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打越 訓 院長の独自取材記事

ウテツ・デンタルクリニック

(千代田区/飯田橋駅)

最終更新日:2019/08/28

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飯田橋駅から近くて、レストランやショップが集まる飯田橋プラーノモール内にある「ウテツ・デンタルクリニック」は、患者にとって通院しやすく利便性の高いクリニックだ。院長の打越訓先生はさまざまな診療科目に精通している歯科医師なので、一般歯科をはじめ、ほとんどの診療内容に対応しているのも嬉しい。そんな打越先生は子どもの頃から物を作ったり直したりする作業が大好きだったそうで、その手先の器用さは歯科医師の仕事だけでなく、日常生活での電化製品や家具修理の際などにも役立っているという。また、クリニックの公式HPでは院長のプロフィール写真に、自宅で飼っている愛猫と一緒に写っている写真を掲載しているためか、猫好きの患者も多く、診療中に猫の歯の相談も受けることがあるとか(笑)。動物好きで、優しい笑顔が印象的な打越訓先生に、診療内容からプライベートに至るまでいろいろなお話を伺った。
(取材日2012年8月2日)

祖父から続く3代目の歯科医師。学生時代はスポーツの分野でも活躍

先生は3代目の歯科医師だそうですね。

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僕は青森出身なんですけど、実家は祖父の代から歯科医院を営んでいたんです。残念ながら僕が生まれた時には祖父は既に他界していましたが、父が跡を継いで開業を続けていました。子どもの時は診察室の外から父が診療している姿を時々のぞいたりしていたんです。子どもって特にそうですが、みんな歯医者を怖いと言うでしょう? でも僕は物心つかない頃から歯を削る音、器具や薬、昔の歯医者の独特な匂いに慣れ親しんでいたせいか恐怖心は全くなく、むしろ診療室に入って器具を見たり触ったりするのが楽しかった記憶があります。父もそれを注意することもなく、使い方を教えてくれたりしましたよ。もしかしたら、僕を歯医者にしたいという気持ちがあったのかもしれませんね。

先生ご自身も、子どもの時から将来は歯科医師になりたいと思っていたのでしょうか。

子どもの頃から工作や、物を作るのが大好きだったんです。プラモデルなんかも、完成したものをわざと壊してもう一度組み立てるとか、そんなことを2、3度繰り返すような子どもでしたね。ある時、父から工作用の機械の使い方を教わったらますます物作りや修理が楽しくなってしまい……いつも見ている父の仕事に似ているところもあったせいか漠然とですが「僕も歯医者になるのかなぁ。」と思ったことはありました。人が面倒くさがるような細かい作業も好きでしたし、その後小学校の文集にも、「将来の夢は歯医者になること」と自然に書いていましたね。それを担任の先生が喜んでくれたことはよく覚えています。その先生は僕が小学4年生の時に定年を迎えて退職されたのですが、最後に握手したとき、「立派な歯医者になってください」とおっしゃって下さいました。そんなふうに背中を押されたこともあって、子どもながらに「これはもう歯医者になるしかないな。」と思いましたね。

学生時代に夢中になっていたことは?

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中学で陸上部に入りました。大会で当時の110Mハードルの地区記録を塗り替えたんです。それで高校でもハードルを続けようと思っていたのですが、身長が伸びすぎてしまったんです。ハードルという競技は身長が高すぎると歩幅が合わなくなって小走りになってしまうので走りづらくなるんです。ちょうど良い身長というのが180cmくらいでしょうか。僕は当時185cm以上あったので、ハードルが合わなくなってしまいました。ちなみに今は192cmですので、もう跳べませんね。ハードルの後は走り幅跳びに転向して東北大会に出場したり、中学・高校は陸上に明け暮れていました。その後、大学進学と同時に上京、祖父、父の母校でもある日本歯科大学に入学しました。陸上には限界を感じていたので他のスポーツを、と思っていたところに身長で買われたのでしょう、ほぼ無理矢理な勧誘でバスケットボール部に入部しました。歯学部時代の6年間はバスケ、バスケ、の毎日でしたね。でも主将を務め、歯学大会で優勝できたことは今でも良い思い出です。

本格的な矯正治療以外はすべて得意分野。そのために自ら専門治療を修得

開業するにあたってこの場所を選ばれた理由をお聞かせください。

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実は自分でこの場所を探したのではなく、たまたま知人が紹介してくれたんです。「開業するのにピッタリな場所があるんだけど、興味があれば見てみない?」って。元々開業の意思が強かったわけではないので最初はピンとこなかったんですけど、大学を卒業してから16年ほど勤務医を続けて経験も知識も積んできたし、学生時代から慣れ親しんできた飯田橋で、しかも駅から近くて良い場所だったので、よしやってみようという気になりました。何よりも心強かったのは、数年前に歯科医師を引退した父が「頑張ってみろ。」と言ってくれたことです。患者さんは周辺にお住まいの方も多いのですが、勤務医時代の患者さんがインターネットなどで調べてわざわざお仕事帰りや遠方から通って下さったりもします。海外在住の患者さんもいらっしゃいます。スイスやイギリス、シンガポール、オーストラリアとさまざまな国から「来週一週間日本に帰るので、メインテナンスお願いします。」とかご連絡いただいたり。時々海外の歯科医療の様子も聞けて面白いですね。あとは僕はよく飲みに行くのですが、行きつけの店やワインバーで知り合った方も来てくれたりします。もちろん、飲みに行って最初から職業を名乗ったりはしませんが、ワインや食の好みで意気投合して色々話すうちに「ウテツ君、歯医者だったの!?今度ちょっと診てもらいたいんだけど。」なんて話になって、今では患者さんでもあり、よき友人である方達もいます。

診療科目が多いですが、先生のご専門は?

特に専門領域を学んだというわけではないのですが、逆に言うと本格的な矯正治療以外ならすべて得意分野とお話ししています。矯正治療に関しては、大阪まで行って学びました。JIADS(ジアズ)というスタディーグループがあって、これはThe Japan Institute for Advanced Dental Studiesを略したものですが、実践に基づく高度な知識・技術を学べるところで、ここではペリオと補綴などを中心に、専門知識を極められるセミナーなどを行っています。矯正治療について学べるコースもあったので、迷わず受講を決めました。JIADSは東京支部もあるんですが、矯正のコースは大阪支部でしか行っていないので、朝早くに起きて新幹線に乗って半年間通いました。向上心のあるドクターたちが集まってくるので、とても刺激になりましたね。また、法善寺横丁にいいワインバーを見つけてしまい、セミナーが終わるとそこでゆっくり飲むのも楽しみでした。

なぜ大阪まで半年も通って専門知識を身に着けようと思われたのでしょう。

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今から本格的な矯正治療ができる技術を身に着けるには大変な時間がかかってしまいますし、そもそもそれが目的ではありませんでした。自分もある程度の矯正の知識・技術を身に着けた上で、矯正治療の良し悪しを見極める目を持ちたかったのが一番の理由です。患者さんにとって最善の治療をするために幅広い知識と経験を持つことは必須ですし、そういった意味でもこの受講は大変有意義でした。インプラント治療なども何かと話題になったりしますが、自分でやったこともないのに批判する方もいますけど、何事もまず自分の目で確かめて、自分の手でやってみなければ分かりませんからね。診療科目として掲げる以上、自分がしっかり勉強して経験した上でその治療の必要性、良し悪しを判断できるようでありたい。質の高い医療を提供するために、勉強することはまだまだ山ほどありますけどね。また矯正治療ではすごく良い出会いがありまして。僕と同時期に開業した先生で、時々お互い診療の相談もしたり、頼りになる心強い専門ドクターです。ここへ来る患者さんで本格的な矯正治療が必要な方には、その先生をご紹介させていただいています。

治療の時間や期間を短くして、患者の負担を減らしていきたい

趣味についてお伺いしたいのですが。

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ゴルフが一番好きなんですが、音楽など芸術分野にも興味があります。学生時代にクラシック音楽を専攻していた家内の影響もありまして、最初はオペラを観ましたがこれは言葉を理解しようと思ったら難しくて。それで今度はバレエを観たらこれが面白かったんです。バレエが芸術に興味を持ったきっかけですね。最近ではオーケストラやピアノのリサイタル、歌舞伎も楽しむようになりました。芸術分野で活躍している人もそうですが、才能があって、それを生かして職業としている人達に魅力を感じます。それに華やかな舞台でもそれは一人では成立しないものばかりですよね。そこにはいろいろな人の協力があるわけで、縁の下の力持ちとなって支えている人たちも含めて舞台全部を観たいという思いがあります。治療している時は基本的に一人でも、歯科医も自分だけでは出来ません。スタッフとともに協力しながら患者さんに良い医療を提供するという意味では、どこか通じるものがあるかもしれません。

健康管理などで実践されていることはございますか。

今は体力がないのでゴルフしかしていませんが、平均年齢が僕よりちょっと上くらいの野球チームにも入ってますよ。開業してからはあまり参加出来ていないんですけどね。あとこれは健康管理といえるのか分かりませんが、クリニックの休診日である第1と第3土曜日に他のクリニックで診療しています。7、8年くらい前から毎週土曜日だけ勤務していた医院なんですが、そこの院長に月2回でもいいから引き続き来てくれと言われまして。自分でも開業しましたし、最初のうちだけ手伝って、そのうち後任のドクターも入るだろうなんて考えていたのですが、開業してみるととかく自分だけの世界になりがちなんですよね。だからたまに他のところで診療するとリフレッシュにもなっていいな、なんて思って今も続けています。診療については、当たり前のことではありますが、良い治療をしたいですよね。いろいろな患者さんがいらっしゃいますから、中には難しい技術や手の込んだ治療を必要とする症状もあります。しかし、どんな状況でも患者さんのために最善を尽くすこと。これは最初から変わらず、一貫してやってきていることです。

読者へのメッセージをお願いします。

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ここでの治療は時間、期間をできるだけ短くすることを心がけています。治療が長引けば、何度も足を運ばなければいけないので、患者さんにも負担になります。難しい治療を難しくやるのはわかりやすいのですが、それをさらっと簡単にやるのは意外と大変なことなんです。そういったことは患者さんには伝わりにくいので、ちょっと悔しいところでもありますが(笑)、ただ、わかってくれる方もたくさんいらっしゃって、そうした患者さんがついてきてくださってるんだと思うんですよね。ここには3台の診療ユニットを設置してありますが、3台それぞれ形や大きさが違うんです。患者さんは体格のいい方もいればお子さんもいますから、体型などに合わせて選べるようにと考えて導入しました。患者さんも座ってみてから「あ、今日は違う椅子だね」と言ってくださる方もいますし、気分なども変わると思います。あと、僕は患者さんに対してけっして怒ったりはしないので、安心してください。皆さん、痛くて治療に来られるのに、怒られたりしたらイヤでしょう。ただでさえ歯医者へ行くのは怖いというイメージがあると思うので、これからも患者さんには笑顔で接するようにしたいと思っています。

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