全国のドクター9,008人の想いを取材
クリニック・病院 161,455件の情報を掲載(2020年2月26日現在)

  1. TOP
  2. 東京都
  3. 台東区
  4. 浅草駅
  5. 医療法人社団一水会 あさくさ歯科
  6. 小枝弘実 院長

小枝弘実 院長の独自取材記事

あさくさ歯科

(台東区/浅草駅)

最終更新日:2019/08/28

27057 df 1 main 1407805251

浅草駅からしばらく歩くと、皮製品や靴を扱う問屋街が見えてくる。「あさくさ歯科」があるのはそんな下町の雰囲気が漂う通りの一画だ。入り口にはゆるやかなスロープがあり、ベビーカーや車いすの患者もスムーズに入れるように配慮されている。ピカピカに磨き上げられた清潔な院内には観葉植物がいくつも置かれ、心安らぐ空間となっている。「患者さんに喜んでもらえるのが一番楽しい」と話してくれたのは、院長の小枝弘実先生。穏やかで優しい笑顔が印象的なドクターだ。一つ一つ言葉を選びながら丁寧に話す姿に、誠実な人柄がにじみでている。学生時代にはラグビーに熱中していたという小枝先生。そんな学生時代の思い出や診療で心がけていることなど、たっぷりと話を伺った。

(取材日2014年7月9日)

休日も夜7時まで診療し、幅広い患者層に対応

こちらの医院は2010年に開業されたそうですね。

27057 df 1 1 1407805251

ええ。橋場にある「はしば歯科」の分院としてオープンし、私はその翌年から院長を務めています。浅草駅から言問橋の周辺までは歯科医院が比較的多いのですが、それより奥のこの辺りのエリアはまだあまりありません。当院は通りに面したわかりやすい場所にあるので、患者さんにも来ていただきやすいのではないでしょうか。この近くには革製品や靴を扱う問屋さんがたくさんあるのが特徴ですね。患者さんの中にも、そうした問屋さんなど近所で働く方たちがいらっしゃいます。下町の雰囲気が残っていて、5月から6月にかけてのお祭りでは、地域が一体となって盛り上がっているのが感じられますね。人と人との距離も近く、私に対しても皆さん気軽に話しかけてくれるんですよ。

土日も夜7時まで診療をされているとか。

はい。やはり平日に働いている方たちは歯の治療に通うのが大変ですよね。休日も遅い時間まで診療をすることで、そうした方たちにも来ていただきたいと思っています。平日と土日では患者層も変わり、平日はご高齢の方たちやお子さま連れの方、休日は近くのマンションにお住まいのビジネスマンの方たちが多いですね。日曜日には、「急に歯が痛くなった」と言って来られる初診の方も目立ちます。それで気に入っていただいて、そのまま通院してくださる方もたくさんいらっしゃるんです。また、院内はすべてバリアフリーになっていますので、ベビーカーや車いすでも安心して来院していただけます。ベビーカーにお子さんを寝かせたまま診療スペースまで入れますので、お子さま連れの方にも喜ばれていますね。

診療で心がけていらっしゃることはありますか?

27057 df 1 2 1407805251

患者さんの訴えに対して的確に判断をし、適切な対応をすることを心がけています。痛みを訴える患者さんには、まず痛みをとってあげることを第一に考えます。主訴を解決していく中で、だんだんと患者さんとの信頼関係ができてくるものだと思いますからね。できるだけ患者さんの意向をお聞きするようにしていますし、質問しやすい雰囲気をつくるようにしています。体が大きいので……(笑)、威圧感がないように「遠慮なく聞いてくださいね」とこちらからお声がけをするんです。お口の中の状態や、他に治療が必要なところを説明しつつ患者さんとの信頼関係を築き、お互いに納得した上で治療を進めることが大切だと思っています。歯科医師になって26年になりますが、今でも日々反省をしています。反省がなければ伸びませんし謙虚な気持ちで勉強をすることで、患者さんの前では自信を持って診療をすることができるのです。

父の姿を見て歯科医師に。口腔外科を専門に学ぶ

先生はなぜ歯科医師になろうと思われたのですか?

27057 df 1 3 1407805251

父が歯科医師だったので、自分もそうなるのかなという意識はありましたね。子どもの頃は父に歯の治療をしてもらっていたのですが、 治療することに対して恐怖心があったことを覚えています。ただ、そうしていろいろな処置を受けてきたことで、歯科医師になった今、患者さんに対して具体的に説明ができるのは良かったと思います。患者さんの痛みもよくわかりますしね。医学の道に進むことには抵抗はなかったのですが、歯科大学に進む時には少し悩みました。中学・高校とラグビーに熱中していたので、もっとやりたいという気持があったんです。附属高校だったので、チームメイトのほとんどは附属の大学でそのままラグビーを続けられたのですが、歯科大学に行くと自分だけ仲間と一緒にできなくなる。それが寂しかったですね。花園には行けませんでしたが、なかなか強いチームで、2年生の時には県大会の決勝まで残りました。本当は父と、部活は2年生で辞めて受験に専念すると約束していたのですが、決勝に残ったことで「来年こそは!」という思いが強くなり、なんとか3年生までやらせてほしいとお願いすることに。結局は「受験も部活もどちらもがんばる」という条件で父には許してもらったんですよ。

大学は東京歯科大学にお進みになられました。

27057 df 1 4 1407805251

ええ。ちょうど歯科部が6年一貫制になった初年度の学生でした。はじめはいろいろな知識が頭の中にバラバラに入ってきてわからない部分もあったのですが、最終的にそれが組み合わさって全体が見えるようになっていきました。歯科口腔外科を専門に選んだのは、兄が義歯を専門としていたので自分はまた違う分野を身につけたいと思ったのと、ラグビー部の先輩が口腔外科で活躍している姿を見たことがきっかけです。口腔外科は、他の歯科の分野に比べ、悪性腫瘍を含む疾患の数が非常に多いので、診察ではあらゆる病気の可能性を考えなければいけません。そのため自分の中に多くの引き出しが必要になります。歯科口腔外科を専門に学んでいなければ疑うことがなかった病気も、これまでたくさん診てきました。また、大学病院には口腔がんの患者さんもいらっしゃいますので、人の死にも関わらなければならない分野なのです。口の中のがんは肉眼で確認できるので、本来ならば発見は早いはずなのですが、医師が見落としてしまうと死に至ってしまうこともあります。一つ一つの症状をしっかりと見極めていくことが大切です。卒業後、大学院の医局に13年所属し、歯科口腔外科の講座の講師も務めました。今も非常勤講師として講義をしています。

抜歯が得意だからこそ、できるだけ歯を残すための治療を

ご専門の歯科口腔外科について教えてください。

27057 df 1 5 1407805251

歯科口腔外科というと「抜歯に始まり抜歯に終わる」と言われているくらい、歯を抜く処置が多いと思われていますが、実際には抜歯の技術があるからこそ、なんとか歯を残せるようにという努力を最後までしています。そして最後の最後でどうしても歯を抜かなければならない時に、適切に処置をするのです。当院では歯の疾患以外に舌や口の中の痛みに関して、ある程度の治療ができるのも特長です。舌の痛みには、唾液が出にくくなることが原因のものがあります。唾液の量が減り口の中が乾燥してくると、舌がヒリヒリと痛くなります。年齢とともに唾液は出にくくなりますし、向精神薬や血圧の薬の副作用で口の中が乾く場合もあります。舌の痛みだけでなく、唾液の自浄作用がなくなると汚れがつきやすくなり、歯周病などになってしまうので、定期的に歯科医院でケアをされることをおすすめします。

お休みの日はどのようにお過ごしですか?

家でのんびりすることが多いですね。テレビでスポーツ観戦をするのも好きです。スポーツが好きなので、近所を散歩している時に高校野球の予選をやっていたりすると、どこの高校かわからなくても立ち止まって見てしまいます。私も学生時代はラグビーに夢中になっていたので、学生がスポーツに一生懸命になっている姿を見ると懐かしくなるんですよ。去年までは年に一度、医学部・歯学部・薬学部のOBによる7人制のラグビー大会に先輩たちとチームを組んで出場していました。

最後に、今後の展望をお聞かせください。

27057 df 1 6 1407995568

開業して4年、多くの患者さんに来ていただけるようになってきましたので、このまま地域に根ざした医療を続けていきたいなと思っています。お口は消化器の入り口ですから、大事にしていってほしいですね。特に歯周病はケアが重要です。定期的に歯石や歯垢を取り除いていくことで歯は長持ちします。メンテナンスの間隔が空きすぎてしまうと、もとに戻ってしまうこともありますので、できましたら3、4ヶ月に1回くらいは来ていただけると良いと思います。虫歯もそうですが、早い段階で治療ができれば、治療も軽く、期間も短くてすみますからね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療(1本)/25万円~(税抜き)

Access