られるんです、お願いします」などと言うと、仕方ないなという感じでお口を開けてくれます。やはり人間、対話が大事なのですね。ただ、興奮してしまって診せてもらえないなど、患者さんの状態によっては診療が難しかったり、ご家族に協力していただいたりすることもあるので、そこは事前にご理解いただいています。

―印象深い患者さんについてお聞かせください。

摂食嚥下障害で胃ろうの、ある患者さんですね。80代の男性でしたが、その方は歯の治療ではなく、食べる訓練と検査だけで60回くらい通いました。いろいろな訓練方法を教えるのはもちろんですが、喉の奥の動きや食べ物がつかえていないかどうかを経鼻内視鏡で診てもらうために知り合いのドクターの病院へ一緒に行ったりもしましたね。内視鏡検査をした時の画像をそのドクターと一緒に見ながら、患者さんに「首をこっちに傾けたらうまく食べられるかもしれません」とか、「こういう姿勢が良いですよ」「ベッドは30度くらいにジャッキアップした状態がベスト」というようにアドバイスして少しずつ量を食べられるように改善していきました。何年もお付き合いしましたから、やはり印象深いです。

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