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歯並びや舌の位置が口呼吸の原因に
歯列矯正で口呼吸から鼻呼吸に

宮下歯科室

(品川区/戸越公園駅)

最終更新日:2025/04/18

宮下歯科室 歯並びや舌の位置が口呼吸の原因に 歯列矯正で口呼吸から鼻呼吸に 宮下歯科室 歯並びや舌の位置が口呼吸の原因に 歯列矯正で口呼吸から鼻呼吸に
  • 自由診療

歯並びにアプローチし、その見た目を良くすることが期待できる歯列矯正。整った歯並びにはさまざまな健康に関する好影響が見込めることから、審美的な目的だけでなくQOL(生活の質)の向上を求めて矯正を希望する人が増えているという。「宮下歯科室」の宮下乾三院長は、痛みや違和感、治療中の磨きづらさなどに配慮した矯正を重視する歯科医師だ。特に、矯正で上顎の拡大を図ることによる口呼吸へのアプローチには大きなメリットがあるという。大人の口呼吸の直し方や、受診のタイミング、具体的な矯正法などについて宮下院長に聞いた。

(取材日2024年12月9日)

審美的なメリットに加えて、健康に影響を及ぼす口呼吸の改善も期待できる矯正

Qなぜ、口呼吸になるのでしょう。
A
宮下歯科室 歯並びと口呼吸の関係について説明する宮下先生

▲歯並びと口呼吸の関係について説明する宮下先生

口呼吸は、吸って吐く呼吸のどちらか、あるいは両方を口で行う呼吸法のことです。人間の本来の呼吸は鼻呼吸ですから、口呼吸は望ましい状態ではありません。鼻詰まりなどが原因で口呼吸になることもありますが、上顎が狭い、深いといった構造上の問題で口呼吸になっている人もいます。骨格に問題があると、上顎に全体が当たる形で前歯のやや後ろに収まっているはずの舌が下の前歯辺りに下がる「低位舌」になります。これだと鼻への空気が通りにくく鼻呼吸がしづらいため、口呼吸になってしまうことがあるのです。舌の位置が落ちることによって、歯並びに影響をもたらすこともあります。

Q口呼吸をしていると、体にどんな影響がありますか。
A
宮下歯科室 患者にも自分の口の様子を知ってもらうために画像を活用

▲患者にも自分の口の様子を知ってもらうために画像を活用

長時間口が開いたままになるので、細菌やウイルスなどが直接気道に入る可能性が高く、感染症に罹患しやすくなるでしょう。口腔内が乾燥して唾液が十分に出ないため自浄作用がうまく働かず、虫歯や歯周病にかかりやすくなりますし、口臭が出やすくなることもあります。特に就寝中は、意識して口を閉じられないので要注意ですね。睡眠時無呼吸症候群の原因の一つでもあり、ご自身で眠りが浅いと感じて、あるいは夜中の無呼吸に気づいたご家族に勧められて医療機関を受診する方も少なくありません。子どもの頃から口呼吸をしている場合、歯並びや噛み合わせが悪化しやすいことにも注意が必要です。

Qどのタイミングで受診したらよいのでしょうか。​
A
宮下歯科室 矯正を始める前には虫歯・歯周病治療を行う

▲矯正を始める前には虫歯・歯周病治療を行う

口呼吸をしていることに気づいたら、できるだけ早く受診していただきたいと思います。お子さんの口呼吸に早くアプローチできれば、その分歯並びや噛み合わせへの影響を抑えられると考えられますし、将来的な健康リスクの低減にもつながります。口呼吸を放置して睡眠時無呼吸症候群になると、心臓や脳への負担が増大して、ひいては心筋梗塞や脳卒中を引き起こすことにもなりかねません。舌の位置や、朝起きたときの口の渇き具合などを見て、気になるときは気軽に相談していただきたいと思います。

Qこちらでの治療方法について教えてください。
A
宮下歯科室 クリニックでは患者に合わせて適切な治療方法を提案する

▲クリニックでは患者に合わせて適切な治療方法を提案する

口呼吸の根本的な原因が骨格や歯並びにあると判断した場合、専用の矯正装置を用いて上顎の骨の拡大を図ります。それに伴って、ワイヤー矯正で歯並びの改善をめざすことにより、口呼吸を本来の鼻呼吸へと導いていきます。基本的には3~4mm広げることを図り、顔の骨格を望ましくない形に変えることのないように注意しながら、鼻呼吸をするのに十分な広さ、深さの確保をめざします。当院の矯正は、難しい症例でも対応できることが多いため、矯正にかかる時間がネックで決断できずにいる方にもお勧めしたいですね。

Q 口呼吸にならないために普段からできることはありますか。​
A
宮下歯科室 健康面でもサポートができる矯正をめざし、治療を行っている

▲健康面でもサポートができる矯正をめざし、治療を行っている

先ほどお話しした「舌の位置」に気を配ることが大切です。これは治療を始めてからも意識してほしいことですが、上顎に全体がくっつく場所が本来の舌の位置です。これを「舌のホームポジション」と呼んでいます。実際に試していただくとわかりますが、舌がホームポジションに収まった状態では口呼吸のほうがむしろ難しく、自然と鼻呼吸になるはずです。リラックスしているときなどに思い出したら、ぜひ舌の位置を確認して修正してみてください。「あ」「い」「う」「べ」と言いながら大きく口を動かす「あいうべ体操」もお勧めですよ。

ドクターからのメッセージ

宮下 乾三院長

私は当院の矯正を「命の矯正」と呼んでいますが、舌が正しい位置に収まって自然な鼻呼吸ができるようになることで得られるメリットはたくさんあると考えています。審美面だけでなくQOLを高めるための矯正があることを広く知っていただき、健康面のお悩みを解消するお手伝いができればうれしいですね。お子さんにとっては、将来生えてくる永久歯を正しい場所に導くことも望めます。丁寧にカウンセリングをし、矯正を行うことで期待できる最終的なゴールなども画像でお見せしていますので、気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

上顎の拡大を図る矯正/41万8000円~、ワイヤー矯正/41万8000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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