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赤ちゃんの頭の形が気になったら
頭の形に特化した外来へ

アクアキッズクリニック東池袋院

(豊島区/東池袋駅)

最終更新日:2026/03/13

アクアキッズクリニック東池袋院 赤ちゃんの頭の形が気になったら 頭の形に特化した外来へ アクアキッズクリニック東池袋院 赤ちゃんの頭の形が気になったら 頭の形に特化した外来へ
  • 自由診療

近年、赤ちゃんの頭の形のゆがみに悩む人が増えているという。その背景には、1992年に米国小児科学会が乳幼児突然死症候群(SIDS)予防のために推奨した「あおむけ寝」があるという指摘もある。あおむけ寝の普及以降、SIDSは大きく減少したが、その一方で「後頭部が平ら」「左右差がある」といった頭の形のゆがみである位置的頭蓋変形の増加が報告されている。命を守るためのあおむけ寝は大切にしつつ、起きている時間の姿勢を工夫することも重要だ。「赤ちゃんの頭の形は自然に治るの?」「治療は必要?」といった疑問について、東池袋の小児科「アクアキッズクリニック東池袋院」理事長で、頭の形に特化した外来を担当する高木虎太郎先生に話を聞いた。

(取材日2026年2月25日)

頭の形の3Dスキャン撮影を行い、治療の適応があるかを客観的に判断

Qどのような赤ちゃんが対象になりますか?
A
アクアキッズクリニック東池袋院 近年、頭の形のゆがみの相談は増加傾向にある

▲近年、頭の形のゆがみの相談は増加傾向にある

対象になるのは、特に生後0〜6ヵ月の赤ちゃんです。生まれた瞬間はきれいなまん丸の頭も、あおむけで寝る時間が続くことで後頭部に圧がかかり、へこむことがあります。さらに向き癖があると、片側だけがへこんで上から見ると平行四辺形のような形になることがあります。こうした変形は生後3ヵ月頃に目立ちやすいのが特徴です。治療を検討するなら首が据わる4〜6ヵ月頃が目安で、10ヵ月を過ぎると改善をめざすのは難しくなります。後頭部が平ら、左右差がある、耳やおでこの位置が違って見えるなど、少しでも気になる様子があればご相談ください。

Q赤ちゃんの頭の形がゆがむ主な原因と、気づきにくいポイントは?
A
アクアキッズクリニック東池袋院 3Dスキャンを用い、治療の必要があるのかどうかを即日説明

▲3Dスキャンを用い、治療の必要があるのかどうかを即日説明

主な原因は、あおむけ寝の習慣です。1992年に米国小児科学会が始めた「Back to Sleep」以降、乳幼児突然死症候群予防のためあおむけ寝が推奨され、その分後頭部に圧がかかりやすくなりました。加えて赤ちゃんの向き癖や抱っこの仕方や授乳の片寄りなども影響します。軽度であれば体位変換で調整できることもありますが、生後3ヵ月を過ぎると自然改善は減る傾向があります。毎日見ていると変化に気づきにくく、「そのうち治る」と受診が遅れがちですが、放置すると耳の位置のずれや将来の眼鏡のフィット不良、噛み合わせへの影響につながる可能性もあるため、注意が必要です。

Q頭の形に特化した外来では、どのように診断を行いますか?
A
アクアキッズクリニック東池袋院 子どもでもリラックスして待てる待合室

▲子どもでもリラックスして待てる待合室

まず最初に医師が赤ちゃんの診察を行い、縫合線という頭の骨のつなぎ目が通常より早く閉じてしまう頭蓋骨早期癒合症でないかを確認します。この病気は頭蓋骨の成長を妨げることがあり、見つかった場合は専門の医療機関へご紹介します。その上で、頭の形の3Dスキャン撮影を行い、位置的頭蓋変形かどうか、治療の適応があるかを客観的に評価します。撮影は約20分、当日解析に約30分ほどですので、1時間程度で結果説明まで可能です。対角長比や頭蓋指数をもとに重症度を判定し、軽度であればご家庭でのケアを、中等度以上であればヘルメット治療を検討します。なお、診断までは保険診療となります。

Qヘルメット治療が必要な場合、どのように治療を進めますか?
A
アクアキッズクリニック東池袋院 ヘルメットを用いた治療は早めの治療が重要

▲ヘルメットを用いた治療は早めの治療が重要

ヘルメット治療は、首が据わる生後3〜6ヵ月頃に始めるのが適切で、早く始めるほど治療期間も短くなります。ヘルメットは押して形を変えるのではなく、出っ張った部分の成長を待ち、へこんでいる部分にスペースを作って自然な成長を促す仕組みです。治療決定後、約2週間で作製・装着し、1日23時間お風呂以外は装着。月1回通院し、3D撮影で状況を確認します。治療期間は通常2〜6ヵ月、重症例では最長10ヵ月です。夏場などは汗による皮膚トラブルが起こることもありますが、その都度診察し対応します。費用は自由診療となります。

Q日常でできる頭の形のゆがみ対策について教えてください。
A
アクアキッズクリニック東池袋院 家庭での工夫でゆがみを対策できる

▲家庭での工夫でゆがみを対策できる

今日からできる対策の一つが、タミータイムと呼ばれるうつぶせ練習です。生後1ヵ月頃から始められますが、まずはお父さんやお母さんの胸の上に赤ちゃんをうつぶせに乗せるところからで大丈夫です。最初は数秒から始め、機嫌の良いときに少しずつ延ばしていきましょう。首の力がついてきたら、硬めのマットや畳の上で練習します。授乳直後は避け、必ず大人が見守ってください。後頭部への圧を減らし、首や背中の筋力を育てるのに役立ちます。また、抱っこや授乳の向きを左右交互にする、ベッドやおもちゃの位置を工夫するなど、「体位交換」で赤ちゃんの頭の向きを変えてあげることを意識しましょう。

ドクターからのメッセージ

高木 虎太郎理事長

治療をするかどうかを最終的に決めるのはご家族です。ただ、少しでも気になった場合は、頭の形に特化した外来に対応している小児科を受診することをお勧めします。頭の形の治療には期限があり、知らないまま適切な時期を逃してしまうのが一番もったいないと思うからです。実際に、豊島区では3、4ヵ月健診での測定導入が始まり、早期に頭の状態を知ることの大切さが広がっています。赤ちゃんの頭の形は見た目だけの問題ではなく、将来の生活の快適さやご家族の安心にもつながります。「受診していいのかな?」と迷うのではなく、「今の状態を知っておこう」という気持ちで、ぜひ一度ご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ヘルメット治療:35万2000円

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