大野 立人 院長の独自取材記事
桜台駅おおの歯科・口腔外科
(練馬区/桜台駅)
最終更新日:2026/03/04
桜台駅南口を出てすぐの場所に「桜台駅おおの歯科・口腔外科」がある。院長の大野立人先生は、大学病院や総合病院で口腔外科を専門に研鑽を積み、親知らずの抜歯やインプラント治療などにおいて、難易度の高い症例を数多く経験してきた。「患者の納得を得た上で治療を進めたい」と穏やかに語る大野院長は、いきなり治療を始めるのではなく、患者の話にしっかりと耳を傾けることを何より大切にする。木のぬくもりを生かした院内はかわいらしいオリジナルキャラクターで彩られ、心が和む温かな空間が広がる。バリアフリー設計で広い個室も備え、小さな子ども連れから高齢者まで家族みんなで通える環境だ。気軽に相談できる町のクリニックでありながら、専門性も併せ持つ同院について、大野院長に話を聞いた。
(取材日2026年2月12日)
一人ひとりと向き合い、安心できる歯科診療を
まずは、開業に至った経緯をお聞かせください。

大学卒業後は大学病院や総合病院で口腔外科を専門に診療し、親知らずの抜歯や難しい位置にある歯の処置、全身状態に配慮が必要なケースなど、さまざまな症例を経験してきました。医科の麻酔科で全身管理を学んだり、救急救命科で緊急時の対応を身につけたりと、医科との連携の中で研鑽を積む機会にも恵まれたと感じています。そうした経験を生かして地域に貢献したいという思いが、開業のきっかけでした。実は兄と弟も歯科医師でして、兄は摂食機能療法やリハビリテーションの研究を、弟は訪問歯科に携わっています。いずれは3人の強みを持ち寄って、歯科診療を必要とする多くの方のために力を尽くしていければと考えています。
院内は木のぬくもりが感じられる、温かな雰囲気ですね。
ありがとうございます。歯科医院はどうしても緊張してしまう場所ですよね。開業にあたっては清潔で落ち着いた空間づくりを心がけました。随所に木のぬくもりを生かしているのは、小学校の教師をしている妻のアイデアなんです。ホームページや院内の装飾に使用しているオリジナルキャラクターの原案も、妻がつくってくれました。「怖いイメージを少しでも和らげたい」という思いを形にしてくれたのだと思います。キッズルームは設けていないのですが、院内全体を子どもにも親しまれる雰囲気にすることで、ご家族皆さんで気軽に足を運べる場所になればと願っています。
お子さん連れの方も多いと伺いましたが、設備面での工夫はありますか?

はい、院内はバリアフリー設計にしており、車いすやベビーカーのままでも移動できるよう、通路にもゆとりを持たせました。特にこだわったのが、広めの個室です。ベビーカーを入れても、ご兄弟と一緒にいらしても、親御さんとお子さんたちが一緒に過ごせるようなスペースを確保しました。「子どもと歯医者さんに行きたいけど、誰かに下の子を預けなければ」などという親御さんのご負担を少しでも減らせればと考えたからです。地域のかかりつけ歯科として、小さなお子さんからご高齢の方まで、すべての方に安心して長く通っていただける歯科医院でありたいと思っています。
口腔外科の専門性を生かし、難しいケースにも対応
こちらで受けられる診療について教えてください。

虫歯や歯周病などの一般歯科から、親知らずの抜歯やインプラント治療をはじめとする口腔外科まで、一貫して対応できるのが当院の強みです。できる限り歯を削らず、抜かない治療を心がけながら、将来のお口の健康を見据えた診療を行っています。口腔内を良い状態に保つためには治療後のメンテナンスも重要です。当院では画像の鮮明なペン型カメラでお口の中を撮影し、治療前の問題点や治療前後の比較、その後に必要と思われるケアなどをお伝えしています。写真で見ていただくと「ここがこうなっていたんだ」と納得していただきやすいはずです。ご自身のお口への関心を高めるきっかけにもしていただければと考えています。
先生のご専門である口腔外科について詳しくお聞かせください。
親知らずの抜歯、インプラント治療、顎関節症、口腔内のケガや炎症、粘膜の病変など、口腔外科を専門に研鑽を積んできた経験を生かして対応しています。実は親知らずの状態は人によって大きく異なり、必ずしも抜く必要があるとは限りません。抜くべきかどうか、今すぐ必要か経過観察で良いか、リスクや注意点を丁寧にご説明した上で治療方針を決めていきます。完全に埋まっている親知らずや、お子さんの過剰歯といった難しい症例にも対応可能です。歯科治療に強い不安を感じる方には、麻酔を専門とする歯科医師と協力して鎮静法を用いるなど、心身への負担を軽減する工夫も行っています。大学病院まで行くのは気が引けるという方も、安心してご相談ください。
診療において大切にされていることはありますか?

いきなり治療に入るのではなく、きちんとお話を聞くことを何より大切にしています。歯の治療に不安があるのは当たり前のことですから、「なぜだろう」「これで良いのかな」という疑問を残さないよう、納得していただいてから治療を進めるようにしています。患者さんと同じ目線で、顔と顔を向き合わせてお話しすること。患者さんがユニットに座ったらそばまで行って、専門用語を使わずわかりやすくご説明すること。それが私の基本姿勢です。不安が残っている方に無理に治療をお勧めすることはありませんから、「これは聞いて良いのかな」と遠慮なさらず何でもお話しください。セカンドオピニオンとしてのご相談も歓迎しています。
いざという時に頼れる、地域のかかりつけ歯科に
子どもの診療で工夫していることはありますか?

お子さんには歯医者さんに慣れていただきたいので、できるだけ怖い思いはさせたくないんです。私も子育て中で、家の中にはおもちゃがたくさんありまして。それをいくつかポケットに忍ばせて、診療室に持ち込むこともあります。何も知らないから泣いてしまうお子さんも多いので、「そんなに怖くないよ」と伝えながら、心がほぐれる時間をつくれればと思っています。親御さんから歯磨きの相談を受けることもありますね。私自身も子どもの歯磨きを担当していて、最初は嫌がられましたが、毎日続けることで当たり前になっていきました。そうした実体験に基づくノウハウもお伝えしています。
スタッフの皆さんについてもお聞かせください。
それぞれのキャリアや性格は異なりますが、2人いる歯科衛生士はどちらも明るく患者さんと接しています。ブラッシングの方法を丁寧に指導したり、鏡を持っていただいて磨き方をレクチャーしたりと、一人ひとりに合わせたアドバイスを差し上げています。スタッフ間の情報共有も大切にしており、電子カルテに患者さんとお話しした内容や処置内容を記録するだけでなく、診療後には口頭でも情報を共有するようにしています。「どうしたら良いクリニックになると思う?」とみんなに投げかけて、歯科衛生士も事務スタッフも一緒に考えてもらうこともあるんです。一人ひとりが、「自分はクリニックにとって大切な存在なんだ」という意識を持ってくれたらうれしいですね。
最後に、今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

まずは地域の皆さんや、通いやすい口腔外科をお探しの方に当院を知っていただくことが目標です。その先には、兄や弟と一緒に診療の幅を広げていきたいという夢があります。当院は「特別な人のための歯医者さん」ではありません。でも、いざという時に頼れる歯医者さんでありたいと思っています。優しく話を聞くことと、正確に判断して対応できる技術。その両方があって、初めて「安心できる歯科医院」になれると考えています。まずは不安なことをお聞かせください。一人ひとりの患者さんと丁寧に向き合い、納得していただける治療を提供していきたいと思います。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療/40万円~、静脈内鎮静法/5万5000円~

