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小俣 昌成 院長、小俣 里佳 副院長の独自取材記事

大井町整形外科・外科クリニック

(品川区/大井町駅)

最終更新日:2020/04/01

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大井町駅近くに「大井町整形外科・外科クリニック」を構える小俣昌成院長と小俣里佳副院長。小俣院長はブロック注射やスポーツ整形外科を得意とし、スピーディーな診療が持ち味。里佳副院長の専門は骨粗しょう症だが、患者の「聞き役」としても好評だという。専門分野も診療スタイルも異なる2人だが、患者のニーズに応える診療姿勢と、快適な生活のために役立ちたいという思いは共通している。絶妙なかけ合いも楽しい両先生に、クリニックや整形外科診療についての思いを語ってもらった。
(取材日2019年9月17日)

異なる診療スタイルで互いを補完する

初めに、お二人はなぜ整形外科医師をめざされたのでしょうか?

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【小俣院長】いとこが整形外科の医師だったことと、学生時代に所属していたラグビー部でよく外傷の治療を受けていたことがあり、自分もこうした治療に携わりたいと考え整形外科に進みました。大学病院時代から非常にたくさんの手術を経験し、個人的には特にスポーツで切れた靭帯や半月板の損傷などについて研究していました。
【里佳副院長】私は医師の父に対抗したいという思いで医学部をめざしました。「父と張り合うには、医師になるしかない」と(笑)。整形外科を選んだのは、学生のポリクリでオペ室に入ったときにワクワクしたのと、内科は性に合わないなと思ったから。ただ整形外科は力仕事なので、入ったときは大変だと思いましたが、「女性ドクターに診てほしい」という患者さんも多いので今は良かったと思っています。

それではクリニックの特徴を教えてください。

【小俣院長】その場で痛みを取って帰っていただく。これがモットーです。そのために必要な設備をそろえ、精度の高さにこだわった診察を提供しています。状況によってはブロック注射をすることもありますね。
【里佳副院長】整形外科って面白いんですよ。子どもからお年寄りまで来ますし、それぞれのトラブルがあるんですね。子どもだとスポーツでのケガ、働き盛りの方だとデスクワークによる全身の凝りや痛み、それからお年寄りだと骨粗しょう症。全世代に向けて、正確性を追求した診断、痛みの原因を探り対処していきます。接骨院や整体とは、明確な違いをもって治療を行っています。また、当院は私たち夫婦でまったく異なるスタイルの診療を提供していることも大きな特徴だと思います。

お二人の診療スタイルはどのように違うのでしょうか?

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【里佳副院長】院長は診断と注射が得意。診療もスピーディーなので忙しい現役世代の方に信頼されているのではないでしょうか。私は、診療面では骨粗しょう症を専門にしていますが、実際はなんでも診るホームドクターのような立ち位置ですね。女性の整形外科医師は少ないので、男性ドクターには相談しにくいという女性患者さんも来られますし、「じっくり話を聞いてほしい」というお年寄りも私が診ることが多いですね。おしゃべりは私の担当です(笑)。患者さんにとって「こんなこと相談しても良いの?」という内容でも、どうぞどうぞという感じで、何でも聞いていますよ。同じ患者さんでも時間がない日は院長、話を聞いてほしいなら私、というように選んでいただくこともできます。

時代の流れに合わせ、遠隔診療も導入

小俣院長はスポーツの外来も得意とされていますね。どのような診察をされるのでしょうか?

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【小俣院長】スポーツの外来には部活をやっている子どもや実業団などで活動する社会人、趣味でスポーツをしている方などさまざまな方が来ます。治療はもちろんのこと、関節の可動範囲を広げるための手技によって体の柔軟性アップを促し、ケガをしないような筋肉や関節の使い方をアドバイスします。子どもの場合、ケガをしても「続けたい」と言う子がほとんどだから、「どうすれば続けられるか」を考えながら治療します。駄目と言っても、子どもはやりますから(笑)。だけど本当に危険なら期限を決めて安静にしてもらうこともある。将来につながる方法を考えて治療をしています。

現役世代の患者も多いとのことですが、どのような患者が利用するのでしょうか?

【里佳副院長】近隣に勤めている方や、電車通勤の方で大井町で乗り換える方が来てくださいますね。予約制ではありませんが、院長の診療はスピーディーなので、忙しい方も安心して通院していただけると思います。一次診療として、その患者さんの痛みをとるために必要な治療が何かをふるい分ける必要がありますから、エコーなどの機器で内科的な診察も一通りできるようにしています。全身をチェックし、内科的な問題がないかどうかの診断もしています。
【小俣院長】仕事中にちょっと抜けて来たとか、外回り中の営業さんとか、そういう患者さんには喜ばれますね。診療が早いから患者さんも時間が読みやすいと思いますよ。

2019年10月からは遠隔診療も開始するそうですね。

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【里佳副院長】特に痛風をはじめとした慢性的な内科疾患のある方は、処方箋を出して終わり、という診療になる場合も多いです。そうなると、通わなくなってしまい、結局また悪化するというケースも少なくありません。遠隔診療を導入することで、クリニックに行かなくても医師の診断を受けられるようになりますので患者さんにとって便利になりますよね。電話で話すだけでなく顔を見ながら診察できるので患者さんにとっても安心感があると思います。また、当院には離島から来る患者さんもいるんですよ。なので遠隔診療はたいへん有用だと考えています。
【小俣院長】保険適用になるわけだし、来院せずに処方箋も出せるようになる。まだ広く普及していないかもしれませんが、きっと世の中は変わっていくでしょう。その時のためにインフラを整えておくことが大事だと考えています。

患者は何を求めているか 優しさをもった医療の提供を

診療で心がけていることは何でしょうか?

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【小俣院長】間違った診断をして悪化させないように、患者さんに対してきちんと方向づけをしてあげることですね。
【里佳副院長】早くて正確な診断に努めるということはもちろんなのですが、同時に、より精密な検査が必要だと判断した場合に、しかるべき場所に患者さんを送ってあげることも開業医の役目だと思います。この病気ならこの先生、整形の中でも肩ならあの先生、脊髄なら、足なら、とそれぞれの得意分野に合わせて紹介しています。自分たちで囲い込んでいても患者さんのためには少しもなりませんから、その判断は素早く行うようにしています。また、スタッフに対しては「優しさと思いやりを大事に」ということを伝えています。優しさがないと医療はできませんからね。

今後の展望についてお聞かせください。

【小俣院長】どんな時でも、患者さんの目線から見てどうかということが大事。患者さんが何をしてほしいか、何を求めているかを考えるということですね。
【里佳副院長】あとは常に世の中の流れに対してアンテナを張っていくこと。遠隔診療に関しても、いろんな場所で議論されていると思いますけど、自分たちで試してみないことには何もわかりません。やってみて駄目なら他の方法を考えれば良いと思っています。そこはフレキシブルにいきたいですね。「患者さんは何を望むのか」ということを念頭に置いた上で、社会の仕組みに合った医療を探っていこうと思っています。また、政策の方向性も見ながら、世の中の動きに置いていかれないように意識していきたいですね。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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【小俣院長】痛みやしびれなどの体の不調の多くは、何らかの原因があっての結果です。運動器は毎日さまざまな仕事をしてくれているわけですから、無理をせず、自分の体をいたわっていただきたいですね。クリニックとしては、お子さん連れの方も遠慮せずに来ていただきたいと思っています。妊娠中や出産後に腰痛で悩まれる方は、我慢せずに受診してください。
【里佳副院長】お子さんを連れて来られたときも、スタッフが患者さんのお子さんを見ていることもできますので、安心して来ていただきたいですね。女性の場合、無理なダイエットや出産、閉経に伴って、骨粗しょう症につながりやすくなるのは人間である以上不思議のない流れです。当院では専門的な知識と治療をご提供しますので、自分の骨の状況を知った上で健康に年齢を重ねていただきたいと思います。

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