医療法人社団 礼恵会 むすび葉クリニック渋谷

及川武史 院長

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10年以上に渡り、主に訪問診療の分野で貢献してきた六本木の「むすび葉クリニック」。その分院として、2015年5月に開院したのがこの「むすび葉クリニック渋谷」だ。内科と皮膚科を構える外来のほか、訪問診療にも注力。本院で培ったノウハウをベースに、地域の主な病院や訪問看護ステーション、介護事業所などと連携しながら、地域の人々の健康維持に役立つことをめざす。「外来で来院されていた患者さんが、引き続き訪問診療を受けることも多く、外来から在宅まで一貫して対応できるのが当院の特徴。高齢化がますます加速する現在、このような切れ目のない診療の必要性は高まると思っています」と語る及川武史院長。開院して1ヵ月。現在の状況と今後の展望をじっくりと伺った。
(取材日2015年6月17日)

訪問診療に実績のある六本木「むすび葉クリニック」の分院として開院

―2015年5月、六本木にある「むすび葉クリニック」の分院として開業されたのですね。

六本木の「むすび葉クリニック」は10年以上に渡り、主に訪問診療の分野で実績を重ねてきたクリニックです。港区全域と周辺区域を対象に、地域の病院や訪問看護ステーション、介護事業所などと連携しながら、多くの方々の診療を行ってきました。その分院として、2015年5月に開院したのがこのクリニックです。六本木では訪問診療のほかに、外来で内科と皮膚科を設けていたのですが、外来の機能をほぼこちらへ移管しました。こちらの分院は外来機能を充実させるとともに、本院同様、訪問診療も実施します。本院と協力し合いながら、地域にねざしたクリニックとして活躍していきたいと考えています。

―開院して1ヵ月。現在の状況はいかがですか。

大通りから一本、なかに入っていることもあり、このあたりは住宅地です。クリニックにいらっしゃる方も高齢の方から若いご家族まで幅広くみられます。風邪や高血圧などの内科疾患から膝腰の痛みといった、日常的な疾患を訴えて来院される方が多いです。この地域には日赤医療センターを始め、都立広尾病院など多くの総合病院がありますから、そちらの病院で専門的な治療を受けておられる方も多くいらっしゃいます。しかし同時に、状況によっては1つ1つの病気を専門的に治療することより、他の疾患や服薬状況、生活環境まで配慮した診療が大切な方も多くいると感じています。

―先生のご経歴を簡単に教えてください。

私は2001年に東京医科大学を卒業し、その後、同大学の医局に入局。呼吸器外科を専門とし、都立豊島病院や厚生中央病院などで、肺がんの患者さんの治療などに携わってきました。その後、ご縁があってこちらの開院とともに院長に就任。現在は、本院の院長である司馬先生と共に診療を行っております。どちらかがこちらで外来の患者さんを診察するときは、もうひとりが本院で訪問診療を担当する、というように、2週間の交代制で分院の外来と本院の訪問診療を役割分担しています。訪問診療の患者さんは、現在、約100名。今後、ますます高齢化が進むなかで、訪問診療のニーズも高まっていくのではと予測しています。



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