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中溝 裕雅 院長の独自取材記事

中溝クリニック

(港区/浜松町駅)

最終更新日:2019/11/15

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JR浜松町駅から徒歩6分。浜松町ビル4階にある「中溝クリニック」は、近隣のオフィスで働く人たちのかかりつけクリニックだ。中溝裕雅院長は消化器内科が専門で、2019年5月まで慶應義塾大学病院で内視鏡検査にあたっていた。「当クリニックでの内視鏡検査はあくまでも診療の一環という位置づけ。患者さんの話を聞く中で、本当に必要と判断した場合に行っています。皆さん忙しいお仕事の合間を縫って来てくださるので、診療ではスピード感を大切にしています」と中溝院長。何か異常が見つかれば迅速に病院に紹介するなど、一次医療機関としての役割を抜かりなく行うことが町のホームドクターとして重要だと考えている。そんな中溝院長にクリニックの特徴や診療内容などについて話を聞いた。
(取材日2019年10月17日)

診療の一環として内視鏡検査を実施

こちらの開業の経緯を教えてください。

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このクリニックは私の父が1987年に開業しました。父はそれまで港区にある大型多機能ビル内の医療機関に勤務していたのですが、そこは検診施設のような位置づけで、病気を治すための診療は契約上できなかったそうです。そのため、患者さんを診療したいとの想いでここに開業したと聞いています。今でこそオフィスビル内のクリニックは数多いですが、開業した当時はまだ珍しかったと思います。父が他界した後、代診の先生が診療を続けてきましたが、2005年頃から私が院長として診療を始めました。診療スタンスも先代と同じで、近隣で働く方たちのホームドクターとして、スピード感を持って診療することを大切にしています。

先生が医師を志したきっかけと、これまでのご経歴について教えてください。

正直に言いますとやはり父の影響が大きかったと思います。特にこの仕事以上にやりたいことも見つからなかったですし、父の背中を見て育つうちに憧れに変わっていったのだと思います。慶應義塾大学病院の内科医局に入局した後消化器内科に進み、現在に至っています。今年の5月までは週に1回慶応義塾大学内視鏡センターに勤務していました。消化器内科を選んだ理由は、対象となる臓器が多彩であるということ、そして疾患も多岐にわたっているからです。消化器の疾患にはがんもあれば感染症や生活習慣病関連のものもあります。消化器内科はジェネラルの中心的な医療だと思い、それだけやりがいもあると感じたのです。

こちらの診療内容について教えてください。

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標榜している科目は内科・消化器内科・眼科です。内科は風邪やインフルエンザなどの一般的な急性疾患や生活習慣病など幅広く診療しています。消化器の内視鏡検査は私の得意分野ですが、診療の一つの手段であってそれだけが目的というわけではありません。患者さんの話を聞く中で本当に必要と判断した場合に行っており、あくまでも診療の延長線上にあるものと思っています。忙しい患者さんにとってはわざわざ大きな病院などに行かなくてもクリニックで内視鏡検査を受けられる点もメリットの一つだと思います。食道・胃の上部消化管と下部消化管、両方の検査を実施しており、入院を含めた治療が必要な場合、大規模病院に紹介しています。眼科に関しては、第2・第4の木曜午後に慶應義塾大学病院の医師に来てもらって診療をしています。

診療はスピード感を重視。病院への紹介も迅速に

こちらでは航空身体検査を行っているそうですね。

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はい。当クリニックは国土交通省の検査指定機関となっており、私が仕事をしていく上で一つの柱となっています。パイロットは航空法によってこの検査が義務づけられており免許更新の時にも検査が必要です。航空身体検査はもともと先代が行っていたもので、私が継続して行っています。

ふだん診療で心がけているのはどんなことですか?

当クリニックは特に予約制を取っているわけでもなく、患者さんが集中する時間帯とそうでない時間帯があります。その患者さんが集中した時にいかに待たせずに診療を進めるか、その点に気を使っています。近隣のオフィスで働いている方たちが、忙しいお仕事の合間を縫って薬をもらいに来るといったケースが多いですから、いかに時間をかけずにスムーズにスピード感を持って診療するかが重要です。ホームページを開設していなかったのも、近隣の方々の紹介で来られることが多いからです。また、診療では正しい診断を行い、速やかに専門医のいる病院を紹介することを心がけています。

その提携している病院はどのような病院ですか?

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慶應義塾大学病院、東京慈恵会医科大学附属病院、東京都済生会中央病院、国際医療福祉大学三田病院、北里大学北里研究所病院などです。私が慶應義塾大学の医局出身ですので、消化器系は慶應義塾大学病院に紹介することが多いですね。あとは患者さんの病状によってそれぞれ適切な専門の医師のもとに紹介しています。病気が見つかった時が治療の開始時ですし、患者さんも仕事で忙しいですから、とにかくスピーディーに紹介し、スピーディーに適切な治療を行ってもらうようにしています。病院で手術など受けた後、当クリニックに戻ってきてくださる患者さんが多いです。

近隣のオフィスワーカーたちの気軽な相談相手に

患者さんへの接遇で何か工夫していることはありますか?

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診療では、やはり結果が一番重要だと考えています。「言葉数は少ないけど技が良かった」とか、「要所、要所で重要なポイントを話してくれた」などと感じていただけるようなことを自分の中で見出すようにしています。患者さんは人それぞれですから、患者さんに合わせながらお話ししています。そして何より一番大切にしているのはスピード感ですね。スピーディーであること、それが一番求められると思います。また、それ以外の点では、クリニック前を通りがかって中を覗いている方に、「どうぞ」と声をかけたり、診療とは関係なく待合室で一緒にスポーツの試合を観戦したりすることもあります。「クリニックっぽくない」というのもコンセプトの一つですね。

最後に今後の展望と読者へのメッセージをお願いいたします。

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近隣の会社や個人の方々から「何かあればあそこに行けばいい」と信頼していただけるクリニックでありたいと思います。そしてスピーディーな診療、スムーズな診療をこれからも続けていきたいですね。先代もそのような診療を行ってきており、当クリニックはあまり今風な雰囲気ではありませんが、同じスタンスで近隣オフィスで働く皆さんの健康維持に寄与していきたいと思います。ご自身ではわからないことや不安に思うことがあれば、相談相手としてぜひ受診していただきたいですね。健康診断の結果をうのみにするのではなく、違う目線で見ればまた違う結果になることもあります。異常なしという結果でも、単年では異常がないかもしれませんが通年で見れば異常が発見されるかもしれません。クリニックは病気を治す、治癒をめざすことが一番の目的ですから、何か心配なことがあれば気軽に相談に来てください。

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