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藤岡 信 院長の独自取材記事

藤岡デンタルクリニック

(港区/白金台駅)

最終更新日:2022/01/24

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白金台駅より徒歩2分。目黒駅からも徒歩圏内とアクセスの良い立地にある「藤岡デンタルクリニック」は、この地域に生まれ育った藤岡信(まこと)院長が、2002年に開業。虫歯や歯周病の治療をはじめ、親知らずの抜歯、根管治療、小児歯科など幅広く診療し、地域住民の多様なニーズに応えている。特に力を入れているのが、予防歯科。唾液検査や細菌検査を実施して虫歯や歯周病のリスクを科学的に評価し、一人ひとりの状況に即した予防プログラムを提案しているという。2021年に5台目のユニットを増設し、3台目のマイクロスコープと位相差顕微鏡、複数のレーザー治療器を新たに導入。「地域の患者さんの健康維持のために、レベルの高い歯科医療をめざしています」と話す藤岡院長に話を聞いた。

(取材日2021年7月20日)

先進的な技術や設備を導入し、質の高い治療をめざす

先生はこのエリアのご出身と伺いました。

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はい、港区高輪の出身です。クリニックのあるこの場所は卒業した地元の中学の学区でもあり、子どもの頃からの思い出が詰まった場所です。大好きなこの街に根づき、地域の方々に貢献していきたいと考え、地元での開業を決意しました。患者さんは30~40代のお母さんとそのお子さんたちが親子でいらっしゃることが多く、お口の健康を長く維持するために特に重要である幼少期からの予防歯科診療を提供することができていると思います。お子さんが多いことから、院内をオレンジやピンクなどの明るい配色でまとめるなど、恐怖心を与えないよう配慮しています。また、当院では可能な限り痛みを抑えた治療を行っており、嫌がるお子さんを無理に治療することもしていません。安心してご来院ください。

最近、ユニットを増設されたそうですね。

2019年に4台目のユニットを設置したのですが、おかげさまで患者さんもスタッフも増えたため、これまでバックヤードとして使っていたスペースを個室診察室に改装しました。現在はユニット5台、歯科医師は私を含め4人、歯科衛生士3人、歯科助手6人の体制で診療しています。歯科医師・歯科衛生士ともに増員の予定で、9月からは歯科医師1人の加入が決まっています。また、新たに3台目となるマイクロスコープと位相差顕微鏡、複数のレーザー治療器を導入しました。マイクロスコープは接眼レンズを覗くタイプではなく、モニターに表示された拡大像をリアルタイムで見ながら操作したり、患者さんにご説明したりできる先進のタイプです。また、26インチの4Kモニターも導入予定で、口腔内をよりクリアに捉えることで治療精度のさらなる向上が期待でき、患者さんもご自分のお口の中の状況をより理解しやすくなると思います。

先進の設備を積極的に導入されるのはなぜですか?

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当院の理念は、歯科治療を通じて地域の方々に健康を提供することです。歯科医療は歯科医療従事者が知識や技術、経験をもとに行いますが、そこに先端の設備や機器が備わることでより精度と安全性にこだわった治療の提供が図れます。私は地元の人間ですから、歯科の代表として良い機器を導入し、それを地域の方々とシェアするというスタンスです。歯科用のレーザー治療器も炭酸ガスレーザーなど5種類をそろえ、止血、炎症の抑制、虫歯の切削、歯茎など軟組織の切除など、用途により使い分け、より低侵襲で質の高い診療の提供をめざしています。

口腔内の細菌にアプローチする予防歯科で再発を防ぐ

診療の際、どのようなことを心がけておられますか?

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まずは、患者さんのお口の中の状況をしっかり把握すること、次に悪くなった原因を探ること。そして最終的な治療のゴールを設定すること。この3つのポイントを意識しながら治療を進めています。そのためにも、診査・診断を丁寧かつ正確に行い、患者さんに納得いただける治療計画を立案することが重要です。当院では一般的なエックス線、3DCT、唾液検査などに加えて口周りの筋肉の触診や顎関節の検査なども行っています。また、治療の際にはマイクロスコープを使い、患部の取り残しがないよう丁寧かつ緻密に行っています。例えば虫歯治療では、丁寧に虫歯部分を取り除いており、十分に時間をかけています。

力を入れている診療について教えてください。

当院では口腔内の細菌にアプローチする予防歯科診療を行っています。具体的には唾液検査によって唾液の量、中和力、細菌の数や種類を調べ、そのデータによって虫歯リスクを評価し、その結果をもとに一人ひとりの状況に即した予防プログラムを立ててケアしていきます。また、位相差顕微鏡で細菌ごとの活動性の高さを調べ、場合によっては患者さんにも口腔内に潜む細菌の姿をお見せして、お口の状況をしっかり把握していただいています。口腔内の細菌すべてを完全に除去することは不可能ですが、悪影響を及ぼさない程度まで減らしていくことが予防歯科の目的の一つです。また、歯科衛生士が歯のクリーニングやセルフケア指導なども行っています。

矯正治療も得意とされているそうですね。

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日本人はここ数十年の間に食生活の変化に伴って顔の骨格が大きく変化しています。特に顎の骨の成長のバランスが崩れて本来の機能が生かしきれなくなってきています。その結果、喘息やアレルギー性炎症、睡眠時無呼吸症候群などの症状を併発していることもあるといわれています。当院ではそうした症状につながらないよう正しい噛み合わせをつくるため、顎顔面矯正に力を入れています。顎顔面矯正は、特殊な装置によって顎の成長と同時に口腔内にスペースをつくっていくもので、特に子どもの頃は自身の成長を利用していくことが可能です。大人の場合は外科手術をすることもあります。矯正を行うことで、歯磨きがしやすくなって磨き残しが少なくなることも見込めますし、予防の面からもメリットが大きいと思います。

感染症対策を徹底、訪問診療にも注力

院内の感染症対策について教えてください。

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当院は、高いレベルで滅菌できるように環境を整えています。具体的にはジェットウォッシャーや欧州基準でクラスB規格の高圧蒸気滅菌器を設置、熱や気圧での滅菌ができない器具にはガス滅菌器を使用しています。また、歯を削る機器であるタービン専用の滅菌器も導入し、使い回しはせず患者さんごとに滅菌処理しています。さらにユニット内の水を除菌する機能がすべてのユニットに備わっています。そのほか、新型コロナウイルス感染症の流行を受け、全スタッフのマスク着用・体温管理・手指消毒の徹底、定期的な換気のほか、受付前に非接触型の自動検温器を設置して、患者さんにも検温をお願いしています。安心して治療を受けていただきたいですね。

今後の展望をお聞かせください。

近年、少子高齢化の進展や社会保険制度への不安などから日本の将来についての明るい話題が聞かれなくなり、とても残念に思っています。一方で、これまで海外でも勉強を重ねてきた経験から、日本の歯科技術力は世界的に見てとても高いと感じており、歯科医療を通じて地域社会に貢献し、ひいては日本全体の活力を高めることにも貢献していければと考えています。その一環として、当院で働くスタッフへのサポートにも力を入れています。例えば育児支援制度の充実など、長く安心して働ける職場環境を整備することは、多様な働き方ができる社会づくりにつながるのではないでしょうか。また、スタッフが生き生きと、やりがいを持って働くことができれば、結果的に患者さんの満足度も向上するでしょう。これからも、この良いサイクルを回し続けることで歯科医院としての質を高め、地域・社会へ貢献していきたいと思っています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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2025年問題を間近に控え、高齢者に対する歯科医療はとても重要な課題です。当院では通院が難しい方々の居宅や福祉施設などへの訪問診療を行っており、今後さらに力を入れていきたいと考えています。また、今後も先進の技術や設備を積極的に取り入れるなど、歯科医院もスタッフもアップデートを続けていきたいと思っています。その一環として、できれば2023年をめどに、より広い場所への移転、もしくは近隣に分院のオープンを考えています。チャレンジがなければ成長はなく、社会貢献もできません。より多くの患者さんにできる限り質の高い歯科医療を提供できるよう、スタッフ一同研鑽していくつもりです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

唾液検査/5500円~、細菌検査/2万5300円、子どもの顎顔面矯正/月々1万3500円~、大人の顎顔面矯正(手術)/月々2万3100円~、インプラント/25万円~

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