市販薬で改善できないニキビに
進化し続ける皮膚科のニキビ治療
紀尾井町皮膚科クリニック
(千代田区/永田町駅)
最終更新日:2026/03/13
- 保険診療
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思春期に多いニキビは、「よくあること」として見過ごされたり、「若さの象徴」などと軽視されたりしがち。しかし放置すれば一生残るニキビ痕(瘢痕)につながりかねない、れっきとした皮膚疾患だ。「紀尾井町皮膚科クリニック」で院長を務める谷川仁子先生は「近年はニキビの低年齢化も進んでいます。将来の肌を守るためにも、早期治療がお勧めです」と教えてくれた。ここ数年で保険適用のニキビ治療薬が飛躍的に増え、皮膚科での治療の選択肢は格段に広がっているそうだ。そこで今回は、市販薬だけでは解決しきれない患者の悩みに応えるべく、医学的根拠に基づいた多彩な選択肢を用意している同院のニキビ治療やその重要性について聞いてみた。
(取材日2026年2月27日)
目次
ここ数年で劇的に進化したニキビ治療は「未来への投資」、市販薬で改善できないなら迷わず皮膚科へ
- Qニキビでの悩みで受診する人は増えているそうですね。
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A
▲一生の悩みになる前に。早めに相談してほしいと話す院長
従来、ニキビは「青春のシンボル」などと言われ、病院へ行くほどのものではないとする風潮がありましたが、近年ではニキビで皮膚科を受診される方は増加傾向です。特に若い世代を中心に、男女を問わず、肌をきちんとケアすべきという意識の高まりがあるように感じます。ニキビの低年齢化も進んでいて、親御さんといらっしゃる小学生の患者さんも少なくありません。ニキビは適切な治療をしないと痕が残り、一生の悩みとなってしまう可能性もあるため、早めの受診が重要です。「たかがニキビ」と軽んじることなく、まずは気軽にご相談いただける場所として、皮膚科を検討してほしいと思っています。
- Q市販薬で治らない場合、他にどのような治療法がありますか?
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A
▲専用の洗面台を設けた完全個室の処置室を用意
市販薬で改善が見られない際に、皮膚科ではより多角的なアプローチが可能です。保険診療では、皮膚の代謝を整えるための薬や抗生物質、漢方薬などを組み合わせ、一人ひとりの症状に合わせて処方します。さらに自由診療では、アゼライン酸を含んだ抗炎症薬など、クリニックでしか扱えない高濃度の外用薬も選択肢に入ります。ケミカルピーリングが役立つ方もしばしばいらっしゃいます。また、顕微鏡検査でニキビの原因がニキビダニ(デモデックス)だと判明した場合は、それに対応した治療も行います。原因を追究し、市販薬にはない濃度や成分の薬剤を使うことで、根本からの改善をめざせるのがクリニックの強みと言えるでしょう。
- Qニキビ治療に関して、こだわりなどはありますか?
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A
▲肌の状態を丁寧に確認し、一人ひとりに合う治療方法を見極める
一口にニキビといっても、原因も状態も一人ひとり異なります。性別による肌の厚さやホルモンバランスの違い、食事内容や洗顔習慣などによっても、最適な治療法は違ってくるのです。そこで当院は問診を重視し、時には実際に肌に触れるなど状態を直接確かめながら、その方に最適な治療法を一緒に探っていきます。例えば、丁寧に洗顔しているのに治らないという方で、実は洗顔料がニキビの原因だったというケースも。私自身、敏感肌で若い頃には化粧品選びにたいへん苦労しましたが、肌に合うスキンケアを見つけることは、時に大きな負担を伴います。こちらでは一人ひとりに寄り添って、少しでも近道を示して差し上げられればと考えています。
- Qホームケアで気をつけるべきことがあれば教えてください。
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A
▲治療だけでなく、生活習慣やスキンケアまでアドバイス
ニキビ治療において、クリニックでの処置と同じくらい大切なのが毎日のホームケアです。特に洗顔料選びは重要で、うるおい重視のアイテムが実は毛穴を詰まらせているというケースも少なくありません。当院では、患者さん一人ひとりの肌質を確認して、それぞれに合うものをご提案しています。また、腸内環境が乱れると口周りのニキビができやすくなるなど、食生活も肌に直結しています。食事や睡眠といった生活リズムを整えることも、肌の代謝を助けるためには不可欠なのです。一朝一夕ですべてが解決するわけではありませんが、正しいスキンケアと生活習慣を継続することは、早期改善への近道となります。
- Qニキビで悩んでいる方へのメッセージをお願いします。
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A
▲患者の肌悩みが晴れ、日常が明るくなるよう全力でサポート
ニキビは早く治療を始めるほど、痕を残さずきれいに治療できる可能性が高まります。また、皮膚科ではより幅広い治療を選択することが可能です。ニキビ治療は、将来ニキビ痕に悩まないための未来への投資だと思って、ぜひ一緒に取り組んでいきましょう。ニキビに限らず、見た目の悩みがあると、鏡を見るのがつらくなったり、人に会うのが嫌になったりということもあるでしょう。悩みが深まれば、勉強や活動に集中できなくなるかもしれません。少し勇気を出して皮膚科の扉をたたくことで、きっとこの先の肌と心に良い影響があるはずです。当院では、皆さんの毎日が明るく自信に満ちたものになるよう、全力でサポートしています。
自由診療費用の目安
自由診療とはアゼライン酸外用薬/3300円、ケミカルピーリング1万1000円、自費初診料3300円、再診料1100円

