梶原 勝敬 院長、梶原 希 先生の独自取材記事
けやき歯科クリニック
(三養基郡基山町/基山駅)
最終更新日:2026/03/27
基山町を縦断するけやき通りで2026年4月に開院する「けやき歯科クリニック」。一般歯科をはじめ、インプラント治療や精密治療、口腔機能管理、マタニティー歯科まで幅広い診療が特徴だ。また歯科麻酔の専門性を生かした鎮静下での治療にも対応。笑気麻酔と静脈内鎮静により、歯科恐怖症の患者や障害がある患者の診療ができる他、全身疾患があり管理下での治療が必要なケースも受け入れられる。診療を行うのはインプラント治療や歯周病治療で研鑽を積んできた梶原勝敬院長と、妻で歯科麻酔科の経験を持つ希先生。それぞれの強みを生かしながらめざすのは、患者一人ひとりに寄り添う“明るい未来への伴走者”だという。「些細なことでも相談してほしい」と笑顔を見せる2人に、開業の意気込みやクリニックの特徴などについて詳しく話を聞いた。
(取材日2026年3月17日)
地域に根差し長く愛される歯科クリニックをめざす
クリニックの開院が間近ですね。まずは意気込みをお聞かせください。

【勝敬院長】私自身は歯科医師としてまだ若く、診療経験が豊富だと自信をもって言えるほどではありませんが、逆に若いからこそ患者さんと長くお付き合いができるところが強みだと思っています。今後、20年、30年と歯科医師を続けていくわけですから、地域に根差し皆さんに愛される歯科クリニックにしていきたいですね。
【希先生】院長も私も専門分野はありながら、幅広い歯科診療を経験してきました。それぞれの歩んできた道ならではの治療や、患者さんへの寄り添い方など、これまで培った知識と技術を生かし、この歯科クリニックにしかできないような歯科医療を提供していければと思います。
お二人のこれまでのご経歴を教えてください。
【勝敬院長】子どもの頃から医療ドラマを見て「かっこいいな」と思っていたんです。そこから医師や薬剤師など医療系の道をめざすようになったのですが、独立志向が強かったので開業率が高い歯科医師を選びました。臨床研修を終えてからは柳川市や福岡市、佐賀市の一般歯科に勤め、歯周病やインプラント治療などそれぞれの歯科クリニックの特徴ある診療を学びました。
【希先生】昔から食事の空間、食事を楽しむ雰囲気が好きでした。食事を楽しむためにはお口の健康が大切。最期まで食事を楽しんでもらう手助けがしたいと思ったことをきっかけに、歯科医師の道を選びました。大学卒業後は大学院に在籍しながら九州大学病院の歯科麻酔科に所属し、高齢者や全身疾患を持つ患者さんに特化した治療に携わりました。歯科法医学の研究をしていたので、九州大学医学部で法医学の教員としても勤めていました。
何か開業のきっかけはあったのでしょうか?

【勝敬院長】クリニックというのはどうしても院長の強みや特徴、カラーが出るものです。勤務医として研鑽を積む中で「もっとこうしたら良いのではないか」という、自分なりの指標が少しずつ固まっていきました。自分が理想とする診療を患者さんに提供するためにも、開業に挑戦するしかないと決意しました。当クリニックのある基山町は、住みやすくご家族で住まわれる方が多いため、これから患者さんと長くお付き合いしていけるエリアだと感じています。また交通の便が良い場所なので、患者さんやスタッフが通いやすいという点も決め手になりました。
明るい未来への伴走者として患者の健康を支える
クリニックのコンセプトである「明るい未来への伴走者」に込めた想いは?

【勝敬院長】歯科では、治療したら通院を終わりにしていいわけではなく、その後に私たちと患者さんがともに管理していかなければ維持することができません。私たちが手を抜いてしまえば、患者さんがいくら頑張ってケアしても悪くなってしまいます。私たちはお口の健康の専門家として治療をしたり情報提供をしたりしながら、患者さんにとって明るい未来に向かうための伴走者でありたいと思っています。
【希先生】ファミリー層が多い地域ですから、お子さんからご高齢の方まで一人ひとり生活背景は違うものです。その一人ひとりの個性に寄り添うというコンセプトは、身内ながらすてきな言葉だと感じています。
幅広い歯科診療に対応されているそうですね。
【勝敬院長】一般歯科に加え、インプラント治療、歯周外科治療、歯科用顕微鏡のマイクロスコープを使ったダイレクトボンディングなどの精密治療や根管治療など、さまざまな診療を提供するクリニックです。また妻が歯科麻酔に関する専門知識を持っているので、笑気麻酔や静脈内鎮静下での診療ができるのは一つの特徴。それに顎の発達を促す口腔筋機能療法(MFT)を含め、お子さんやご高齢の方の口腔機能改善を図っていきたいと思っています。
【希先生】これまで、大学病院や慢性期病院で全身疾患のある方や障害のある方の治療に関わってきましたので、お体にご不安のある方にも対応できればと思っています。それに女性の歯科医師ですから、お子さんや女性で希望される方の診療に対応するのに加え、自分が現在育児をしていることから、マタニティー歯科や食育などにも積極的に関わっていきたいです。
どんな患者さんに受診してもらいたいですか?

【勝敬院長】歯科には昔から「歯が痛くなったら行くところ」というイメージがありますが、その原因は、「お口の健康は継続して管理していかなければならない」ということを説明できていない点に由来します。しっかりと情報提供をしていけば地域の皆さんの中にも安心して長く通えるクリニックを探したいという方は多いと思いますので、信頼関係を築きながら輪を広げていきたいと思います。
【希先生】基本的に院長と同じ想いですが、将来を見据えた診療や当院のコンセプトについてご理解いただけるような患者さんに来てもらいたいですね。クリニックづくりも工夫しているので、ぜひご家族で受診ください。
2人の特徴を生かし、安心できるクリニックをめざす
クリニックづくりでこだわったポイントを教えてください。

【勝敬院長】患者さんとスタッフの動線分離はこだわったところです。車いすの方やベビーカーを伴って来られる方が、器具などを持ったスタッフとすれ違ってしまうと、どうしても危険性が高まります。ですから動線分離は第一優先として取り組みました。また、幅広いニーズにお応えするためにマイクロスコープや歯科用CTなどの機器類を充実させました。エックス線室に小窓を開けることでお子さんが保護者の顔を見ながら撮影できるようにしたり、消毒室を患者さんに見えるようにしたりして、患者さんの不安を減らせるよう、細かい部分にも配慮しました。
【希先生】壁紙を明るい雰囲気のものにしたり、車いすやベビーカーでも通れるようにバリアフリーにしたり、女性目線を生かしたつくりになっていますよ。キッズスペースや親子で入れる診療室を備え、待合室にはパソコン作業や宿題ができるようにカウンターも配置したので、使っていただけるとうれしいです。
診療においてお二人が心がけていることはありますか?
【勝敬院長】歯科医師として、やるべきことはやらなきゃいけないというスタンスを大事にしています。患者さん自身にも「こうしてほしい」という理想はありますが、良くない選択をしようとしている方に何も言わないのは駄目。なぜ良くないかという点までしっかりと説明をして治療法を選んでもらうようにしています。歯科治療は元に戻すことができませんから、お互い後悔がないようにしたいですね。
【希先生】歯科医師として1本でも多く歯を残したい気持ちはありますが、今後のケアなどを考えれば必ずしもそれが最善だとは言えません。全身疾患などリスクのある患者さんを診てきた経験をもとに、生活背景や身体状態まで見越した診療を心がけています。
最後に今後の展望を含め、読者の皆さんにメッセージをお願いします。

【勝敬院長】長く続けていきたいという想いがありますから、診療メニューは当然進化させていきますし、そのためにも私たち歯科医師・スタッフが成長し続けていかなければなりません。めざすのは何でも聞けるクリニック。些細なことでも構いませんので相談してもらえるとうれしいですね。
【希先生】当院の特徴は幅広い診療に対応している点と、男女の歯科医師がいること。ふらっと立ち寄れるような、地域密着型のクリニックになれたらうれしいです。どうぞお気軽にお越しください。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療/38万5000円~、ダイレクトボンディング/3万3000円~

