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糸日谷 遼 副院長の独自取材記事

いとひや歯科クリニック

(品川区/立会川駅)

最終更新日:2021/10/12

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「いとひや歯科クリニック」は、京急本線立会川駅から徒歩3分という便利な場所にある。60年近くこの地で診療を続けてきた「立会川診療所」を、2016年にリニューアルした歯科クリニックだ。糸日谷誠和(いとひや・せいわ)院長と、その孫にあたる糸日谷遼(いとひや・りょう)副院長がめざすのは、可能な限り削らない・痛くない・抜かない治療。「当院ではホスピタリティを大事にしていて、患者さんの心を癒やすことがコンセプトです。私は、痛い・怖いという歯科医院のイメージを変えたいと思っているんです」と笑顔で語る副院長。中庭が見える診察室で、リニューアルを経た現在の同院の状況や今後めざしていく治療について、詳しく聞いた。

(取材日2017年7月27日)

子どもや子育て中の女性も受診しやすい雰囲気が魅力

前身となる立会川診療所を、リニューアルオープンされたのですね。

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大学を卒業し、いくつかのクリニックでの勤務を経たのち当院に来たのは2016年の4月。そのタイミングで、祖父が1958年に開業した「立会川診療所」をリニューアルし、「いとひや歯科クリニック」として開業することになりました。私の出身は千葉県市川市で、小さな頃からそこで歯科医師をしている父親の歯科医院に遊びに行って診療風景を見たり、こちらの歯科医院にも来ることもあり、「楽しそうな仕事だな」と感じていました。患者さんの笑い声が聞こえて、祖父や父の笑顔も見えて、私もこうなりたいと思い歯科医師の道に進みました。現在も祖父が院長を、そして私は祖父の後継ぎとして副院長を務めています。

リニューアルに際して、内装などにこだわったことはありますか?

リニューアルしたら庭が見える診療室にしたいと考えていました。歯科医院には閉鎖的な雰囲気があるので、少しでも開放感を出したかったのです。また最善の治療に付加するプラスアルファの価値として、視覚面でも緊張をほぐしてあげたい、癒やしを与えたいと思い、診療室から見える中庭を造りました。秋には紅葉が赤く色づいて、季節感があると患者さんにも好評です。4つの診療室のうち1室は完全個室で、そこにはカウンセリングスペースとお子さんが遊べるスペースを併設しています。そのため周りを気にせずお話ができますし、子育て中でも安心して治療を受けていただくことができます。キッズスペースが離れていると治療中のご家族も心配ですし、子どもも不安だと思います。待合室のキッズスペースと併せて設置し、子育て世代の女性も足を運びやすいようにしました。改装のために約1年休業しましたが、開業後は昔からの患者さんにもご好評いただいています。

こちらで特にニーズが高い診療は何ですか?

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老若男女を問わず多いのは、やはり虫歯ですね。その他、私の専門である歯周病や、矯正専門の歯科医師もいるので矯正にも対応しますし、予防やホワイトニングも行っています。またCTを導入しているため、外科的な処置もより正確に行うことがめざせます。例えば親知らずの抜歯や、専門の歯科医師が行うインプラント手術などですね。加えて、普段の診療や定期通院の中で、口腔内腫瘍などの重大な病気を発見した場合には、速やかに大規模病院をご紹介しています。ここから近い東芝病院、東邦大学医療センター大森病院、昭和大学などと連携する機会が多いですね。

「削らない、痛くない、抜かない」の徹底をめざす

こちらの方針である「削らない、痛くない、抜かない」への思い入れについてお聞かせください。

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当たり前のことですが、患者さんにはできる限り痛い思いをさせたくないと思っています。自分が患者さんの立場になれば、痛いのは当然嫌ですからね。また、「歯は一度削れば二次的に虫歯が進むリスクがある」といわれていて、虫歯を治療したと思っていても、かぶせ物と歯の間から菌が入り虫歯を再発してしまうこともあるんです。ですから虫歯治療ではなるべく歯は削らず、やむを得ず削る場合でも、悪い部分だけをきちんと取り除き、健康な部分はできる限り残すよう常に徹底しています。歯を削らず長く自分の歯を長持ちさせるためにも、しっかり歯磨きを行い、定期的にチェックに来ていただくことは大切ですね。

子どもも多いようですが、小児の歯科診療について何かこだわりはありますか?

自分に子どもができてみると、お母さん方の「子どもの歯を磨くのが大変」「どうしたら歯磨きを嫌がらないのか」という言葉の意味がよくわかるようになりました。子どもに対する見方も変わってきて、自分の子を診るように子どもたちに接しています。また当院では小児矯正も行っていますが、幼い頃から矯正をすることが普通の欧米と違って、日本では矯正治療に対するネガティブイメージが強い傾向があります。欧米では歯並びが良いことがステータスになるくらい、口の中の状態に対して敏感なんです。まだまだお口のケアについて認知が低い日本人が海外に行けば「なぜケアしないの?」と言われる可能性もあるでしょう。ある患者さんは、「アメリカに住む親戚が子連れで遊びに来ると、自分の子どもとは歯磨きの仕方も意識もかなり違うから驚いた」と言っていました。こうした日本の子どもと親御さんの意識を変え、自分の歯への関心を高めていきたいと考えています。

高齢の人が歯をなくしてしまうと、インプラントか入れ歯か悩むと思います。これについてどうお考えですか?

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確かに、「歯がなくなったらインプラントと入れ歯のどちらがいいですか」とよく聞かれます。しかし、インプラントと入れ歯にはそれぞれ長所があり、絶対にこれがいいとは言えません。それに、私が「これが最善です」と一方的に決めたとしても、患者さんにとってはそれが最善ではない可能性があります。患者さんそれぞれに、心理面や経済面など、さまざまな要素があるからです。その方自身の背景や口の状態を見ながら、インプラントと入れ歯両方のメリット・デメリットをきちんと伝えて、最終的には患者さん自身に選んでいただきます。自分で選んだ治療でなければ、納得できないと思いますからね。

幼い頃からの予防により、子どもたちの歯の未来を守る

先生の休日の過ごし方についてもお聞きしたいです。

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小学生の頃からサッカーやフットサルを続けています。チームがあるので参加したいのですが、夜20時まで診療する日もあり開業してからなかなか時間が取れていません。ですから、目下の趣味は子育てでしょうか(笑)。子どももまだ小さいので休みの日は一緒に遊んで過ごしています。勤務医時代と違って、最近は経営のことを勉強する時間も増えましたね。大学の先輩にアドバイスしてもらうこともあり、今も試行錯誤を続けています。

患者さんとのコミュニケーションにおいて心がけることはありますか?

昔から、歯科医院といえば「怖い、痛い、嫌な場所」というイメージがありますよね。だから皆さんなかなか気軽に来院できないのだろうと思います。そのイメージを変えるためには、ホスピタリティの気持ちを持って接することが大切。患者さんを不安にさせず、安心してもらうことを第一に、いきなり治療を始めるのではなく少しでも緊張がほぐれるような雰囲気づくりを心がけています。誰だって笑えば緊張がほぐれますから、治療前は世間話をして、時には「歯医者なんて嫌ですよね」なんて言ってしまうことも(笑)。治療を受けた患者さんが笑顔になって帰ってくれたら、その時は私たちもうれしいですね。患者さんの思いをしっかりお聞きし、その上で治療についてきちんと説明・提案することも大切にしています。

今後、力を入れていきたいことを教えてください。

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子どもの頃からの「予防」です。予防をしなければ、治療をしても元に戻りやすくなってしまいます。虫歯になるリスクを減らすためには、定期検診とクリーニング、早期発見が不可欠です。インプラントのように優れた治療はたくさんありますが、自分の歯ではなく入れ歯などで噛んでいると、味気なくなって、食べ物への関心が薄れかねません。小さい頃から、歯磨き、フロスなどで予防しておけば、高齢になっても虫歯になるリスクが減り、自分の歯でリンゴやせんべいをかじる楽しみが増えます。おいしい物を食べると誰でも幸せになるじゃないですか。そのためには口の中が健康であることが必要で、私はそれをサポートしたいんです。そこで必要なのが、小さい時から欧米と同じような基準で口の中のケアをしていくこと。歯並びの矯正や虫歯など、海外では当たり前の基準に近づけるように、日本の基準も上げていきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/45万円~
矯正治療/50万円~
マウスピース型装置を用いた矯正/50万円~
小児矯正/35万円~
ホワイトニング/2万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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