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富田 望 院長の独自取材記事

富田歯科医院

(港区/内幸町駅)

最終更新日:2019/08/28

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新橋駅烏森口より徒歩5分。働く世代が足早に行き交うオフィス街のビル2階に「富田歯科医院」はある。直線的なデザインのインテリアとオレンジ色のダウンライトで彩られた院内は、10年の時の経過を感じさせない斬新でおしゃれな空間だ。院長の富田望先生は、徹底した原因究明からそれぞれの症状に合わせたベストな治療、将来のリスクをも見越した術後管理までのトータルケアで、患者を真の「口腔健康」へと導くことをめざしている。「患者さまに新鋭の技術を提供したい」との思いから休日も勉強会に通う謙虚で誠実な院長に、たっぷりと話を聞いた。
(取材日2016年11月29日)

働く世代をしっかりサポートするため、柔軟に対応

素敵な医院ですね。内装にかなりこだわられたのではないですか?

ありがとうございます。温かみのある雰囲気にしたかったので、ダウンライトを活用しています。最近ではこういう感じも増えましたが、10年前に開業した頃は、歯科医院といえば白色の蛍光灯が一般的でした。もちろん診療室では口の中の色をきちんと再現する必要があるので、従来の蛍光灯を使用しています。受付は丸みを帯びたデザインが主流でしたがインパクトを考えて直線のものにしました。いろいろ希望をくんでくださった内装業者さんに感謝しています。とはいえ、やはり見た目のおしゃれさより「安全」にこだわった部分のほうが多いんですよ。

具体的に教えてください。

開業当初からマイクロスコープと歯科用CTを導入しています。これは、車でいうとナビゲーションシステム。従来の平面レントゲンでは医師の経験による「勘」に頼るところが多かったのですが、マイクロスコープとCTがあると実際目で見て病巣も把握できるので、安全な治療には欠かせないと思っています。また、歯科用CTは一般的な医科用CTと比べると被ばく量が格段に少ないといわれていますので、その面でもご安心いただけると思います。それから、これは他の院も同じだと思いますが、院内感染予防のため、治療に使用する器具はすべてオートクレーブ(高圧蒸気減菌器)で滅菌し、オートクレーブの使えないゴムの部分には、薬剤消毒とガス滅菌を併用するなど徹底するよう心がけています。

開業するのにこの場所を選ばれた理由は?

父が虎ノ門で弁理士をやっていて、この辺りは幼少の頃からなじみがあったからです。それと、第一線で活躍されている方々の助けになれればなと漠然と思っていたところに、業者さんからこういう物件があるとお声をかけていただき、縁があってこちらに決めました。

お勤めされている患者さんが多いことで、特に配慮されていることはありますか?

1時間半~2時間程度時間がとれる日があり、患者さまご自身が希望されるのであれば、「集中治療」に対応しています。1度のご来院で複数の治療を済ませることで来院回数を少なくすることができます。「来月から海外赴任なので、今月中になんとかしてほしい」といった緊急のご要望にもできる限りお応えできるよう努力しています。ただ、実際はお仕事が終わった後に来られる方が多く、疲れていらっしゃる患者さまも多いので、集中治療というより限られた時間の中でできるだけ多くの治療をさせていただく、そんな感じですね。

対症療法で終わらず、原因を突き詰めて根本的な解決を

患者さんとコミュニケーションを取る上で、他に気を付けていらっしゃることは?

車に例えると、患者さまと私どもで両輪になって進んでいくというのが私の治療スタイル。歯科治療は特殊で口の中のことはわかりにくい。それを患者さまに理想的な状況を含めて、今の状況、そして治療方法を事細かに説明いたします。私がいつも心がけているのは、一方通行になるのではなく、患者さまに必ず納得していただいて気持ち良く治療を受けていただくこと。歯科治療は場合によっては何年もかかることもあるので、時々患者さまの肩をたたきながら「一緒に頑張りましょう」という話をし、進んでいきます。

今一番多く見られる症状は何ですか?

症状は痛みや腫れなどさまざまにあるのですが、原因が「噛み合わせ」である場合が多いと感じます。例えば受け口の人、上の顎が極端に前へ出ているといった患者さまは、前歯が出ている分だけその上下の歯の接触がない。逆に奥歯の上下には強い接触がある。そういった方は丁寧に歯磨きを頑張っても虫歯になりやすい状態にあります。そういう患者さまは単に虫歯の治療を行ったとしても、残念ながらまた虫歯になってしまう可能性が高い。根本的に解決するには、矯正などで噛み合わせを治す必要があると思います。ついでに申し上げると、どんなトラブルも「原因究明」が重要。どうしてそこが虫歯になってしまったのか、詰め物が取れてしまったのかという部分をはっきりしないで治療だけ進めると、また同様のことが起こる可能性が残ります。

噛み合わせは矯正でしか治すことができないのですか?

いいえ、歯科治療用マウスピース(スプリント)を使う方法もあります。応急処置的ではありますが、トラブルが少ない方法で当院でも結構使っています。例えば、先週入れた詰め物が取れてしまったと訴える患者さまがいらっしゃいます。受け口などと違ってパッと見ではわからないですが、そういう方も何らかの噛み合わせトラブルであることが多い。その場合患者さまに噛み合わせが原因で取れてしまったことをお伝えしてやり直しますが、単純に詰め直すだけではまたとれてしまう。そういったときに歯科治療用マウスピースが役立ちます。このマウスピースは型を取って入れるだけで手軽ですし、就寝時だけの装着で患者さまの負担が少なく、保険も適用されます。

原因を究明し、先の先まで見越したトータルケアを提供

噛み合わせ治療の他に特に力を入れていらっしゃることはありますか?

力を入れているのは、「すべて」です。お口の中はひとつの単位。例えばインプラントを入れることになったとしましょう。その患部の前後の歯に根っこの病気があったら、インプラントが将来的に根尖病巣(こんせんびょうそう)の恐れがあるので根管治療を極めなければいけません。あとはトータルバランス。よくあるケースが、「ただ単に」歯がなくなった個所にインプラントを入れても、なくなった原因がそこに潜んだままなので、何年かするとまた同様のトラブルが出てきてしまう。なので、矯正治療も念頭に入れ「噛み合わせ治療」をしなければいけません。きちんとした噛み合わせ治療のためには、必要であれば根管治療や歯周病治療も行わなければいけない。結局「すべて」になってしまうのです。

先生にとって「歯科医師」の魅力は何でしょうか?

医療は科学なのですが、そこに「技術」が必要になってくる。その両方をバランス良く使って1人ですべて対応できるというのが魅力です。内科や外科の医師の場合は大きい施設でないと1から100まで1人の先生がすべてに対応するのは難しいと思うのですが、歯科医師はある程度の規模でも状況によっては可能なんです。あと、例えばインプラントは顎の骨がしっかりあるところは、昨日大学を卒業したばかりの先生にもできると思いますが、けれどもそういう患者さまはいらっしゃらない。骨がなかったり歯茎がやせていたりとさまざまです。なので、いくつもある顎の治療の中からひとつを選択していかなければいけない。それが難しくはあるのですが、その奥深さを非常に面白く感じています。

お忙しいでしょうが、休日はどうされていますか?

勉強会に出ていることがほとんどです。5歳の男の子と3歳の女の子がいてかわいい時期なので、「勉強会に行くなんて」と怒られてしまいますが(笑)。勉強会がない日は、公園に行ったり散歩したりして子どもたちと過ごしています。最近上の子が自転車に乗れるようになって。僕はダメなのですが、妻に似て運動神経がいいのかもしれません(笑)。

今後の展望を教えてください。

アメリカのように専門医制度ではなく、日本は1人の先生が矯正に根管治療、インプラントなどとオールラウンドにこなすやり方が主流です。大変ではありますが、僕はそれを面白いと思っています。ですので、今後の展望としてはこれから新しいことを始めるというのではなく、今やっていることを極めていきたい。例えば矯正だけに集中しているとインプラント治療がおろそかになったり。そんなことにならないように、それぞれの分野を専門的に対応できるよう一層精進していきたいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/埋入手術28万円~、ハイブリッドセラミックインレー/5万円~(税抜)

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