全国のドクター14,047人の想いを取材
クリニック・病院 156,446件の情報を掲載(2025年10月25日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

  1. TOP
  2. 東京都
  3. 港区
  4. 六本木駅
  5. 西麻布ヒフ形成外科
  6. 鳥海 正博 院長

鳥海 正博 院長の独自取材記事

西麻布ヒフ形成外科

(港区/六本木駅)

最終更新日:2025/10/23

鳥海正博院長 西麻布ヒフ形成外科 main

六本木駅から徒歩4分、高層ビル群を目の前に立つ「西麻布ヒフ形成外科」。2025年7月に前院長から同院を承継した鳥海正博院長は、日本形成外科学会形成外科専門医として、慶應義塾大学病院をはじめ複数の病院で研鑽を積んできた。「大都会の中の止まり木のような、ほっと親近感のあるかかりつけ医をめざしている」と語る鳥海院長。ラグジュアリーな六本木という立地でありながら、保険診療をメインに据え、患者の幅広いニーズに配慮した医療を提供している。「小さな悩みに見えることでも、患者さんにとっては大きな悩み。誠実に向き合いたい」と、一つ一つの質問に丁寧に答える姿が印象的だった。承継から2ヵ月、地域に根差した医療への思いや、皮膚科・形成外科・美容皮膚科を組み合わせた包括的な診療体制について聞いた。

(取材日2025年9月16日)

六本木で実現する「止まり木」のような温かい医療を

前院長から承継されて2ヵ月。開業の経緯を教えてください。

鳥海正博院長 西麻布ヒフ形成外科1

私はずっと形成外科医として、美容面にも配慮した診療を長く行ってきましたので、皮膚科・形成外科・美容皮膚科の範囲で開業を考えておりました。そんな時、偶然にも、前院長から承継のお話をいただいたんです。六本木というとキラキラした美容皮膚科や美容外科のイメージがありましたが、実際に見学させていただくと、地元の方が保険診療で通われていて、そのような需要もあることがわかりました。私の希望する医療とマッチしていると感じ、承継を決意したのです。承継前のクリニックから通院いただいている患者さんも多く、14年の歴史を引き継ぎながら、新しく「大都会の中の止まり木」のような、安心感が大きく親近感のあるかかりつけ医をめざしています。

なぜ医師になり、形成外科を選ばれたのですか?

私の両親は歯科医師をしており、医療の道に進ませたいという思いがあったようで、自然と医学部をめざすようになりました。実際に医師として働いてみると、コツコツと勉強したことが患者さんに還元でき、感謝もされる。やりがいのある仕事で、性に合っていると感じています。形成外科を選んだのは、手術への憧れがあったからです。整形外科と迷った時期もありましたが、形成外科は頭の先からつま先まで扱う範囲が広く、独創的なところが魅力でした。30代後半が一番形成外科の医師として成長した時期で、数多くの熟成された知識や技術が身につき、形成外科医としてやりがいを感じていました。その経験を今、クリニックで患者さんに還元したいと思っています。

どのような患者さんが多く来院されていますか?

鳥海正博院長 西麻布ヒフ形成外科2

年齢層は小さなお子さまからお年寄りまで幅広く、西麻布地区に住んでらっしゃる方と、お近くにお勤めの方が半々くらいです。相談内容は、若い方だとニキビやアトピー性皮膚炎、じんましん、高齢の方だと湿疹や水虫など一般的な皮膚科診療が多いですね。美容皮膚科ではしみやイボ、ほくろのケアや脱毛の相談もあります。小さなお子さんが転んでけがをして、縫わなければならない場合も対応しています。院内は白を基調に清潔感を大切に、女性目線の意見を参考にしてパウダースペースなども整えました。土曜日の受診も多く、地元の方に重宝されている実感があります。

保険診療を軸とした包括的な肌トラブルに対応

特に力を入れている診療について教えてください。

鳥海正博院長 西麻布ヒフ形成外科3

地域の皆さんのかかりつけ医をめざしているので、皮膚科診療をしっかり提供していきたいです。プラスして、私自身が形成外科専門医なので、形成外科の保険診療分野でも患者さんを増やしていけたらいいですね。例えば、できものやほくろ、イボの除去手術、眼瞼下垂や逆さまつげの手術などです。これらは保険適用で受けられるものも多いんですよ。全身麻酔のような大がかりな手術は対応していませんが、当クリニックでも十分対応できる手術があります。なかなか形成外科は馴染みが少ないかもしれませんが、できものやほくろ、眼瞼下垂などのお悩みがございましたら、ぜひご相談ください。

美容皮膚科も含めた幅広い診療の特徴は?

私は、まずはしっかり病気を診ることを基本としております。その延長として、美容皮膚科をご希望の方には、エビデンスのある診療を提供したいと考えています。レーザー機器も一通りそろえておりますので、しみやしわ、脱毛など幅広く対応できます。例えば、ほくろやイボは保険適用になる場合とならない場合がありますが、保険診療をファーストチョイスに、適用でない場合は自由診療でレーザーを用いたケアも可能です。一方、ニキビも保険診療である程度治療できますし、臨機応変に対応いたします。一通り肌の悩みに対して当クリニックで完結できるのが、患者さんのメリットといえるのではないでしょうか。

診療のモットーを教えてください。

鳥海正博院長 西麻布ヒフ形成外科4

患者さんと真摯に向き合うことを大事にしています。診察での対話もそうですし、治療や手術もしっかりと丁寧に行います。基本的なことですが、あいさつをしたり、「他に何かございませんか?」とお聞きすることを心がけています。話しやすい雰囲気をつくるよう意識し、サービストークではなく、しっかり病気を診る姿勢を大切にしています。一見小さな悩みに見えることでも、患者さんにとっては非常に大きな問題なので、しっかりお悩みを聞いて相談していただけるように配慮しています。できることとできないことは当然ありますが、その上で「こういうことはできる」「こういうことはちょっと難しい」と、具体的にご提案できればと思っています。

専門性の高いチーム医療で地域に貢献

スタッフの体制やチーム医療について教えてください。

鳥海正博院長 西麻布ヒフ形成外科5

当クリニックには、皮膚のケアに精通した看護師や、脱毛の技術に長けた看護師も在籍しています。カウンセリングルームでは、看護師が軟膏の塗り方の指導を行ったり、自由診療のお悩みを聞いたりすることも。診察で医師との対話に十分時間が取れない時などに、看護師がカバーできる体制を整えています。医師も技術と経験豊富なスタッフがそろい、お2人の皮膚科専門医の他、美容皮膚科に精通する前院長の藤井先生にも来ていただいて、それぞれ得意分野を生かした診療を行いながら連携しています。

今後の展望について聞かせてください。

保険診療および、自由診療でも、しっかりと医学のエビデンスに基づいた医療を提供することを心がけています。そのために、私が日々勉強することはもちろん、スタッフにも知識を身につけてもらいたいと考えています。例えば看護師に関しては、皮膚科領域での学びを深めるために勉強会等にも積極的に参加してもらっています。医師には言いにくくても、看護師には言いやすいところもありますからね。そんな時に、看護師が適切にアドバイスできると、より患者さんのためになるのではないでしょうか。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

鳥海正博院長 西麻布ヒフ形成外科6

「小さなことだと相談しにくい」「この症状は本当に形成外科の分野なの?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、肌のお悩みがあったら、一度ご相談にいらっしゃいませんか。当院ではしっかりご説明して、対応させていただきます。「こんな小さなことで」というような扱いはせず、すべて真摯に向き合っていきます。保険診療から自由診療まで一通りの肌の悩みにも対応したいと思っています。「ここに来て少しでも気持ちが楽になった」「心が軽くなった」と思ってもらえるように、引き続き努力していきます。ぜひ、お気軽にいらしてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

しみのケア/1万1000円~、イボのケア/1万1000円~、ほくろのケア/1万1000円~、医療脱毛/8800円~、しわのケア/3万3000円~

Access