駒澤 秀昭 院長の独自取材記事
日野Life歯科・矯正歯科
(日野市/日野駅)
最終更新日:2026/03/03
2026年2月、日野駅から徒歩1分の場所に開業した「日野Life歯科・矯正歯科」。院長を務める駒澤秀昭先生は、IT企業で営業を経験した後、一念発起して歯科医師へ転身したという経歴の持ち主。「最終目標は美容室のような存在になること」と、歯科への苦手意識をなくして自ら足を運びたくなるような歯科医院をめざす。痛みに配慮した治療や丁寧なカウンセリングも重視。気さくで親しみやすい駒澤院長に、同院の掲げる「一生通える」歯科医院というコンセプトに込めた思いを尋ねた。
(取材日2026年2月16日)
美容室のように自ら通いたくなる歯科医院へ
まずは開業の経緯について教えてください。

もともと開業したいという思いはずっと持っていました。前職の歯科医院で分院長を経験し、さまざまな患者さんを診る中で「今が良い機会かもしれない」と感じたのです。日野を選んだのは、立地条件が良かったからというのが大きいですね。関東圏で、駅から近く通いやすい環境が整っていたことが決め手になりました。日野は開業を機に初めて訪れた地ですが、実際に働き始めてみると、この地域の方々は本当に優しい方が多いと感じています。いろいろな場所で働いてきましたが、ここは患者さんもスタッフも温かく、とても仕事がしやすい環境だと実感しているところです。
先生のこれまでの歩みについてお聞かせください。
実は私はもともとは歯科医師ではなく会社員でIT企業の営業職に就いていました。その後、さまざまな事情で地元の長野に戻ることになったのですが、ちょうど就職氷河期の真っただ中で、一生食べていくための道を考えたとき、手に職を持つことの大切さを強く感じましたし、父と兄が歯科医師という家族の影響もあったと思います。そこから一念発起して勉強を始め、歯科医師の道に進みました。会社員時代に培った営業経験は、今の診療スタイルにも大きく生きていると感じています。
院内は広々として開放感がありますね。こだわった点を教えてください。

歯科医院というのはどうしてもネガティブなイメージが強く、皆さんあまり来たくない場所だと思うんですよね。でも、そのイメージこそが日本人の口腔内環境を悪くしている原因だと考えています。私の最終目標は、美容室のように自ら足を運びたくなる歯科医院。美容室に行くのが怖いという方はいないと思いますが、歯科医院もそうあるべきだと思っています。そのため院内は治療室を広めに設定し、木目調の内装で開放感のある空間づくりを心がけました。キッズルームも広く取り、完全個室ではご家族4人で入って治療を受けることも可能です。お子さんが騒いでしまっても周囲を気にせず過ごせますし、ベビーカーのまま入れる広さも確保しています。
将来の歯を守るための矯正と丁寧なカウンセリング
診療科目の中で、特に力を入れている分野はありますか?

矯正には特に力を入れています。ワイヤー矯正にも対応していますが、現在はマウスピース型装置を用いた矯正を中心にご提案しています。マウスピース型装置は目立たない上に取り外しができることが大きなメリットです。ワイヤー矯正の場合、装置を着けたままだと歯磨きがしづらく、これまで虫歯になったことがない方でも虫歯ができてしまうことがあるんです。歯並びを整えるために虫歯になってしまっては本末転倒ですよね。その点、マウスピース型装置を用いた矯正なら食事や歯磨きの際に外せるため、口腔内を清潔に保ちやすいのです。小児矯正にも対応しており、お子さんの成長に合わせた装置などを用いて、小さいうちから将来を見据えた矯正を行っています。
矯正で大切にされていることを教えてください。
見た目の美しさだけでなく、機能性を重視した矯正を心がけています。歯並びが悪いと、実は将来的に歯を失うリスクが高まるんです。磨き残しが生じやすいため虫歯や歯周病になりやすく、噛み合わせの問題から特定の歯に負担がかかって抜歯につながることもあります。私がめざしているのは、理想的な噛み合わせに導き歯を守る環境を整えること。矯正というと審美面ばかりが注目されがちですが、本来は将来にわたって自分の歯で食事を楽しめるようにするための方法でもあるのです。そうした機能面の価値をしっかりお伝えしながら、一人ひとりに合った計画を立てるよう努めています。
診療全般で心がけていらっしゃることはありますか?

治療方法は一つではないので、必ず複数の選択肢をお伝えするようにしています。医療の現場では、よくわからないまま治療が進んでいくことも少なくありませんよね。ところが例えば車を買うときは、スタッフがいろいろな提案をしてくれて、その中から選べますよね。医療もそうあるべきだと私は思っています。会社員時代の営業経験がこの考えのベースになっていますね。ただ、すべてを説明すると混乱してしまうので、選択肢は多くても3つに絞り、それぞれのメリット・デメリットをわかりやすくお話しします。お勧めの治療法はお伝えしますが、最終的に決めるのは患者さんご自身。納得していただいた上で治療を進めることを大切にしています。
「一生通える」歯科医院として地域に寄り添う
痛みを軽減するために工夫しているそうですね。

麻酔の注射をする際は、必ず表面麻酔を使用しています。これは針を刺す時の痛みを和らげるために必要な工程です。また、電動の注射器を導入しており、ゆっくりと時間をかけて麻酔液を注入することで刺激を最小限に抑えるようにしています。それから、私が特に気をつけているのは患者さんのリアクションを見ることです。痛みを我慢しているときというのは、何かしらサインが出るものなんですよね。「痛かったら言ってください」とお伝えしても、遠慮して言えない方も一定数いらっしゃいます。だからこそ表情や体の動きをよく観察し、痛そうだと感じたら一度手を止めて麻酔を追加するなど、こちらから察して対応するようにしています。
やりがいを感じる時はありますか?
「ありがとう」といった言葉をいただけると本当にうれしいですね。振り返ってみると、会社員時代はこうしたストレートな感謝をいただく機会がほとんどありませんでした。でも今は、当院を通じて患者さんの生活の節目に立ち会うことができる。それが大きなやりがいだと感じています。患者さんの口の中は、私たちに歯科医師に責任があります。お子さんからお年寄りまで幅広い年代の方が来院されますが、どの方にも「ここに来て良かった」と思っていただけるよう、日々の診療に向き合っています。
最後に、読者へメッセージをお願いします。

私が常に意識しているのは「一生通える歯医者」というコンセプトです。歯科医院を転々とすると、先生ごとに方針ややり方が異なるため、治療がうまく進まないこともあります。この地域で生まれ育った方が、大げさかもしれませんが、生涯にわたって通っていただける存在でありたい。ずっとおいしいご飯を食べられる環境をつくるお手伝いとして、口の中を長期的にコントロールしていきたいと考えています。「日野Life歯科・矯正歯科」という院名にも、そうした思いを込めました。皆さんのお口の健康を、生涯を通じてサポートしていきたいと思っています。歯科医院に苦手意識がある方も多いと思いますが、美容室に行くような感覚で気軽に足を運んでいただければうれしいです。
自由診療費用の目安
自由診療とはマウスピース型装置を用いた矯正/33万円~、ワイヤー矯正/16万5000円~、小児矯正/22万円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

