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堤 豊重 院長の独自取材記事

ツツミ歯科クリニック

(品川区/五反田駅)

最終更新日:2020/04/01

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JR山手線五反田駅から徒歩7分の「ツツミ歯科クリニック」を訪ねた。2階建ての一軒家で、ロッジ風のアプローチを通ってドアを開ける。待合室は外光が差し込む気持ちの良い空間だ。堤豊重院長は保育園の園医を務めるなど長きにわたり地域医療に貢献。一般歯科はもちろん、歯列矯正からインプラント治療までさまざまな治療に対応できる。社会人大学院で博士号を取得するなど勉強に余念がない。大学兼任講師として学生や若い歯科医師教育にも携わっている。そんな環境で得た知識や技術を患者にフィードバックしている。「患者さんの立場に即した診療を行いたい」と話す堤先生に、考え方や、大切にしていることなどを聞いた。
(取材日2019年3月14日)

患者一人ひとりに内容の濃い治療を提供したい

外観が一軒家のようでリラックスできるたたずまいですね。院長が考案したのですか?

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はい。開院したのは1997年になりますが、設備を充実させるため、スペースが広くとれる2階建ての施設を建てることにしました。当院がめざしているのは「総合歯科医院」です。歯を削ったりかぶせたりといった一般歯科だけでなく、高度な治療に対応できる手術室が必要ですし、首から上の口腔領域を検査できるエックス線やCT室、治療やメンテナンス専用の個室、それらをすべて実現しました。また、患者さんにしてみれば、歯の治療は怖いと思っていたり、緊張していることも多いですよね。それで、少し遊び心を加えようという気持ちもありましたね。ロッジ風のエントランスにしたのも、そのような理由からです。建物自体は耐震・制震構造になっていますし、院内の診療台から洗口コーナーまで、口腔に入る水はすべて電気分解でつくった中性殺菌水になっているのもこだわりの一つです。

診療体制について教えていただけますか?

私以外の歯科医師は、妻でもある副院長、そして勤務医が1名です。将来的には、現在、歯科医師として研修中の息子が戻ってくる予定です。また、歯科衛生士は常時2名、そして受付のスタッフがおります。実は、2019年から、チーム医療をより充実させるため、診療日数をこれまでの週6日から4日に変更しました。診療時間を少なくしてでも、スタッフの働く環境を整えて、一人ひとりの患者さんへの治療の質を高めたいと考えたのです。これにより、患者さんがいつ来院しても、常に同じメンバーでお迎えすることができます。われわれの仕事はチーム医療ですから、チームをうまく回転させることで治療がうまくいくと信じています。患者さんとさらに信頼関係を深めていき、安心して治療を受けていただけるようにしたいと思っています。

患者さんはどのような相談で来院していますか?

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私は歯科医師会に所属していますので、地域にお住まいの方が区の妊婦健診や成人検診のために来院するケースが一つ。また、近くの企業にお勤めの方も含めて、一般的な歯科治療で通院する方もいらっしゃいます。さらに、私は長く近隣の保育園の園医を務めていますので、保育園でケガや事故があったときに対応したり、検診が受けられなかった方が当院に治療にいらっしゃることもあります。一方で、インプラント治療や歯列矯正に関しては、紹介などで遠くから通院している方もいらっしゃいますよ。

幅広い治療に対応し、健康寿命を延ばすことに貢献

堤先生の得意な治療について教えていただけますか?

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歯科領域の治療にはさまざまなケースがありますので、可能な限り多くの手段を持って対応できることが大事ですし、患者さんのためにもなると思っています。例えば、矯正治療というのは、通常、一般の歯科医師は行わない領域ですが、「矯正に関しては他院でやってきてください」となれば、患者さんに負担をかけることになりますし、歯科医師にもそれぞれ考えがありますので、治療方針がぶれてしまう可能性もあります。同様に、インプラントに関しても、歯を失って困っている患者さんが、入れ歯か両隣を削るブリッジかと悩んでいる場合のもうひとつの選択肢としてご提案できればと思っているんです。歯列矯正もインプラント治療もしっかり研鑽を重ねてきましたから、安心して治療を受けていただければと思います。

50代、60代で歯列矯正を始める方が増えているそうですね。

歯列矯正は子どもや若い人がするものと思われがちですが、実はそんなことはないんですよ。当院における歯列矯正の最高齢は67歳です。歯並びが整うとブラッシングがしやすくなり、結果として虫歯や歯周病になりにくくなりますし、噛み合わせの改善も見込めます。ちなみに当院では、85歳でインプラントを入れた方もいます。その方は、それまで奥歯で噛むことができなかったのですが、今ではなんでもおいしく食べられると喜んでいらっしゃいます。それに、しっかり咀嚼することは、認知症の予防にもつながるといわれているんですよ。歯列矯正にせよ、インプラント治療にせよ、高齢で「今さらやっても仕方がない」という意見もあるかもしれませんが、健康でおいしいものを食べて、楽しく生活できるというのは、何事にも変えられないこと。健康寿命を延ばし、QOLを向上させることは、まさに歯科医師がめざすところなのです。

診療の際は、どのようなことを大事にしていらっしゃいますか?

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患者さんへのご説明と、ご納得いただいた上で治療を進めることです。当院では、必要に応じて口腔内写真やエックス線撮影を行い、それらを見ながら患者さんに説明を行います。口の中は見えないところが多いですから、患者さんが自分の口の中を把握できるように努めています。そのためにも画像検査はとても重要ですね。例えば、歯の根っこの状態、骨の量、顎の骨に至るまで、全体を把握しながら治療を行っていきます。そうでないと後で症状が悪化したり、やり残しの原因になるからです。当院では、CTやデジタルエックス線検査に力を入れており、2018年には新型の機器に入れ替えました。私自身もかつて大学院の放射線科で学び、現在は講師もしていますから、検査機器を使う技術と画像の読影には自信があります。検査から治療まで一貫して診ることができるのも、当院の強みだと思っています。

常に学び続け、患者に還元していきたい

これまでで印象に残っていることを挙げるとすれば?

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先ほど少しふれましたが、近くの保育園の園医を務めています。0歳で歯がない時から診ていた子が、幼稚園、小学校、その後も検診や虫歯の治療で来院してくれたり、歯列矯正をしていた子が成人してから来院してくれたりと、何かあれば気軽に足を運んでくれることをうれしく思っています。小さい時から診ていると、お母さん方との信頼関係もできてきますから、治療の方針もすぐにご理解いただけることが多いんです。長く診ていると、そういうことがうれしいですね。

今後の展望を教えてください。

当院のめざすこととしては、自分が患者だったらこういうふうにしてもらいたい、という治療を行うことです。できる限り患者さんの立場に立った治療方針を立てていきたいです。また、歯科医療は日進月歩です。数年前に主流だった治療法が、今は否定されるなんていうこともあります。ですので、さまざまな学会に参加するなどして、常にアンテナを張るようにしています。当院では、かぶせ物が1日で作製できる歯科用CAD/CAMシステムを13年前に取り入れるなど、早くからデジタル化を進めてきました。こうした部分でも、患者さんの利益につながればと考えています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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歯は自分の体の一部ですから、自分の口の中の状況に関心を持ち、自分の目で見て、感じ取ってもらいたいと思っています。患者さんご自身が自分の歯に関心を持てるようになると、治療を続けるモチベーションが生まれ、お口の健康を維持しやすくなると思います。やはり、一度治療をしたらもう大丈夫かというと、決してそうではありませんから。車のタイヤが摩耗していくように、私たちの歯も擦り減っていきますので、定期的なメンテナンスをすることで長持ちさせることが大切です。そのためにも、お口の中の写真を撮って、一緒に確認できるようなクリニックを見つけるといいと思いますよ。私たちのクリニックにおいても、引き続き「総合歯科医院」をめざしてみんなで頑張っていきたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療 42万円~55万円/本 
大人の歯列矯正(全顎)70万円~99万円  
子どもの歯列矯正 30万円 
セラミック 3万円~10万円
ジルコニア 8万円~15万円  

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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