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奥村 明彦 院長の独自取材記事

おくむら整形外科内科クリニック

(港区/田町駅)

最終更新日:2022/10/12

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田町駅から徒歩5分に位置する「おくむら整形外科内科クリニック」は、整形外科・内科・リハビリテーション科を標榜するクリニックだ。院長の奥村明彦先生は1986年杏林大学医学部を卒業後、同大学の整形外科教室に入局。大学病院などで経験を積み、日本整形外科学会整形外科専門医を取得。2003年に父が院長を務めた「奥村診療所」の隣に同院を開業した。父の引退後、2014年には奥村診療所の敷地までクリニックを広げ、準備期間を経た2017年頃から運動器リハビリテーションを本格始動した。同院には、近隣住民や周辺で勤務する人、学生など幅広い年齢層が受診する。今回は、奥村院長に開業の経緯や診療において心がけていること、今後の展望などについて語ってもらった。

(取材日2022年7月13日)

父の背中を追って整形外科の医師として開業

もともとあったお父さまのクリニックの隣に開業したと伺いました。

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はい。2003年の開業当初は今の半分の面積で開業し、隣に父親が院長を務める「奥村診療所」がありました。この地に開業した理由は、私が開業する当時、すでに父が引退を考える年齢で、いずれこの土地が空くかもしれないと聞いていたからです。私の地元であるここ港区は、もともと整形外科を標榜するクリニックが少ない地域だったので、「整形外科の医師として、地元であるこの港区に恩返しがしたい」という想いがあったんです。父が引退した後は、「奥村診療所」の敷地を受け継ぎ、2014年に現在の建物へ改装しました。

医師になったのもお父さまの影響が大きかったのでしょうか。

そうですね。もともと親戚にも医師が多い、いわゆる「医師家系」ではあったのですが、特に父が診療する姿はよく見ていましたから、子どもながらに「手伝ってあげたい」と思っていました。整形外科の医師になったのも、同じ整形外科の医師であった父の影響はあるかもしれません。そのほか、研修医時代に患者さんが元気になって帰っていく姿を見て、「整形外科っていいな」と惹かれた部分もあります。開業医になってからは父のように、地域のかかりつけ医として幅広い診療を行える医師になりたいと思ったので、整形外科以外の診療にも積極的に取り組んできました。

こちらを受診する患者さんの特徴について教えてください。

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学生さんから近隣にお勤めの方、地域住民の方まで老若男女幅広い世代の患者さんがお越しになります。港区はもともと住民が少ない地域ですが、大学やオフィスなどが多く日中は非常に活気がある地域です。授業や仕事の合間、帰宅途中などに受診してくださる患者さんが特に多いですね。また、地域住民の方とは非常に長いお付き合いができていると感じます。父の「奥村診療所」に通っていた患者さんが今でも通ってくださっているのは、とてもうれしいです。主訴については、やはりオフィスが多い地域なので、腰や肩、首の痛みなどオフィスワークでありがちな症状が多いですね。

患者の声に耳を傾けて一人ひとりに合った治療を提案

先生が診療で心がけていることは何ですか?

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患者さんの話をよく聞くことですね。これまでさまざまな診療科を経験してきましたし、この地で開業医として20年間多様な診療を経験してきましたが、やはり自分の思うベストな治療を提案するためには、患者さんへの問診は非常に大切だと思っています。例えば整形外科的な診療の場合、けがであれば、けがが生じた経緯を伺うだけでもおおよその診断や治療方針を決められることもあります。しかし腰や肩、首の痛みなどの症状の場合は、長年の生活習慣などが原因となっていることがほとんどなので、日頃患者さんがどんな生活を送っているのかを詳しく伺わなければなりません。そのため、ときに診療時間が長くなってしまうこともあるのですが、患者さんの話をしっかり伺い、きちんと診断をした上で、一番良い医療を提案することを常に意識して診療にあたっています。

2014年の改装から運動器リハビリテーションに力を入れていると伺いました。

はい。医療の進歩とともに、日本では2006年から「運動器リハビリテーション」が導入されました。運動器リハビリテーションとは、筋肉や関節といった体を動かす機能の改善をめざすためのリハビリテーションです。特に港区は整形外科を標榜するクリニックが少なく、運動器リハビリテーションを行える環境が少ないことが明らかだったので、ニーズも高いと思い積極的に取り入れることを決意しました。現在、午前中は近隣にお住いのご年配の方が、夕方以降は働き世代の方が多くいらっしゃっています。特にご年配の方のリハビリテーションへの意欲が高く、担当の理学療法士と熱心に取り組んでいる姿を見ると、取り入れて良かったなと心から感じます。当院には全部で4人の理学療法士が在籍しており、運動器リハビリテーションのほか、自費診療としてパーソナルトレーニングも実施しています。理学療法士は、皆勉強熱心で明るく元気。すごく信頼しています。

スタッフの育成で心がけていることは何でしょうか。

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当院の理念として「おもてなし 信頼感 研鑽」を掲げていますので、この3点についてはスタッフにも理解していただくようにしています。やはり、患者さんとの信頼関係は医療の現場において欠かせませんし、より良い医療を提供するためには個々人の日々の研鑽が大切です。私はもちろんのこと、スタッフにもこの点を心がけて患者さんに向き合うよう伝えています。その他はスタッフが自主的に動いてくれることが多いので、あまり細かい指摘をしたり、指導をしたりすることはないですね。

腰や肩、首の痛みを感じたら速やかに受診してほしい

勤務医時代の思い出や、現在役に立っていることについて教えてください。

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大学病院で勤務していた頃は「腫瘍班」といって、整形外科の中でも骨腫瘍や軟部腫瘍を専門に診療するチームに所属していました。骨腫瘍や軟部腫瘍はまれな病気なので、学んでおくことで以後役に立つことがあると感じたんです。また骨腫瘍や軟部腫瘍の診療には内科的な側面もありますので、問診の取り方や患者さんとの関わり方という点でも勉強になりましたね。そのほか、大学病院では他の研究班で関節や脊髄の病気についても勉強させてもらえたので、整形外科の医師として基本的な部分を鍛えることができたと思っています。

開業医になって20年で学んだことは何ですか?

教科書では学べない、さまざまなお悩みや症状があるということを知り、今でも毎日が勉強だと思っています。患者さんに日々学ばせていただいているという感覚ですね。例えば、勤務医時代は捻挫や靭帯損傷といったよくある疾患を診る機会が少なかったんです。これらの疾患は開業医になってからよく診るようになったのですが、やはり一人ひとり状況は違って、教科書どおりの治療ではうまくいかないこともあります。たくさんの患者さんを診療することによって技を磨いてきたという気持ちが強いですね。また、教科書にはないような、見たこともない症状にお悩みの患者さんがいらっしゃることも多いです。ですから、やはり患者さんのお話をよく聞いて、型にはめるのではなく一人ひとりに合った治療を検討することが大切ですね。もちろん、必要に応じて大学病院や総合病院へのご紹介を提案することもあります。

最後に読者へのメッセージをお願いいたします。

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腰や肩、首の痛みは長く我慢してしまう方も少なくありません。しかし長く我慢してしまうと、痛みがいつから始まったのかすら忘れてしまう方もいますし、調子が悪くなった場所をかばうために体全体にしわ寄せが来てしまうこともあります。ですから、少しでも「おかしいな」と感じたときは、ぜひ整形外科に足を運んでいただきたいです。当院では、診療はもちろん日頃取り入れやすいストレッチなどもご紹介していますので、少しでも取り入れていただくことで、患者さんに健康的な毎日を送っていただけたらと思っています。当院では予約制を採用していますが、急な体調不良の際は予約なしでの受診も可能です。お待たせしてしまうこともあるかと思いますが、まずはお電話でお気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

パーソナルトレーニング:20分3000円~(要相談)

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