装置の特性を検討して選ぶ
ライフステージに合った歯列矯正
十三駅前歯科・矯正歯科
(大阪市淀川区/十三駅)
最終更新日:2025/12/29
- 自由診療
目立ちにくい装置の普及、子どもの歯並びに対する関心の高まりなどにより、以前に比べて歯列矯正は身近な存在となりつつある。その一方で、マウスピース型装置を用いた矯正によって自分の歯並びを改善できるのか、子どもに矯正は必要なのか、といった疑問や悩みを抱えている人がいるのも事実だ。他の歯科診療と同様、矯正においても自分自身に合った処置を受けることが大切なことは言うまでもない。「十三駅前歯科・矯正歯科」の吉田雄一朗院長は、さまざまな選択肢や可能性を検討し、ライフステージに合わせた矯正の提供に努めている。「どの装置を使うかではなく、どの方法が患者さんに必要かを考えるべき」と訴える吉田院長に、矯正の目的やメリット、同院が行う矯正の特徴などを解説してもらった。
(取材日2025年12月15日)
目次
装置の特性を理解した上で、よりメリットが期待できる矯正を提案する
- Q矯正を受けるメリットを教えてください。
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A
▲歯並びや噛み合わせを整えることの重要性について話す院長
矯正を勧める第一の理由は、歯の長寿命化につながるからです。歯並びや噛み合わせが乱れていると、特定の歯に大きな負担がかかります。また、歯磨きがやりづらいため汚れが落としにくく、虫歯や歯周病につながるだけでなく、歯が重なっていたりすると治療の際に大きく削る必要があるのも難点です。歯並びが整っているとは言えない状態でも、すべての歯を良い状態で保って、しっかり噛めている方もおられます。そうした方に矯正をお勧めすることはありませんが、負担がかかっている場合は矯正を検討していただきたいですね。もちろん、笑顔に自信が持てるようになりたい、といった審美面から矯正を受ける人も多いです。
- Qさまざまな矯正に対応されていますね。
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A
▲一人ひとりの症状や希望に沿った治療方法を提供している
小児・成人とも、ブラケットを用いたワイヤー矯正とマウスピース型装置を用いた矯正に対応しています。小児の場合は本格的な矯正の前にトレーナーと呼ばれる装置を用いた咬合誘導も提供し、これは就寝時を中心にマウスピース型装置を着け、歯並びの乱れの原因となる口呼吸や舌が通常より低い位置にある低位舌(ていいぜつ)などの改善をめざすもので、5歳頃から始められます。顎の骨を広げて永久歯がきれいに並ぶスペースを確保するための矯正や、奥歯2本を固定源にして前歯4本にブラケットを装着するワイヤー矯正についても対応可能です。一方、成人矯正の場合も、ブラケットとマウスピース型装置を併用するケースもたくさんあります。
- Q矯正の方法の選択基準について教えてください。
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A
▲リスクについてもカウンセリング時にしっかりと説明を行っている
どの矯正にもメリット・デメリットがあり、当院ではどの方法を選べば患者さんにとってより負担が少なく、効率的に矯正が進められるのかを常に考えています。例えば、マウスピース型装置を用いた矯正は1日22時間以上の装着が必要で、患者さんによっては負担になったり、装着時間が短くなったりして、矯正の進行が遅れることもあります。それなら、よりスピーディーに矯正を進めるために部分的にワイヤー矯正を用いる場合も少なくありません。矯正はほとんどの場合、長期にわたります。当初はしっかり装着している方でも、次第に装着を忘れたりすることもあるため、当院ではそうしたリスクについても事前にしっかりとお伝えします。
- Q矯正を行う時の流れや、かかる期間について教えてください。
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A
▲事前に治療計画などの打ち合わせを重ねた上で治療を開始する
お子さんに矯正が必要かどうかわからない、マウスピース型装置を用いた矯正ができるのか知りたいなど、疑問や悩みを持つ方のために、当院では初診時に矯正相談を受けつけています。エックス線画像を1枚撮って、質問などにお応えするとともに、矯正の概要についてもご案内しており、ぜひ気軽にご利用いただきたいですね。さらに詳しく検討を希望される場合は、歯科用CT、口腔内スキャナーなどを使った精密検査を受けていただき、検査結果をもとに矯正計画を立案します。後日来院していただいて、立案した計画について詳しく説明し、同意をいただければ矯正開始です。期間は個人差がありますが、2〜3年が目安です。
- Q矯正において大切にしていることを教えてください。
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A
▲豊富な経験を有する院長が、治療中の虫歯などのトラブルにも対応
装置ありきの矯正ではなく、患者さんごとに異なるお口の状態や矯正に対するご要望、お子さんの場合なら成長に伴う変化なども考えて、一人ひとりに、より適した方法を提案することを大切にしています。ワイヤー矯正だけでなく、マウスピース型装置を用いた矯正についても学んだのは、両方を理解していないと、本当にその方に必要な矯正を提供できないと考えたからです。また、骨格の問題が関わっているなど、歯を移動させても根本的な改善につながらない場合や、口内炎ができやすい、装置の調整や交換の直後は痛みを感じることがあるなど、デメリットもしっかりお伝えします。当院は総合歯科医院なので、虫歯などになっても迅速な対応が可能です。
自由診療費用の目安
自由診療とはワイヤー矯正/75万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/65万円~、床矯正/25万円、小児矯正(専用装置を用いた咬合誘導の費用も含む)/5万~45万円
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

