寺島 洋一 理事長、佐藤 卓士 先生の独自取材記事
アヴェニュー六本木クリニック
(港区/六本木駅)
最終更新日:2025/04/15

六本木駅から1分とアクセスの良い「アヴェニュー六本木クリニック」。今ほど美容医療が盛んではなかった2002年より診療を開始。理事長の寺島洋一先生をはじめ、大学病院の形成外科や皮膚科などで専門的な臨床経験を重ねてきた医師がそろっているのが同院の特徴だ。グループの表参道院では院長も務める佐藤卓士先生は、一般企業に勤めた後に医学部に入り直したという経歴の持ち主。「当院では医師の経験や技術力、そして人柄も重視していますが、佐藤先生は中でも特に誠実で頼れるドクターです」と寺島先生からの信頼も厚い。ともに美容医療に真摯に向き合う2人に話を聞いた。
(取材日2025年3月13日)
臨床経験豊富な医師が多様なニーズに応える
こちらでは、外見上の悩みに広く対応されていますね。

【寺島理事長】一般的に「美容医療」というと、しみ・しわなどの肌悩みや、スキンケアのアドバイスが思い浮かぶかと思います。当院でももちろんそれらの相談に対応しており、その他にもニキビ痕やたるみのご相談など患者さまのニーズは幅広いです。加えて、眼瞼下垂症に対する眼瞼挙筋の再建や、ケガや手術の後に残った傷痕の修正手術などにも対応しています。診療メニューは多すぎてすべてを挙げられないほどですが、幅広い提案や医療を提供できるのが強みです。
【佐藤先生】中には先天的もしくは事故などの影響で耳や鼻の形が気になったり、睡眠などで日々お困りの方もいらっしゃるでしょう。「どこに相談すれば良いのだろうか」と悩まれたら、まずは当院にご相談ください。
なぜ幅広い提案や治療が可能なのでしょうか?
【寺島理事長】私を含めて、当院の医師は皆、大学病院の形成外科や皮膚科でしっかりとした臨床経験を積んできました。これが当院の特徴でもあり、幅広い提案や治療が可能となる理由です。形成外科や皮膚科の医療知識がベースにあるので提案の引き出しが多く、もし治療中に予期せぬアクシデントが起こったとしても迅速な対応が可能です。各医師が培ってきた知識と経験は、当院の診療でも存分に生かされています。
【佐藤先生】医師同士で情報共有をしたり、他の医師の施術を見て新たな発見をすることも多々あります。お互いに高め合える環境と、勉強熱心な医師がそろっていると感じますね。
寺島先生はどのようなご経歴からこのようなクリニックをつくられたのですか?

【寺島理事長】私は信州大学を卒業後、東京警察病院で形成外科の診療に携わってきました。そこでお世話になった先生が専門とされていたことから美容医療に興味を持ち、2002年に開業に踏みきったのです。もともと「誰かの役に立ちたい」という思いから医師という職業を選び、開業時に掲げたモットーは「患者さまに喜んでもらえる診療」。この思いは20年以上たった今も変わりません。他の分野と比べて、美容医療では患者さまの反応がダイレクトに伝わってきます。マイナスからゼロをめざす治療と異なり、ゼロを10にも20にもすることが望める分野だからかもしれません。患者さまからの感謝の声が聞こえてくればうれしい反面、「結果を出せないと、患者さまを失望させてしまう」という緊張感が常にありますね。美容医療とはこのようにシビアなものなのですが、患者さまをハッピーにできる分野だと思っています。
費用とリスクを最小限に、患者が希望する結果をめざす
佐藤先生は医師になる前、一般企業にお勤めだったと伺いました。

【佐藤先生】そうなんです。初めは医学部ではなく京都大学農学部を卒業し、食品メーカーで働いていました。そちらで健康食品の開発に携わるうちに、もっと直接的に「健康」に関わりたくなったんです。そうして一念発起、九州大学医学部に入り直して医師になりました。大学病院で主に携わっていたのは、顕微鏡を用いた微細な手術。今注射を得意としているのは、形成外科で細かい作業を多く経験してきたからかもしれません。
美容医療を専門とする医師になってみて、思うことはありますか?
【佐藤先生】寺島先生のおっしゃるとおり、美容医療は患者さまに喜びを提供できるものだと思います。外見の悩みとは、命に直結することはなくても心に大きく影響を与えるもの。ほんの少しの変化が患者さんの気持ちを前向きにする、そんな事例を勤務医時代にも数多く見てきました。特に当院ではすべての医師が形成外科や皮膚科の専門知識を持ち、多様なアプローチが可能で、私がこちらに入職を決めた理由もそこにあります。このような環境に身を置いているからこそ言えるのかもしれませんが、毎日がとても楽しくやりがいを感じています。
それならば美容医療を受ければ受けるほど、患者さんは幸せになれるのでしょうか?

【佐藤先生】いいえ。そうとは限りません。ご本人が気にされていても私たちが見て「検討が必要」と判断した場合、当院では理由も添えてきちんとお伝えしています。それもまた「提案」の一つであり、症状によっては他の診療科や他院をご紹介することもあります。
【寺島理事長】私もそのようにしています。美容医療も医療である以上、その見極めをするのも医師の役目。最小限の費用と最小限のリスクで、患者さまの望むゴールをめざしていきたいですよね。実際ご本人が処置を希望されていたとしても、医師として必要がないと判断すればその理由を説明し、ご納得いただけるようにしています。それでも後日、ご家族やご友人を紹介くださったり、10年後に別のお悩みで再来院されることがあるんです。
美容医療の世界は玉石混交。見極める目を持ってほしい
診療の際に心がけていることをお聞かせください。

【寺島理事長】最小限の治療で、患者さまの望むゴールをめざす。繰り返しにはなりますが、やはりこれに尽きますね。当院にはベースとなる医療知識といくつもの引き出しがありますから、患者さまが重視するポイントを確認しながら優先順位をつけて複数のご提案をしています。治療内容が決まったら、後は全力で取り組むのみ。毎回心を新たにして、目の前の患者さまに向き合っています。
【佐藤先生】患者さまの話をよく聞いて、何を求めているかを理解できるよう努めています。何かしらの悩みを抱えていても、うまく言葉にならないこともありますよね。そんな時は質問の仕方を工夫してみたりと、話しやすい雰囲気づくりも大切にしています。伺った話を自分なりに分析して「提案」した後は、わかりやすく説明することも心がけています。
寺島先生と佐藤先生は、お互いをどのようなドクターだと感じていらっしゃいますか?
【寺島理事長】佐藤先生は物腰がやわらかく紳士的で、とても信頼できるお人柄。医師としての活躍だけでなく、表参道の院長としてチームをまとめていて、スタッフからの信頼も厚いです。社会に出てから医学部に入り直したという経歴にも驚きましたし、志のある方ですね。そして、マイクロサージャリーを専攻していただけあり、オペも注入も正確・丁寧にと努めているのがわかります。その手技を信頼しています。「患者さまをハッピーにする」という当院の方針と同じ方向を向いていらして、ともに働けることをうれしく思っています。
【佐藤先生】寺島先生にはずっと尊敬の念を抱いています。ときに冗談を交えながら、その場の雰囲気を和ませるような話術もさすがです。そして何といっても技術力の高さ。私は寺島先生から注入技術を学び、今では「得意分野です」と言えるまでになりましたが日々、研鑽を重ねています。
最後に、読者へメッセージをお願いします。

【寺島理事長】港区だけでも100を超える美容を専門とするクリニックがあり、「どちらを受診すれば良いか」と迷っている方も多いでしょう。美容医療の世界は玉石混交。先生の経験や診療方針もさまざまですが、ぜひ患者さまにも「見極める目」を持ってほしいと思います。そのクリニックは、先生が患者さまに対して誠実に対応していますでしょうか。また幅広い提案ができるだけの臨床経験と知識をお持ちでしょうか。当院では相談や提案をスタッフ任せにするようなことはせず、形成外科や皮膚科の医療知識を持つ医師たちが、誠意を持って患者さまに向き合っています。
【佐藤先生】私たちがめざすのは、患者さまがハッピーになれるような美容医療です。患者さまの話をよく聞き、ニーズを捉えてご提案をしています。決して押し売りはいたしません。お話しだけでも構いませんので、ぜひ気軽に来ていただけたらと思います。
自由診療費用の目安
自由診療とは医療脱毛/1万1000円~ ※その他費用の詳細はクリニックまでお問合せください