慈愛病院

吉田勝俊 理事長

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外来では、かかりつけ医として何でも診療し、住民の健康を守る

―看護師などスタッフの考え方も、急性期病院のスタッフとは違っていますか。

当院の看護師や介護職員は、最後は患者さんを看取ることまで含め、 長い入院生活を支える看護や介護を提供することを第一に考えています。それは、決して高度に専門的知識が必要とされる看護ではありませんが、例えば、「身体抑制をしない」、「褥瘡をつくらない」、「摂食嚥下障害があっても安全にご飯を食べていただく」など、入院中の生活の質(QOL)を高めるための大切な看護と介護です。10数年かけて、皆がこうした考えで動く組織風土にしてきました。当院では、看護師、介護職、栄養士など全職員を対象に高齢者医療やケアについての勉強会を定期的に開いています。例えば、食べることの意義や仕組み、認知症や胃ろうの問題について、入浴や排せつケアの大切さ、さらには人間の尊厳や倫理についてなど、高齢者をお世話する上で知らなければならないことを、基本から学んでいます。

―理事長・院長として多くのスタッフをまとめ、病院を経営していくのは大変なのではありませんか。

全体で80人強のスタッフがいますが、それぞれの部署は小さな所帯ですから、顔の見える関係が築けています。2カ月に1回は各部門のスタッフと問題点を話し合ったりしますので、意思の疎通はできていると思います。看護介護部は約30人の大所帯でほとんどが女性ですから、私だけでは管理や指導が行き届きませんが、そこは看護師長がしっかりとスタッフの思いをくみ取って、まとめ役を果たしてくれています。常勤の女性医師も働く女性職員たちの思いをうまく汲み取ってくれています。看護と介護が中心の病院ですから、女性のリーダーがしっかりしていることが強みだと思っています。環境が厳しくなっていますから、小さな病院の経営者としては苦労が絶えないのですが、医師としてはとてもやりがいを感じています。いろんな病気の人、いろんな人生を過ごしてきた人と出会えて、喜びも悲しみも一緒に経験します。毎日がドラマチックです。

―外来では、どんな診療をされているのでしょうか?

一言で言えば、かかりつけ医です。一般内科、消化器内科、外科、肛門外科、乳腺外科、皮膚科、アレルギー・リウマチ科など多数の診療科がありますが、一般の診療所と同じように、かかりつけ医として地域の皆様の健康管理をしています。皮膚科やアレルギー・リウマチ科は専門医が非常勤で診療していますが、私を含めて3人の常勤医師は基本的に何でも診ます。私は、もともとは消化器疾患の専門医ですが、ここへ来てから一般内科、乳腺外科など幅広く勉強しましたので、検診マンモグラフィ読影認定医などの資格も持っています。だから専門の外来が集合した総合病院とは少し違います。3人の常勤医がそれぞれの専門性を生かしながら、かかりつけ医として診療しています。もちろん、同じ病院なので互いに相談もしますし、自分たちで治療できない疾患なら急性期病院に適切に紹介します。ちなみに1929年生まれの父も週1回、外来で診療しています。この地域で約50年、医療を行ってきましたので、どうしても父に診てほしいという患者さんがいるのです。



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