藤川医院

藤川医院

藤川 敏院長

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JR大森駅北口を出て品川方面に歩くこと約10分。閑静な住宅街にたたずむ「藤川医院」は、1935年開業の歴史あるクリニックだ。父である初代院長の後を受け継ぎ1996年から院長を務める藤川敏先生は、長年にわたり小児リウマチ診療の前線で活躍してきたエキスパート。日本小児科学会小児科専門医と日本リウマチ学会リウマチ専門医の資格を併せ持ち、その豊富な経験を生かして身近な町のかかりつけ医として診療を続けている。「よくある風邪に見えて、実は大きな病気が隠れていることもあります。それを見逃さないようにするのが開業医に努めだと思っています」と話す藤川先生にクリニックの歴史や普段の診療の様子、専門分野である小児リウマチ性疾患について話を聞いた。
(取材日2017年9月25日)

高い専門性を持つ、身近なホームドクターとして

―とても歴史のあるクリニックだそうですね。

はい。私の父が当院を開業したのは1935年ですから、80年以上になりますね。実はわが家は江戸時代から続く医師の家系で、古い話なので正確なところはわかりませんが、私で8代目か9代目です。将軍や大名に仕えた御典医ではなかったようですが、父の出身地である山梨県甲府市のお寺に医師だったという記録が残っていると聞いていますから、おそらく町医者だったのではないでしょうか。そんな環境でしたから、子どもの頃から「長男だから医師にならなければいけないのかな」と思っていましたね。弟たちに医師になろうというそぶりがまったくなかったこともあって、自然と医学の道へ進みました。

―先生のご経歴を教えてください。

日本大学卒業後は同大学医学部附属板橋病院の小児科に入局しました。本当は麻酔科の医師をめざしていたのですが、麻酔科の先生を訪ねて大学に行ったところ不在で、偶然隣の部屋におられた小児科の教授と話しているうちに、だんだん「小児科もいいな」と思い始めたのです。その教授は東京大学から移ってきたばかりだったこともあって、「あれもやりたい、これもやりたい、藤川君も一緒にやろうよ」と、非常にアグレッシブで、その姿勢に魅力を感じてコロッと小児科に方向転換しました。その後、東京共済病院や獨協医科大学越谷病院、東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センターでの勤務を経て、1996年に父の後を引き継ぎ当院の院長になりました。現在も聖路加国際病院のリウマチ科の診療教育アドバイサーになっています。

―先生は、小児リウマチ性疾患にとてもお詳しいと伺っています。

小児のリウマチ性疾患にもいろいろなタイプがあるのですが、小児科の医師になって4年目に診察した患者さんが、関節の腫れや痛みといった症状よりも先に目の合併症が出る珍しいタイプの若年性特発性関節炎だったんです。診断も治療も難しくて大変だったのですが、難しいからこそやりがいを感じて本格的に小児のリウマチ性疾患に取り組むきっかけになりました。私のように、日本小児科学会小児科専門医と日本リウマチ学会リウマチ専門医の資格を併せ持つ医師は全国でも少ないといわれており、小児リウマチはまだまだ専門家の数が非常に少ない分野です。ですから開業医となった今でも、土曜日に予約制でリウマチ性疾患のお子さんを診察しています。中には関節リウマチと診断され長年治療を受けていたお子さんが、実際にはリウマチではなく別の病気だとわかることもあり、正しく診断して信頼できる専門施設につなぐことがクリニックの大切な仕事だと考えています。

記事更新日:2017/10/25


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