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山脇 功 院長、山脇 聡 副院長、田丸 美里 副院長の独自取材記事

服部医院

(台東区/新御徒町駅)

最終更新日:2026/04/09

山脇功院長、山脇聡副院長、田丸美里副院長 服部医院 main

1954年に開業し、70年以上にわたり地域の健康を支えている「服部医院」。同院の2代目である山脇功院長、妻の山脇早苗理事長の他、2021年には次男の山脇聡副院長、長女の田丸美里副院長が加わり、4人でチーム医療を実践している。呼吸器内科、糖尿病内科、内科、小児科、アレルギー科を取り扱い、それぞれに専門とする診療分野を持っているのが強みだ。「かかりつけ医として、赤ちゃんから高齢者まで診ています。幅広い症状に対応できるよう、4人で密に連携し、勉強を重ねて質の高い医療を提供いたします」と、力強く話す功院長。その横で2人の副院長がうなずき、時折言葉を補足する様子から、スムーズなチーム医療の一端が垣間見えた。そんな3人に、診療のモットーや今後の展望などを聞いた。

(取材日2026年3月5日)

呼吸器・糖尿病・内科が専門の医師による、チーム医療

1954年創業と伺いました。長い歴史がありますね。

山脇功院長、山脇聡副院長、田丸美里副院長 服部医院1

【功院長】初代院長で義父の服部了司が、夜間診療を始めたことが始まりです。1963年には現在のビルを建て、16床ある有床診療所が完成し、「服部胃腸科 外科医院」として再スタートを切りました。当時としては先進のエックス線撮影装置を導入したり、大学病院から専門の医師を招いて胃がんの手術などをしていたんですよ。時代の流れとともに、入院病棟を閉鎖してクリニックとしてリニューアル。2009年に私が2代目院長に就任し、呼吸器内科を専門に、内科、小児科、アレルギー科と幅広く対応したいという夢を実現しました。2021年には次男の聡と長女の美里が副院長として加入し、医師で理事長も務める妻の早苗と4人体制を整備し、現在に至ります。

2人の副院長の加入は、きっかけがあったのですか?

【功院長】2020年に新型コロナウイルス感染症が流行し、近所の総合病院で院内クラスターが発生しました。そのため、患者さんが当院へ押し寄せたりスタッフが退職したりと大混乱だったのです。私と妻と非常勤の聡だけでは人手が足りず、他の病院で働いていた美里にヘルプをお願いしたのがきっかけです。看護師の業務や医療事務も自ら学んで対応してくれ、院内の仕事がスムーズに進むようになりました。聡も予約をウェブでできるようにするなど新しい風を吹き込んで、院内の雰囲気がぐっと明るくなったのです。そこから本格的に診療フローや役割分担を再設計し、4人体制でやっていこうとなりました。当院は呼吸器内科、糖尿病内科、内科、小児科、アレルギー科を扱っています。最大の強みは、4人それぞれが専門性を持っていること。私と聡は呼吸器、美里は糖尿病、早苗は内科です。

どのような症状の患者さんが多いですか?

山脇功院長、山脇聡副院長、田丸美里副院長 服部医院2

【聡副院長】呼吸器内科では、咳や痰、息苦しさ、胸痛、一般内科は糖尿病などの生活習慣病、小児科は風邪やアレルギーなどです。その他、健康診断で異常を示す数値が出た、睡眠時無呼吸症候群、花粉症や舌下免疫療法などの希望、禁煙の相談もあります。突然の発熱による、当日予約の患者さんも目立ちますね。
【功院長】例えば、「糖尿病なら美里医師しか診られない」ではなく、他の3人も診ながら美里がフォローするような環境づくりをしています。4人があらゆる症状に対応できる体制にして、患者さんを待たせずスムーズな診療に努めています。
【美里副院長】女性医師が2人いるので、女性の排尿トラブルなどの悩みは私や母が担当することも可能です。特に若い女性患者さんは、なるべく私が診るようにしています。

小児科は保護者の不安やニーズに寄り添うことを大切に

聡副院長が、御院で働くことになったのはどのような経緯からですか?

山脇功院長、山脇聡副院長、田丸美里副院長 服部医院3

【聡副院長】幼少期から小児喘息があって、結構苦しい思いをしてきました。クリニックに行くことで、不安な気持ちが安心感に変わるのを感じていました。やがて医師になり、亀田総合病院や同愛記念病院の呼吸器科で重篤な患者さんを多数診療し経験を積みました。2017年から当院で非常勤をしていたのですが、かつて自分が医療に支えられたからこそ、今度は支える側になりたい、そして父を助けたいと思って2021年には常勤になりました。総合病院で教わったことを地域に還元し、当院では呼吸器内科だけでなく内科や小児科なども幅広く診て、かかりつけ医としての意義を父から教わりながら、やりがいに満ちた毎日を送っています。

美里副院長は1歳のお子さんがいるそうですね。小児科の診療には母親の視点も生かされているのでは?

【美里副院長】お子さんと同じ目線になって、症状やつらさを考えるようになりました。また、親御さんの不安やニーズに寄り添うことも重視しています。何に困っているか、保育園に行けるのか、保育園に行かせるための検査をしてほしいのかなど、丁寧に伺って対応することを大切にしています。それだけでなく、ご家族の体調やお子さんの周囲の環境、感染症の流行など、広範囲に目を配ることも必要です。病気の時だけでなく、日頃から親御さんには心配事がたくさんあるので、ワクチン接種や健康診断の時にちょっとした育児相談も受けつけています。生活習慣のアドバイスなどをしながら、健康的な成長をサポートしたいです。

美里副院長は糖尿病を専門とされていますね。

山脇功院長、山脇聡副院長、田丸美里副院長 服部医院4

【美里副院長】糖尿病は完治するものではなく、長く人生に関わっていく病気です。そのため、患者さんの日常生活や背景をよく考えるようにしています。例えば、どんなお仕事か、どのような食生活で、食べるタイミングはいつかなどを伺い、服用しやすいタイミングの薬を提供するといった配慮が欠かせません。また、私自身も妊娠糖尿病を経験し、妊娠中に血糖測定やインスリン治療をしていました。友達との会食など、人付き合いがある中で治療を続けていく大変さは、よくわかるのです。そのため、楽しみを制限するのではなく、続けるための方法を一緒に探すことに注力しています。

総合病院に紹介後も、かかりつけ医として支え続ける

診療のモットーを教えてください。

山脇功院長、山脇聡副院長、田丸美里副院長 服部医院5

【功院長】患者さんの声に丁寧に耳を傾け、意思を尊重してニーズに合った治療を心がけています。検査や治療の必要性を速やかに判断して、わかりやすい説明を心がけ、納得いただいてから治療に移ることも重要です。日々勉強を重ね、診断の精度や医療の質の向上にもこだわり、満足度の高い医療の提供に努めています。
【聡副院長】「自分が患者だったらどうしてほしいか」という視点で、検査や治療の理由を丁寧に説明します。また、「はい・いいえ」で終わる質問ではなく、「どこが一番つらいですか」など、患者さんが答えやすい質問を投げかけて、なるべく会話をして気持ちに寄り添えるように配慮しています。
【美里副院長】患者さんが来院する目的は、症状を抑えたい、検査をしたい、薬だけ欲しいなど、「病気を治すため」だけではありません。患者さんの要望を探り、お応えできるように対応することが大切だと思っています。

読者へメッセージをお願いします。

【聡副院長】当院は、住宅街の中にある地域密着のクリニックです。年代と性別が違う4人の医師が在籍しているので、どなたにとっても話しやすい医師がいると思います。どんなことでも、気軽に相談していただけたらうれしいです。
【美里副院長】医師が4人いると幅広い領域を扱えるので、生後2ヵ月のワクチン接種や呼吸器疾患など、赤ちゃんから高齢者まで幅広い年代の患者さんを診ることができます。当院の歴史も長いので、3世代で通ってくださる方も少なくありません。それぞれのライフステージやその時々の体調に合わせて診療できるクリニックでありたいと思っています。ぜひ、ご家族のかかりつけとして当院をご活用ください。

最後に、今後の展望をお聞かせください。

山脇功院長、山脇聡副院長、田丸美里副院長 服部医院6

【功院長】患者さんは年齢を重ねるにつれて、複数の疾患を抱えることが多いです。そのため、開業医は一つの臓器だけでなく、さまざまな病気を幅広く診られることが大切です。地域の「医療の窓口」として、あらゆる領域に対応し、必要に応じて適切な病院へ紹介いたします。ただし、紹介して終わりではなく、その後もかかりつけ医として関わり続けるのが当院の特徴です。紹介先の病院で受けた病状説明をわかりやすく補足したり、検査結果を一緒に確認したりしながら、患者さんの体調管理を支えていきます。開業以来70年以上続けてこられたのは、患者さんに継続して寄り添い続け、頼りにしていただいたからと自負しています。今後もそのスタンスを変えることなく、地域に貢献してまいります。