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西山 英史 院長、西山 純加 副院長の独自取材記事

西山デンタルオフィス

(港区/赤坂駅)

最終更新日:2023/12/01

西山英史院長、西山純加副院長 西山デンタルオフィス main

医療技術と先進の設備を駆使して「今の世の中にあるベストな治療の提供をめざす」ことをコンセプトにしているのが、赤坂にある「西山デンタルオフィス」だ。歯科医師は日本大学客員教授でもある西山英史院長と、根管治療で豊富な実績を持つ西山純加副院長の2人。インプラント治療や根管治療だけでなく、審美歯科や予防歯科など、提供するすべての治療に関し、高い水準を維持できるよう努めている。この妥協のない誠実で丁寧な歯科医療が、同院の特徴だ。全国各地や海外からも患者が訪れている同院。開院から20年がたち、これまでの成果が見えてきたと語る英史院長と純加副院長に、診療時の心がけなど話を聞いた。

(取材日2023年10月17日)

すべてにおいて妥協なき治療をめざす

こちらのクリニックの治療方針を教えてください。

西山英史院長、西山純加副院長 西山デンタルオフィス1

【英史院長】当院は、今の世の中にある治療の中でも、一人ひとりの患者さんにとってベストな治療を提供することをめざしています。細かいところまで一切妥協いたしません。マイクロスコープを用いて精度を高めたり、最良の素材を選ぶため吟味を重ねたり、技術以外の部分においてもこだわっています。精度の高い治療を追求すると、治療期間が長くかかるケースもありますが、それに賛同していただける患者さんの期待に応えたいと考えているんです。治療計画を立てる際も、患者さんの一生涯に責任を持つ覚悟で取り組んでいます。

クリニックで診療を行いながらも、さまざまな活動で日々研鑚を続けているそうですね。

【英史院長】私は現在、日本臨床歯科学会東京支部の副会長を務めています。知識や技術を持った歯科医師たちの中に身を置くことで刺激を受け、モチベーションを高く維持できますし、切磋琢磨しながら意見を出し合うことができます。また私は日本大学客員教授でもあります。大学病院ならではの先進の医療にふれながら、アカデミックな視点を当院での診療にも生かしています。

どんな方が来院されますか?

西山英史院長、西山純加副院長 西山デンタルオフィス2

【英史院長】海外や九州など遠方からお越しくださる方もいらっしゃいます。紹介で来られる方と、ホームページを見てコンセプトに共感して来院される方がほとんどです。当院では治療が年単位になる場合も多く、それを続けていくのは患者さんにとっての負担も少なくないと思いますが、皆さん通い続けてくださるのがうれしいですね。「時間をかけてでもしっかりと治す」という当院の方針を理解していただけていることを実感します。
【純加副院長】当院にいらっしゃる患者さんの多くは、歯に対して高い意識をお持ちです。「やり直しのない治療を」という私たちの想いが歯科衛生士に継がれ、その想いが患者さんにも伝わっていたらうれしいですね。セカンドオピニオンを受けに来られる方も多いんですよ。

セカンドオピニオンは気軽に利用しても良いものなのでしょうか?

【英史院長】もちろんです。「説明が理解できないまま治療を受けてしまった」という話を聞くこともありますが、ご自身の歯のことですから、納得するまで説明を求めてください。セカンドオピニオンにいらした患者さんの話を聞くと、治療内容には問題がないのに説明が不足していると感じることが多々あります。セカンドオピニオンにいらしたからといって、当院での治療を無理に勧めることはありません。大切なのは、患者さんが治療内容を理解して納得して受けること。その上で当院を選んでくださったならば、持てる力を尽くしてお応えします。

患者の生涯を考えた「自分が受けたい治療」をめざす

診療の際に心がけていることを教えてください。

西山英史院長、西山純加副院長 西山デンタルオフィス3

【英史院長】「自分が受けたい治療をする」ことです。それは必ずしも先進的ということではなく、プロの視点から「こうしてほしい」という治療をするということ。いち歯科医師として治療への妥協はあり得ません。「大切な人にどう治療したいか」と自分に問いかけることも必要だと思っています。年配の方なら両親、同世代なら妻や友人、若い方なら兄弟、姉妹というように、患者さんを「大切な存在」だと考えながら治療しています。
【純加副院長】開院時から「やり直しの不要な治療」をポリシーとして貫いてきました。「これで正しいのだろうか」と自問することもありましたが、私たちの治療が最良のものだと信じて、真摯に歯科治療に向き合ってきたんです。そして開院から20年がたった今、多くの治療を手がけてきましたが、一つ一つ妥協することなく納得いく治療をしてきたつもりです。これが今の私の自信につながっています。

お二人はどのような治療を得意とされていますか?

【英史院長】私はインプラントや外科的な治療を多く手がけてきましたし、副院長は根管治療において指導役を務める立場です。そのためスペシャリストと称されることもあるのですが、私たちはゼネラリストです。ですが、単に診療範囲が広いということではありません。補綴や根管治療だけでなく、審美歯科も予防歯科もその他の歯科治療も、現代の歯科治療の究極といえるレベルで提供できるよう努めています。確かな診断力と高度な医療技術によるハイレベルな歯科治療を実現するために、これからも力を尽くしていきます。

記憶に残る患者とのエピソードがあればお聞かせください。

西山英史院長、西山純加副院長 西山デンタルオフィス4

【英史院長】勤務医時代、前歯にコンプレックスを持たれていたある女性が、審美歯科の施術を終えた日に、涙を流すほど喜んでくださったのを今も覚えています。「歯科治療は人生を大きく変えることができる」とあらためて感じた経験でしたね。
【純加副院長】医師は命を救うために力を尽くしますが、歯科医師は人生を変えることができるのだと私も思います。

一度診た患者とは一生の付き合いを

院内の内装にもこだわりを感じます。

西山英史院長、西山純加副院長 西山デンタルオフィス5

【英史院長】副院長と案を出し合い、患者さんやスタッフの動線を考えつつ、内装デザインを決めました。実は当院の床や壁は、本物の大理石を使用しています。「本物といえるような治療を提供する」という当院のコンセプトの表れです。
【純加副院長】本物の素材は長持ちするんですよ。歯科治療にも同じことが言えて、本格的な素材を使用すれば、大理石などと同じようにその人のお口の中に合った、良い風合いに変化していくと考えています。そのため内装にも治療においても素材にはこだわっています。

お忙しい中、どのようにリフレッシュされていますか?

【英史院長】休日はほぼ勉強会の参加や講演などで埋まっているので、空いた時間はなるべく体を動かすようにしています。外に出て、気分をリセットさせるんです。また、体調面も万全にして仕事に臨みたいので、早寝早起きを実践していますね。朝5時半には起きるようにしています。私たちは仕事中心のライフスタイルですので、一日を全力で過ごしたいと思っています。
【純加副院長】私も早寝早起きですね。犬を飼っているので、毎朝散歩をしてから出勤しています。健康面も強く意識していますが、何より歩くことで気分をリフレッシュできるんです。気持ち良く目覚めたら、頭の中でその日一日の治療をシミュレーションするのが私の日課です

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

西山英史院長、西山純加副院長 西山デンタルオフィス6

【純加副院長】歯科医院の数はとても多く、どちらで治療を受けたら良いか迷ってしまうこともあるでしょう。そんな時はホームページなどを確認し、歯科医師の考え方やコンセプトを知った上で、ご自身に合ったクリニックを見つけることをお勧めします。もし疑問や不安があればなんでも聞いてください。患者さんが納得して治療を受けられるよう、丁寧な説明を心がけています。
【英史院長】口や歯はとても大切な器官。機能面だけでなく、食事や会話をする中で「見た目」の印象まで変えてしまうほどです。ご自身の歯について真剣に考えていただければ、私たちも全力で向き合います。例えばかぶせ物にしても生涯取り外さなくてもいいような「妥協のない治療」を追求し、患者さんと向き合っていくつもりです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

・インプラント治療:55万円~
・審美的な修復治療:前歯All Ceramic Crown 22万円~
・根管治療:11万円~
※治療費は、口腔内の状態や症例の難易度、また使用材料などにより異なりますので、あくまでも目安としてお考えください。

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