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小川 誠司 院長の独自取材記事

東京ARTクリニック

(中央区/日本橋駅)

最終更新日:2026/04/07

小川誠司院長 東京ARTクリニック main

東京駅八重洲北口から徒歩2分、オフィスビルの2階に2026年に開業した「東京ARTクリニック」。明るい木目調の院内は医療機関であることを忘れてしまいそうな温かみのある空間で、春には窓から桜が望める。院長の小川誠司先生は日本生殖医学会生殖医療専門医として臨床経験豊富な不妊治療のスペシャリストだ。一般不妊治療から体外受精、男性不妊まで幅広い治療に対応できる体制を整え、初診から妊娠まで小川院長が一貫して担当する。平日は20時まで診療し、土日祝も診療するのは、患者にベストなタイミングで治療を届けたいという信念ゆえ。スタッフも患者への思いやりを重視して集めたという。品質を追求した医療と温かなホスピタリティーが共存する同院について、小川院長に話を聞いた。

(取材日2026年3月13日)

患者にとってのベストを尽くすために選んだ開業の道

先生が生殖医療の道に進まれるまでの経緯をお聞かせください。

小川誠司院長 東京ARTクリニック1

祖父が医師だったこともあり、幼い頃からその姿を見て自然と医師を志しました。産婦人科を選んだのは、ちょうど産婦人科医が激減していた時期で、人手が少ないところで役に立ちたいと思ったからです。その後、慶應義塾大学の医局で生殖医療に出合いました。産科や婦人科はガイドラインに沿って進めますが、生殖医療は患者さんによって全然違いますし、同じ方でも周期ごとにアプローチが変わる。一人ひとりに合わせてホルモンや血液の結果を読み解き、自分で考えて治療計画を立てるという過程が学問的にとても面白く、この道に進みました。大学院では卵子の初期発生に関する遺伝子研究にも取り組み、また仙台の不妊治療専門施設で数多くの臨床症例を経験するなど、研究と臨床の両面で研鑽を積んできました。

そうしたご経験を経て、開業を決意されたのにはどのような思いがありましたか。

もともと研究よりも臨床が好きで、開業への思いは以前からありました。大きな病院だと日曜や祝日に診療できないことがあり、患者さんにとってベストなタイミングで採卵や診察ができない場面が出てきます。不妊治療はタイミングがとても大切ですから、それは避けたかった。また、受診される方はバリバリ働いている世代の方が多いので、通院にストレスを感じることなく、ゆったりした気持ちで診療を受けてほしいという思いもありました。そうした環境を整えるには、自分の信念を通せる形が必要だと考え、開業を選びました。当院では平日20時まで、土日祝も診療を行っていますし、初診から妊娠まで私が一貫して担当します。一人ひとりの経過を把握した上で、その方に適した判断ができる体制を大切にしています。

院内の空間づくりでこだわられた点を教えてください。

小川誠司院長 東京ARTクリニック2

不妊治療のクリニックは重厚感のあるところが多いのですが、悩みを抱えた方が訪れる場所だからこそ、明るい雰囲気にしたいと考えました。院内は木目調を基調にした温かみのある空間で、大きな窓からは外の通りが見え、春には桜も楽しめます。待ち時間に少しでも気分転換になればという思いを込めています。待合室にはデスクも設けていて、採血結果を待つ間にお仕事を進めていただくこともできます。スタッフの動線と患者さんの動線は分けていますので、スタッフの目が行き届きやすく、患者さんにとっても快適な環境です。プライバシーを気にされる方のために個室も用意しました。立地は東京駅から徒歩2分で、複数の地下鉄駅も利用できますので、通院のしやすさという点でも安心していただけると思います。

幅広い治療に対応する、こだわりの診療体制

こちらで受けられる治療や設備の特徴について教えてください。

小川誠司院長 東京ARTクリニック3

基本的に、当院でできない不妊治療はほぼない、といえるように体制を整えています。排卵誘発やタイミング指導、人工授精といった一般的な治療から、体外受精や顕微授精などの高度生殖補助医療、さらにブライダルチェックまで幅広く対応しています。不妊原因の半分は男性側にあるため、非常勤の泌尿器科医と連携し、男性不妊の診療や手術まで行える設備もそろえました。培養は体外受精の成否を左右する大事な工程ですので、培養に使用する機器は先進のものを導入しています。培養士も実力あるスタッフに来てもらっています。ホルモン測定装置も機種によって精度に差が出るため、精度にこだわって選びました。

特に力を入れている取り組みをお聞かせください。

これまでの体外受精は「生殖補助医療」と呼ばれるとおり、あくまで補助なんですね。精子の状態が良くないとき、精子そのものの改善を図るのではなく受精を手助けするための治療が中心でした。ただ、卵巣機能や精子の質を根本から引き上げることができれば、可能性は大きく広がります。そのため、当院では卵巣機能および精子の質の評価と改善を重要視しています。もう一つ力を入れているのがプレコンセプションケア、つまり妊娠前からの体づくりです。妊娠に向けて、食生活や生活習慣を見直してから治療に臨むことが大切だと考えています。

日々の診療で大切にされていることは何でしょうか。

小川誠司院長 東京ARTクリニック4

生殖医療は患者さんによってアプローチがまったく異なりますので、まずはその方がどう考えていて、何を望んでいるのかをしっかり伺うことを大切にしています。私は、クリニックのルールに患者さんを合わせるようなやり方はおかしいと思っているんです。年齢や不妊の原因、取り巻く環境も一人ひとり違いますから、こちらの基準で「こうしなくては駄目」と押しつけるのではなく、その方の考えを尊重したい。医療者の目から見て異なる見解があったとしても、患者さんがそれを望んでいるなら、それでいいと思っています。お話をじっくり伺った上で、その方にとって何がベストなのかを一緒に考え、治療計画を提案していく。そういう二人三脚のスタイルを、開業前からずっと貫いてきました。

心の負担も大きい治療だからこそ、癒やしを届けたい

スタッフの方々について教えていただけますか。

小川誠司院長 東京ARTクリニック5

スタッフは以前からの知り合いに声をかけて集めました。必ずしも全員が不妊治療の経験者だったわけではないのですが、私が一番重視したのは「患者さんにどう接するか」「どういう気持ちで向き合っているか」という部分です。治療の知識は後からいくらでも教えられますが、患者さんへの接し方や思いやりの気持ちというのは、大人になってからいくら言っても簡単には変わりません。だからこそ、最初から私と同じ方向を向いている人に来てもらいたかった。結果として、患者さんが本当に話しかけやすいスタッフがそろったと自信を持って言えます。不妊治療のクリニックにとって、こうした「人と人との部分」こそが一番大事なところではないかと思っています。

患者さんにとって、どのような場所でありたいとお考えですか。

規模を大きくしていこうとは思っていなくて、小さいクリニックならではの目が届く良さを大事にしたいんです。私の目が届く範囲で、一人ひとりに丁寧な医療を届けたい。不妊治療を続けていると、精神的なご負担を感じられることも少なくありません。だからこそ、当院がちょっとした癒やしの場になれたらいいなと思っています。治療のこと以外でも何でも気軽にスタッフに話していただきたいんです。世間話でも、家族の悩みでも何でも構いません。誰かに話せるだけで気持ちはだいぶ楽になりますから。もちろん、治療として結果を出すことをめざすのは大前提です。ただ、それと同じくらい、気軽に立ち寄れて心の支えにもなれる場所でありたいと思っています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

小川誠司院長 東京ARTクリニック6

お一人で悩まず、まずは気軽に相談していただきたいですね。クリニックに行くこと自体、ハードルが高いと感じる方は多いと思いますが、そのハードルを少しでも下げたいと思っています。どんな些細なことでも構いませんので、お気軽にお尋ねください。私は男性ですから話しにくいこともあるかもしれませんが、そういった部分は女性スタッフがしっかりカバーしてくれます。それから、ここに来たからといって必ず治療を始めなければいけないわけではありません。治療すべきかどうかの判断も含めて、一緒に考えることができます。今すぐお子さんを望んでいる方も、将来的にちょっと考えているという方も、どなたでもお気軽に相談に来ていただけたらうれしいです。

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