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山澤 秀彦 院長の独自取材記事

目白歯科矯正歯科

(豊島区/目白駅)

最終更新日:2021/10/12

山澤秀彦院長 目白歯科矯正歯科 main

2019年2月に、JR山手線の目白駅から徒歩1分の医療ビル内に移転した「目白歯科矯正歯科」。白と茶を基調にした落ち着いた院内は、ホテルのように洗練された空間だ。矯正歯科を専門にする山澤秀彦院長をはじめ、インプラント治療や一般歯科、小児歯科など各分野に精通した歯科医師が集結し、一つの場所で総合的かつ専門性の高い治療を提供している点が特徴。最近は、山澤院長が得意とするマウスピース型装置を用いた矯正を求めて、近隣だけでなく遠方からも患者が訪れているという。矯正歯科のプロフェッショナルとして、また院長として多忙な日々を送る山澤院長に、診療方針や治療におけるこだわりなど、普段は聞けない話をたっぷりと聞いた。

(取材日2019年5月28日)

専門家が集結し、技術面・対応面双方での満足度を追求

2019年2月にクリニックを移転されたそうですね。

山澤秀彦院長 目白歯科矯正歯科1

はい。他院や患者さんからの紹介で、たくさんの患者さんがお越しくださるようになり、以前の場所では手狭で予約が取りづらくなっていました。ユニット数を増やし、ゆったりと診療を行いたいと考えて現在地に移転したのです。目白駅から徒歩1分、内科や婦人科もある医療ビル内ということで、患者さんにとって利便性が高いと思います。クリニックを新しくするにあたって一番に考えたのは、せっかくお越しくださった患者さんが落ち着いてリラックスできるような場所にするということでした。そのイメージをデザイン事務所にお伝えし、細部にまでこだわった造りにしました。治療はもちろん、居心地の良さにおいても満足いただける、「ここで治療を受けて良かった」と感じていただけるクリニックにしたかったのです。

設計における工夫や設備面の特徴について教えてください。

移転前はユニットをパーティションで区切っていたのですが、当院ではプライバシーや衛生面に配慮して6室の個室を用意しました。歯列矯正でお越しくださる方が多いですし、インプラントのオペも行いますので、周囲の目を気にせずにゆったりと治療を受けていただきたいと考えてのことです。ユニット数を6台に増やしたことで、予約の取りづらさも解消されました。また、スタッフの動線に配慮し、受付の裏側が通路でつながっているため、スタッフの無駄のないスピーディーな動きが実現できています。設備面においては、歯科用CTを備えていますし、移転に伴い新たに歯科用マイクロスコープを導入しました。最近は、歯科治療に強い恐怖心を持つ患者さんの不安感やストレスを和らげるため、笑気吸入装置も設置しました。

こちらのクリニックの特徴をお聞かせください。

山澤秀彦院長 目白歯科矯正歯科2

当院は、「各分野のスペシャリストが集い、それぞれが得意分野を発揮する」をコンセプトに、専門性の高い治療を提供しています。私は矯正歯科を担当していますが、一般歯科、インプラント治療、小児歯科を担当する歯科医師もおります。近隣だけでなく池袋・板橋方面からも多くの患者さんがお越しくださっており、最近は神奈川や茨城など、遠方からお越しくださる方も珍しくありません。土日祝日も診療、平日は20時まで診療していますので、会社員や若いファミリーの方も多くいらっしゃいます。事前にインターネットで調べて来院される方が少なくないため、皆さんのニーズに応えられるよう、セミナーなどにも積極的に参加して、新しい技術や知識を患者さんに提供できるように心がけています。

マウスピース型装置を用いた矯正が強み

矯正歯科では、どのような治療や施術を行われていますか?

山澤秀彦院長 目白歯科矯正歯科3

当院では、ワイヤーを使用する一般的な表側矯正や裏側矯正のほか、アンカースクリューを用いた矯正など、さまざまな方法を取り入れています。近年は特に、私が力を注ぐマウスピース型装置を用いた矯正を求めて来院する人が増えています。歯科用CTや3Dスキャナーによる精密検査を行い、シミュレーションシステムによる綿密な治療計画のもと、マウスピースで少しずつ歯を動かしていくというものです。装置が目立ちにくく、痛みが少ないといったメリットが知られていますが、汚れがつきにくく、取り外して普段どおり歯磨きができるので、虫歯や歯周病になりにくいのが最大の利点です。気軽に取り組むことができる一方、歯科医師の知識や技術、経験が仕上がりを左右するということを多くの方に知っていただきたいですね。

先生の診療方針をお聞かせください。

家族や恋人など、大切な人を診るという気持ちで診療を行っていますし、クリニック全体でインフォームドコンセントを大切にしています。治療を始める前に、なぜその治療が必要なのかをお伝えし、患者さんのご要望も伺いながら、納得いただける最善の治療をご提案することが大事だと思うからです。また、説明のわかりやすさにもこだわっており、デジタルエックス線や口腔内カメラで撮影した画像は、すぐにモニターに映し出し、患部の状況をご自身で確認していただくようにしています。1回の治療時間は基本的に1人40分程度ですが、初診はもちろん、普段の診療でもプラス10分ぐらいは、ゆっくりと落ち着いてお話ができる時間をお取りします。来院されるたびに、現在の症状や困っていることをお聞きして、なるべくその場でお応えしたいと考えています。

歯磨き指導にも力を入れているそうですね。

山澤秀彦院長 目白歯科矯正歯科4

はい。矯正中の患者さんには、基本的に毎回、歯磨き指導を行っており、ご自宅でのケアの仕方もしっかりアドバイスします。矯正専用の歯ブラシがあるので、治療を受ける方にプレゼントしていますよ。お子さんの場合は、歯磨きが嫌にならないように、モチベーションアップの動機づけが重要です。例えば、磨き残しや汚れている所を赤く染めて見せてあげて、「前回はこんなに赤かったけど、今回はこんなにきれいになったね」「頑張ったね」と、しっかり褒めて、お子さんのやる気が出るような声かけをするようにしています。虫歯や歯周病といった口腔内の病気は、いったん治療が終わっても再発しやすく、定期的な検診と毎日のケアが大切なのです。

患者の笑顔が見られる瞬間が一番の喜び

なぜ歯科医師の道を選ばれたのでしょうか?

山澤秀彦院長 目白歯科矯正歯科5

昔から負けず嫌いで、人と同じは嫌だという子どもでしたから、いわゆる専門的な職業に就きたいと思っていました。医学部や建築学部なども受験して、合格した中から自分に一番合っていそうな歯科医師の道を選んだという次第です。いざ入学してみると、歯学部でも人体解剖から始まり、体全体のことを勉強することに驚きましたね。学年が上がるごとに歯科に直結する勉強に特化していくと、自分の中でテンションが上がりました 。卒業後は矯正歯科や歯科口腔外科など、何を専門にするかで再び悩みましたが、審美的なことに興味があったことと、患者さんに喜んでもらえることに魅力を感じ、歯列矯正のプロになることに決めました。長い期間頑張って治療を続けてきて、装置が外れた時には、皆さんすごく良い笑顔になります。その笑顔を見る瞬間が、矯正歯科医師としての一番の喜びです。

休日はどのように過ごされていますか?

休みは月に1回か2回くらいしかないですが、家でゆっくり過ごすということはあまりありませんね。歯科の勉強会やセミナーに行って、その帰りに歯科医師仲間と飲みに行くことが多いです。矯正歯科の先生と情報交換をしたり、一般歯科の先生からは最近の歯科治療のトレンドを教えてもらったり。そう考えると、休日も歯科に関することをしていますね。

最後に、読者にメッセージをお願いします。

山澤秀彦院長 目白歯科矯正歯科6

より多くの方に、歯列矯正を身近に感じてもらうことが目標です。以前はワイヤーの装置による歯列矯正が主流でしたが、今はマウスピース型装置による目立たない歯列矯正がどんどん進歩してきていて、抜歯が必要なケースにも対応可能になるなど、選択肢が広がっています。近年は、歯の生え替わる小学校低学年から取り組めるタイプも登場しており、小さなお子さんにもお勧めの方法です。当院では、費用面を心配される方にも取り組みやすいよう、費用設定にも配慮しています。これまで歯列矯正をためらわれていた方も、ぜひ一度ご相談にいらしてくださいね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型装置を用いた矯正/45万円~
表側矯正:成人矯正/60万円~、小児矯正/30万円~
裏側矯正/90万円~
矯正用のアンカースクリュー1本/2万円
インプラント治療/35万円~
審美歯科の一例:オールセラミック/12万5000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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