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高木 虎太郎 理事長の独自取材記事

アクアキッズクリニック東池袋院

(豊島区/東池袋駅)

最終更新日:2026/02/13

高木虎太郎理事長 アクアキッズクリニック東池袋院 main

東池袋駅直結のビルの1階に、2026年1月「アクアキッズクリニック東池袋院」が開院。高木虎太郎(たかき・とらたろう)先生が理事長を務める法人の3院目で、深海をテーマにした水族館モチーフの内装が印象的だ。待合室の床下には電車の模型が走り、子どもたちが飽きずに過ごせる工夫も。小児がんの診療経験が豊富で、年齢に合わせた丁寧な診療を大切にしているという高木理事長。365日診療を行う他、予防接種と一般診療の空間分離、病児保育完備など、共働き世帯への配慮が随所に光る。「社会構造の変化に合わせて、共働きのご家庭に寄り添う工夫を大切にしています」と話す高木理事長に、診療への思いや今後の展望を聞いた。

(取材日2026年1月6日/情報更新日2026年2月12日)

駅直結で365日診療する、水族館がモチーフの小児科

開業の経緯を教えてください。

高木虎太郎理事長 アクアキッズクリニック東池袋院1

当院は小岩、市川にあるグループ院に続く3院目として、2026年1月にオープンしました。実はこの場所との出会いは偶然で、歩いていた時にテナントが空いていることに気づいたんです。当院は365日診療を行うことに加え、発熱者用の個室や病児保育のスペース、予防接種専用のスペースを設けたいと考えていたため、通常のクリニックの1.5倍から2倍ほどの広さが必要でした。そうした条件を満たす物件は簡単には見つからないのですが、ここは東池袋駅直結のとしまエコミューゼタウン1階という好立地で、面積も理想的でした。周辺は近年タワーマンションが次々と建ち、若いファミリー世帯が増えているエリア。共働きで忙しいご家庭が多い地域だからこそ、いつでも受診できる小児科が必要だと感じ、開業を決めました。

院内の雰囲気がとてもすてきですが、こだわった点を教えてください。

当院の名前「アクアキッズクリニック」は、私自身が大学まで水泳部だったことと、子どもが水族館好きだったことから名づけました。特に、当院の近くの水族館には年間パスポートを持って何度も通っていたので、その近くで開業することになったのは不思議な縁を感じています。院内は水族館をイメージしており、東池袋院のテーマは深海。メインキャラクターはなんとチョウチンアンコウです。普通は選ばないかもしれませんね(笑)。でも、光を照らして子どもたちを守るというイメージで採用しました。また待合室の床の一部を透明にして、その下に電車とレールの模型を走らせています。子どもたちが飽きずに待てる工夫ですね。また当院は靴を脱がずに入れるため、呼ばれたらすぐお子さんが診察室に入れるというのも時短につながっていると思います。

共働きの親御さんでも通いやすい工夫があると伺いました。

高木虎太郎理事長 アクアキッズクリニック東池袋院2

はい。共働き世帯が7割を超える時代になり、平日の通院が難しいご家庭が増えています。従来の小児科は午後2時半から4時半のような時間帯に予防接種の枠を設けることが多いのですが、これは専業主婦が多かった時代の仕組みのまま。社会構造が変わっているのに医療が変わっていないということです。当院はそれを変えようと考えました。当院では予防接種と一般診療を空間で完全に分けることで、朝9時から夕方まで、どの時間帯でも予防接種を受けられるようにしました。風邪をひいているお子さんと一緒になる心配もありません。朝一番にワクチンを打って、お母さんは少し遅れて出勤、お子さんは保育園へということも可能です。予約はウェブやメッセージアプリで完結しますし、土日も診療していますので、お仕事を休まずに通っていただけるでしょう。

子ども目線に立ち、年齢に合わせて丁寧に寄り添う

今後、注力していく診療について教えていただけますか。

高木虎太郎理事長 アクアキッズクリニック東池袋院3

当院が土日も診療を行うのは、風邪を診るためだけではありません。喘息やアトピー性皮膚炎など、定期的な通院が必要な慢性疾患のお子さんが、共働きのご家庭でも治療を中断せずに継続できるようにするためです。平日に通えないからといって治療が途切れてしまうと、症状が悪化してしまうこともありますから。先ほどお伝えしたように、予防接種についても全時間帯で受けつけており、朝一番に打てばそのまま保育園に送って出勤できますし、夕方の枠を使えば仕事帰りに立ち寄ることも可能かと思います。さらに院内には病児保育室も完備しました。お子さんが熱を出したとき、すぐ近くにクリニックがあるという安心感は大きいと思います。地域として必要な機能だと考え、しっかり運営していきたいですね。

お子さんの診療で大切にしていることを教えてください。

私が以前から大切にしているのは、お子さんの目線に立つことです。年齢によって接し方は変わりますが、赤ちゃんには赤ちゃんに合った寄り添い方がありますし、小学校高学年や中学生になれば自尊心もありますから、敬語で丁寧に対応します。また、自分の言葉で症状を説明できるお子さんには、まず本人から話を聞くようにしています。親御さんの話だけで判断するのではなく、お子さん自身がどう感じているかを大事にしたいんです。小児科は説明が大変だとよく言われますが、私はそれが当然だと思っています。お子さんの病気について、親御さんが十分に理解できるまで丁寧に説明すること。それが小児科医としての責任であり、信頼関係を築く第一歩だと考えています。

クリニック全体でお子さんをサポートする体制を整えているそうですね。

高木虎太郎理事長 アクアキッズクリニック東池袋院4

当院では、診察後に看護師がお声がけする体制を取っています。「先生の説明でわからないことはありませんでしたか」と一言聞くだけで、診察中には聞けなかった疑問が解消できることも多いんです。親御さんにとって医師に質問するのは緊張するものですから、そのフォローをスタッフがしっかり行えるようにします。また当院には複数の医師が在籍しており、それぞれ得意分野が異なります。同じお子さんを違う医師が診ることで、新しい気づきが生まれることもあるんです。例えばいつもの風邪だと思っていた症状が、別の医師の視点で検査の必要性に気づくこともある。1人の医師だけで診るより、複数の視点で見守ることで見落としを防ぎ、精密な診療につなげられると考えています。

総合力の高い医療を追求し、子育て世代を安心させたい

クリニックの体制について教えてください。

高木虎太郎理事長 アクアキッズクリニック東池袋院5

現在、看護師と事務スタッフを合わせて10人ほどの体制で運営しています。医師については常勤2人に加えて非常勤の先生にも定期的に来ていただき、365日、常に2人以上の医師が診療にあたれる体制をめざしています。土日に出勤したい先生と平日を希望する先生がうまく組み合わさっているので、シフト制で無理なく回せると考えています。組織としては事務長と看護師長を置いて、現場の運営はしっかり任せるように。私は法人の理事長という立場でもありますので、スタッフ一人ひとりと親しくなりすぎるよりも、公平に評価できる距離感を大切にしています。その分、リーダーを中心にスタッフ同士がよく話し合い、チームとして機能する組織づくりを心がけています。

今後、導入を予定している診療があると伺いました。

はい。今後は専門のスタッフによるカウンセリングと、頭のかたちの外来を導入する予定です。発達障害については、重症の方は専門病院につなぎますが、普通学級には通えるけれどケアが必要というグレーゾーンのお子さんには、今まで行き場がなかったんです。そういった方の受け皿になりたいと考えています。頭のかたちの外来は、赤ちゃんの頭のかたちを整えるヘルメット療法などを行うもの。治療できる期間が生後数ヵ月と限られているため、知らないまま機会を逃してしまう方も多いんです。近くのクリニックで対応できれば、より多くの方に届けられます。病院でしかできないと諦めるのではなく、クリニックでもできることを増やしていきたいですね。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

高木虎太郎理事長 アクアキッズクリニック東池袋院6

私たちがめざしているのは、いつでもちゃんとした治療を受けられる環境をつくることです。共働きだから土日しか通えない、仕事があるから予防接種の時間に間に合わない。そういった理由で必要な医療を受けられないのは、本来あってはならないことだと考えています。当院の理念は「互いに思い合う」ということ。お子さんのことで困ったときに、気軽に相談できる場所でありたいと思っています。小児科は子どものことなら何でも診る、いわば総合診療です。風邪から慢性疾患、発達の相談まで幅広く対応していますので、まずはお気軽にご相談ください。日曜日にクリニックが開いていれば、心置きなく平日も働ける。そんな安心感を少しでも届けられればと思っています。

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