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沼田 明 院長の独自取材記事

池袋メトロポリタンクリニック

(豊島区/池袋駅)

最終更新日:2023/08/31

沼田明院長 池袋メトロポリタンクリニック main

池袋駅に直結したショッピングセンターの10階にある「池袋メトロポリタンクリニック」は、内科と婦人科を診療するクリニック。院内には発熱患者専用の外来が設けられており、急な発熱にも対応できる体制を整える。院長の沼田明先生は快活な印象の内科医師で、婦人科を担当する女性医師とともに日々たくさんの診療にあたっている。同院の診療内容と、力を入れているという糖尿病診療、患者へのメッセージなど、沼田先生に話を聞いた。

(取材日2023年8月8日)

駅直結の商業施設内にあり、さまざまな主訴へ対応

開業までの経緯を教えていただけますか?

沼田明院長 池袋メトロポリタンクリニック1

東京慈恵会医科大学を卒業後、第三内科というところで神経内科の診療に従事していました。神経内科は多くのお薬を扱うので、自然とお薬のことには詳しくなり、現在のクリニックでの診療にも生きていると思います。大学病院や、その関連病院に国内留学の形でいくつか勤務した後、2001年に開業しました。もともとここと同じ場所に別のクリニックが入っていて、そこに勤務していた、というのもここに開業したきっかけです。現在はショッピングセンターが入っているビルですが、開業当時はオフィスビルの1室という感じでしたので、患者さんに周知していただくまでは苦労した思い出があります。ですが開院して20年以上たち、今となっては多くの患者さんに来院していただいています。

医師をめざされたきっかけを教えてください。

人に感謝される仕事がしたいと考えている中で、父親が医師だったこともあり一番身近であった医師の道を選びました。また自分自身が組織に長く所属して誰かのもとで働くことよりも、自分自身の考え・取り組みがそのまま形となることに魅力を感じるタイプですので、医師になってからは早いうちに開業したいとも考えました。

急性症状の患者さんも多いんですね。

沼田明院長 池袋メトロポリタンクリニック2

急性の症状、特に風邪の方が多いですね。風邪の方には、幅広い症状に対応して、その人に合ったお薬を処方するようにしており、そこが当院の強みの一つだと考えています。池袋の、それもショッピングセンターが入っているビルにありますから、女性の患者さんが多いです。また駅も近いので、サラリーマンの方も多いですね。仕事帰りの方にも来院していただけるように、20時まで診療時間を設けています。また、池袋という場所柄、海外の方も多いですね。そういった方々には簡易の翻訳機を使って対応しています。一時期新型コロナウイルス感染症の影響で患者さんは減ってしまいましたが、いずれの患者さんも戻りつつある感じです。現在も継続していますが、コロナ禍では豊島区でも早期に発熱患者さん専用の外来を設けました。婦人科も診療しているので、もともと男性用と女性用の待合室を分けていたのですが、半分を発熱専用の外来にすることで対応しております。

患者とのコミュニケーションを重視した糖尿病診療

糖尿病の診療に力を入れていると伺いました。

沼田明院長 池袋メトロポリタンクリニック3

はい。インスリン注射をはじめ、糖尿病に関してはほとんどすべてのことに対応をしています。重症の方はもちろん専門の病院を紹介します。ですが、以前勤務医をしていた頃診ていた糖尿病患者さんに比べると、自発的に来院される方が多いので、比較的軽症の方が多いですね。糖尿病治療では生活指導が重要ですが、ご自分の意思で来院され、なおかつ軽症の方が多いので、そのぶん対応しやすいという印象です。ですが、やはりここでもコミュニケーションに気をつけていることもあります。

どういった部分で気をつけておられるのですか?

糖尿病治療の基本は、食事と運動内容の改善です。ですが、それだけをしっかり患者さんにやっていただくのは、患者さんにとってもかなりの負担だと思います。ですから患者さんの様子を見て、常に寄り添いながら、お薬とのバランスをうまくとって、診療を進めるようにしています。これも勤務医をしていた頃の経験ですが、あまり厳しいことを患者さんに要求すると、治療を拒んで通院をやめてしまう方も中にはおられたのですね。ですから、あまり患者さんに厳しくしないよう、かつお薬も、今までの診療ノウハウでなるべく経済的に負担にならないものを選んでいるというのが、私の糖尿病診療のコツのようなものです。

医師と患者どちらも本気で向き合うことが大切なんですね。

沼田明院長 池袋メトロポリタンクリニック4

当院には糖尿病の患者さんや高血圧などの生活習慣病の患者さんも多く来院していただいています。先ほども言いましたが、慢性疾患の治療において「医院に来なくなってしまうこと」が一番避けたいことです。糖尿病や高血圧など慢性疾患の治療は医師と患者さんの両者が支え合って実施することで初めて改善が見込まれます。だからこそ当院は今後も「厳しくしすぎない」という方針の中でコミュニケーションを大事に患者さんと向き合い続けたいと思っております。

何かしら「困っている」人は気軽に来院を

先生が大事にされている診療方針について教えてください。

沼田明院長 池袋メトロポリタンクリニック5

私が卒業した東京慈恵会医科大学の創立者である、高木兼寛医師の「病気を診ずして病人を診よ」という言葉があります。その言葉のように、病気だけを診るのではなくて、患者さんの背景といった全体像を見ることが私も重要だと思っています。今は医療も病気ごとに専門化が進んでいて、できれば病気ごとに専門の医師に診てもらったほうがいい、といわれていますが、患者さんはそもそもどこに受診していいかわかりませんよね。医療の専門化とは別に、病院に総合的な診療を行う部門などができているのはそういうことを受けてだと思います。ですから、当院のように幅広く患者さんを診て、必要があれば専門の病院のご紹介ができるよう、これからも尽力していきたいと考えています。

病気だけでなく、患者さん自身を診ることが重要なんですね。

現在、医療情報がインターネットなどにあふれていますよね。その中には正しい情報もあれば誤った情報もあるかと思います。そういったものをご覧になってか、「自分はこういう病気だ」と思われて来院される方や、「こういう薬が合っている」と特定のお薬を希望される方もいらっしゃいます。ですが、実際に診察してみるとまったく違う症状や、間違ったお薬の情報であったりすることもあり得ます。そういった時は患者さんのお話をすぐに否定するのではなく、コミュニケーションをじっくりととって、ご理解いただけるようにお話しします。また今後はホームページやSNSなどで患者さんにわかりやすく医療のことを知ってもらえるような情報発信をすることを考えています。

最後に、患者さんへのメッセージをお願いします。

沼田明院長 池袋メトロポリタンクリニック6

糖尿病を得意として診ている部分はあるのですが、基本的には内科と婦人科を診療しているクリニックとして、とにかく何か「困っている」方に来ていただければと思います。幅広い病気を診てきた長年の経験がありますので、まずはご相談いただいて、必要な治療をし、専門性の高い医療が必要でしたら適切な病院を紹介させていただきます。先ほどもお話ししたように、ご自分の症状でどこに相談していいかわからないという方も、お気軽に来院していただければと思います。

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