下田 浩輝 院長の独自取材記事
東戸塚駅前西口 おなかの窓口・内科・大腸と胃内視鏡クリニック
(横浜市戸塚区/東戸塚駅)
最終更新日:2026/03/11
東戸塚駅西口から徒歩2分、横浜駅からも横須賀線で徒歩8分という好立地にある「東戸塚駅前西口 おなかの窓口・内科・大腸と胃内視鏡クリニック」。院長を務める下田浩輝先生は、地域の基幹病院で長年にわたり内視鏡検査および早期食道がん、早期胃がん、早期大腸がんの内視鏡手術に従事してきたスペシャリスト。進行した消化管がんの化学療法も数多く手がけてきたからこそ、重症化する前の早期発見・早期治療に注力。長年にわたり磨き上げてきた技術と先進の内視鏡を駆使し、見逃しのない検査をめざしている。今回はそんな下田院長に、同院で力を入れている内視鏡検査や、診療にかける思いなどを詳しく聞いた。
(取材日2026年2月26日)
大腸がんの内視鏡手術に従事し早期発見の重要性を痛感
医師を志したきっかけや、ご経歴を教えてください。

祖父も父も医師で、秋田で病院を営んでいました。患者さんたちが畑で取れた農作物を「せめてものお礼に」と家まで持ってきてくれるのが、子ども心にも不思議に感じていましたが、少し大きくなると「こんなふうに感謝してもらえる仕事は珍しいのだ」とわかるようになりました。また、塾の先生が東北大学の医学部生で、全教科をハイレベルで教えてくれて「かっこいい」と憧れを抱いたのも一つのきっかけだったと思います。岩手医科大学に進み、初期研修で内視鏡と出会い消化器内科を志すようになりました。先輩にも恵まれて、研修医時代から内視鏡の研鑽をしっかりと積めたのは幸運でしたね。
緊急内視鏡検査や内視鏡手術などの経験も豊富なのですね。
私が駆け出しの医師だった頃は、消化管への負担が大きい痛み止めや、脳梗塞や心筋梗塞を防ぐための抗血栓薬などが、胃腸薬なしで処方されていました。薬剤性胃・十二指腸潰瘍による消化管出血や、まだ有用な薬のなかったC型肝炎由来の肝硬変からの食道静脈瘤破裂による消化管出血も含め、吐血して救急搬送される患者さんも少なくなかったんです。済生会横浜市南部病院や、せんぽ東京高輪病院(現・JCHO東京高輪病院)勤務時代は、出血が止まらないという一刻を争う中で緊急内視鏡をで止血するという、今では貴重な経験も重ねました。また、大腸がんや大腸ポリープを内視鏡下で切除するEMR(内視鏡的粘膜切除術)やESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)も数多く手がけました。東京蒲田病院では内視鏡室の立ち上げから幅広い消化器内科診療に従事。その後横浜岡野町クリニックの院長として一般内科診療の知見もさらに深め、開業に至りました。
なぜ東戸塚エリアを開業の地に選んだのですか?

これまで、私はクリニックからの紹介を受けて手術をする側で医療に携わってきました。まだ小さいお子さんがいるのに、がんだったという例にもたくさん遭遇しています。子育てや仕事で忙しい世代ほど「自分が動けなくなるわけにはいかない、病気などしていられない」という方も多いでしょう。それなのに、多忙ゆえに自分の健康はつい後回しにしがちというジレンマに陥りがちです。だからこそ、働き世代が通いやすい場所にクリニックが必要だと開業を考えるようになりました。東戸塚駅はJR横須賀線の中でも乗降者数が多く、周囲には若いファミリー層が住むベッドタウンが広がっています。どなたでも内視鏡検査へのドアを開けやすいように工夫を凝らし、早期発見・早期治療に結びつけたいと思っています。
先進の内視鏡を駆使し、安全面に配慮した検査を実践
患者さんが内視鏡検査への一歩を踏み出せるように、どのような工夫をしていますか?

例えば、土曜午後の検査枠を増設し、平日も「イブニングカメラ」という夕方から検査を受けられるプランを用意しています。事前予約と診察が必要ですが、胃は朝食抜き、大腸は朝食・昼食抜きで検査を受けることも可能です。また下剤に関しては、以前の勤務先でも「クリニックに向かう途中で便意を催すのが不安」という声が多かったので、院内で飲めるようにトイレつきの個室を2部屋造りました。患者さんには、五感が遮断されるように全身麻酔を使うわけではありません。半分眠ったような状態で検査を受けられるよう鎮静剤を使い、アロマをたいたり、ジャズやボサノバなどのBGMをかけたり、検査室を少しでも心地良い空間にできたらと思っています。
内視鏡検査へのこだわりもお聞かせください。

患者さんは怖さや恥ずかしさを乗り越えて検査に臨んでいます。本来は1〜2年で定期的に内視鏡検査をしたほうが良いのですが、転居や転職等により場合によってはその後2〜3年以上内視鏡検査ができないこともありますので、決して問題を見逃さないように、これまで培ってきた技術を駆使して日々全力で取り組んでいます。検査機器は、通常光では見えない病変を強調する特殊光モード、遠方への焦点を維持したまま鮮明に拡大できるデュアルフォーカスモード、AIによる診断サポートなどを搭載した先進機種を採用しています。一方、リカバリールームにはクリニックでは導入例の少ない無線モニターを配置して、検査後の患者さんの血圧や心拍数を一元管理できるようにしました。検査への苦痛を軽減するために鎮静剤は有用ですが、安全面もしっかりとこだわりたいと考えています。基幹病院と変わらない検査と診断ができるのが特徴です。
悩みを気軽に相談できる地域のかかりつけ医へ
診療にあたって大切にしていることはありますか?

患者さんとの対話をとても大切にしています。雑談中にさりげなく診断につながるような質問を投げ、潜んでいる問題を探ることもありますね。そうすることが、より正しい診断につながるからです。問診だけではなく特におなかの触診はとても重要で、診察によって緊急性があるかないかがわかると言っても過言ではありません。そこに採血、レントゲンや超音波検査、内視鏡検査を加味して総合的に診断していきます。また、内視鏡検査をもっと身近なものにしたいというのは私の悲願でもあります。大腸がんは日本人が罹患しているがんの中で最も多い反面、早期発見・早期治療をすれば大事に至らないことが望めるケースが多いのです。これからも、毎日の診療の中でも定期的な内視鏡検査の重要性を訴えていきたいと思っています。
最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。

クリニック名の「おなかの窓口」に込めたのは「おなかの悩みを気軽に相談できる、地域の身近な窓口」でありたいという願いです。おなかだけではなく風邪、健康診断、生活習慣病の管理などにも対応していますし、健康診断で肝機能異常や肥満コントロールが必要と指摘された方も、ぜひご相談ください。もちろん、当院の一番の強みである内視鏡検査に関しても、気軽にお問い合わせいただければと思っています。特に女性は大腸内視鏡検査を恥ずかしさから回避しがちなのも、女性のがん罹患数・死亡数を上げている一因になっているのではないでしょうか。当院では必ず女性看護師を配置するなど、安心できる環境をきめ細かに整えているので、少しの勇気を出して受診していただけたらと思います。
自由診療費用の目安
自由診療とは人間ドック/1万5000円~、大腸内視鏡検査/2万4000円、胃内視鏡検査/1万7000円 ※詳しくはホームページをご確認ください

