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安崎 弘晃 院長の独自取材記事

小谷医院

(横浜市金沢区/能見台駅)

最終更新日:2020/04/01

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能見台駅からバスに揺られること5分。京急バスの能見台三丁目停留所からすぐの街路樹のきれいな緑が印象的な通り沿いにあるのが「小谷医院」だ。小さな子どもから高齢者までのかかりつけ医として、30年以上にわたって地域と歩んできた同院は、2018年10月に安崎弘晃先生が院長に就任。以降もそれまでと変わりなく、地域密着の診療を実践している。近隣の病院や診療所に長く勤務していたことなどから、同地域になじみが深いという安崎院長は、「地域の皆さまが気軽に立ち寄れて、何でも相談できるような、温かみのある診療所にしていきたいですね」と優しい口調で気さくに語る。そんな安崎院長に、同院のことや地域医療にかける思いを聞いた。
(取材日2018年12月28日)

30年以上の歴史を持つ診療所を継承

こちらの診療所を引き継いだばかりと伺いました。

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今年の10月に前院長である小谷貢先生から引き継ぎ、院長に就任しました。私はこれまで、近くにある横浜南共済病院や横浜市立大学附属病院にも勤めていましたし、今住んでいるのも同じ金沢区ですから、この地域にはすごくなじみがあります。ですから今回、当院を引き継ぐことができたのは本当にうれしいんです。小谷先生とは、今回継承をするという話になる前に面識はなかったのですが、今年の9月まで勤めていたのが、そこの先代の院長と小谷先生が一緒に、45年ほど前に立ち上げた診療所だったというのを後から知って、何かの縁を感じましたね。それに10月からしばらくは、小谷先生が毎日一緒に診療をしてくれて、すべての患者さんを一人ひとり紹介していただきました。患者さんにも安心してもらえたと思いますし、私もすごく心強かったですね。今も小谷先生には診療を手伝っていただいています。

どのような患者さんが訪れていますか?

今のところは小谷先生が診られていた患者さんが中心で、近隣にお住まいの方の風邪などの一般的な症状や高血圧、糖尿病、脂質異常症など生活習慣病の方が多いですね。午後は、発熱や鼻の症状、皮膚の病気など比較的軽い症状のお子さんも多くいらっしゃいます。もともとの私の専門は消化器内科ですが、当院に来る前の4年間は、診療所で総合内科の診療をしていました。ですから、風邪や頭痛、皮膚の症状や、当院には超音波診断装置もあるので過活動膀胱や前立腺肥大などの検査などなんでも診ることができますので、症状や悩みがあるのなら、まずは相談に来てほしいと思っています。あとは往診も小谷先生から引き継ぎ行っています。

診療の際に心がけていることを教えてください。

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笑顔と優しさ、そして患者さんが来やすい雰囲気づくりです。当院のような地域の診療所と総合病院はそれぞれ役割があります。適切な診断、治療を行った上で、患者さんが心から安らげるような、本当に安心して自分の体のことを任せられるような診療所にしたいと思っています。また、そう思ってもらえるような診療を心がけています。それに当院のスタッフは、みんな小谷先生の頃から働いているので、医師は変わってもスタッフはそのままなんです。スタッフから患者さんのことを教えてもらうこともありますし、診察が終わって、待合室でスタッフとゆっくりと話をしてから帰る方もたくさんいます。そういうことも大切だと思っています。

気軽に立ち寄れて、なんでも相談できる診療所をめざす

これから、どのような診療所にしていきたいとお考えですか?

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繰り返しになりますが、地域の皆さまが気軽に立ち寄れて、なんでも相談できる地域密着型のかかりつけ医であることです。小児科も専門ではありませんが、これまでどおり診ていきますし、土曜と日曜も午前中は診療をしています。日曜の診療はニーズも高くて、たくさんの患者さんに来ていただいていますので、これからも続けていかなければならないと考えています。もう一つは、診療所と病院の役割分担をしっかりとしていくことです。大きな病院では相談しにくいような、ちょっとしたことでも気軽に相談してもらって、当院で診られるものはしっかりと診て、大学病院や総合病院で診てもらうべきものは、ためらいなく紹介することですね。以前、勤めていたこともあって、近隣の病院には知り合いの先生も多いですから、より適切に紹介ができると考えています。

引き継いでから2ヵ月ですが、思うことはありますか?

診療所と病院の役割分担の話にもつながるのですが、高齢のかかりつけの患者さんの中で、病院をかけ持ちしている人が多いなという印象を受けています。例えば、高血圧の薬をもらうだけで循環器の先生のところへ行ってから、糖尿病の薬をもらいに糖尿病の先生のところへ行っている方や、当院と総合病院の両方にかかっている方ですね。患者さんは、それで安心できるところもありますから駄目ではありませんが、いくつも通院するのはやっぱり大変だと思うんです。ですから病状が落ち着いているのであれば、かかりつけ医として当院が全部の薬を出して、年に数回、検査のときだけ病院に行くようにできれば良いなと考えています。ただ、それをいきなりするのは無理ですから、定期的に診察をしていく中で患者さんとの信頼関係を築いて、病院へ行くのが大変なのでここで薬を出してほしい、自分の体を全部任せたい、そう思ってもらえるようにしていきたいですね。

ところで、先生はなぜ医師を志したのでしょうか?

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あまりはっきりした理由はないんです(笑)。父は会社員だったのですが、将来資格を持ってできる仕事をしたほうがいいと言われてきましたので、それが何となくずっと頭の中にあって医学部に入りました。消化器内科を専門に選んだのは、内科の中でも消化器内科は、特に病院だと検査が多くて、体を動かすからですね。モニターに出てくる検査結果の数字とにらめっこしながら考えるより、体を動かすほうが私に向いていると思ったんです。その後は大学病院や基幹病院に勤めたり、大学院で研究をしたりしてから、診療所に4年ほど勤務し、その後当院を引き継ぎました。今は医師になって本当に良かったと思っています。患者さんと真摯に向き合えば、ありがとうと感謝してもらえる。それがすごくうれしいですし、医師のやりがいというのはそこに尽きるのではないでしょうか。

丁寧で真面目な診療で信頼を得たい

どのようにリフレッシュをしていますか?

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引き継いだばかりで本当に忙しくてあまり時間がないのですが、今はバスケットボール、Bリーグ観戦が好きですね。少し前にチケットをもらって初めて観戦に行ったんです。私も学生時代はバスケットボール部でしたし、席もすごく良いところだったので、結構楽しみにして行ったのですが、なぜかあまり楽しめなかった(笑)。それで、自分の中で何か納得いかなかったのでもう一度見に行ったんです。そうしたら今度はすごく面白くて、それからはまっちゃいましたね。今は、川崎のチームを応援しています。

今後の展望を教えてください。

今は院内を引き継いだままで使っているのですが、できるだけ早めにリフォームしたいですね。待合室を広くし、診察室や処置室も、私なりに使いやすいように変えていきたいと考えています。それに胃の内視鏡検査装置も導入予定で、来年度から横浜市の各種がん検診が受けられるよう準備をしています。この地域は丘の上にあり、何か用事があるときには、バスなどで駅まで降りて行かなければならず、あちこちの診療所に通うのは大変なんです。加えて今は半分の人ががんになるといわれている時代ですから、がん検診や予防接種など、ここでできることはなんでもしていきたいと思っています。

最後に読者にメッセージをお願いします。

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まずは、皆さまから信頼される診療所にしたいと思っています。そのためには、丁寧に対応して真面目に診療をしていくこと。それを地道に続けていけば、信頼はついてくると考えています。そして小谷先生が実践されてきたように、地域に根差した患者さん中心の医療を心がけ、これまでもご利用いただいていた患者さんはもちろん、新しい患者さんにも安心していただける皆さまのかかりつけ医として、最善を尽くしていきたいと思います。駐車場も7台分ありますし、幅広く診療をしていますので、健康のことなら本当に気軽になんでも相談していただきたいと思います。

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