吉田 剛大 院長の独自取材記事
東京ロータスクリニック
(千代田区/神田駅)
最終更新日:2026/01/29
2025年12月に神田駅からすぐの場所に開業した「東京ロータスクリニック」。院長を務めるのは、日本専門医機構認定泌尿器科専門医の資格を持つ吉田剛大先生。医師となった当初から「現役世代の力になりたい」という思いを抱き続け、迷うことなく泌尿器科の道を選んだ。現役世代が行き交う神田の地で「排尿や性感染症に悩む人たちに寄り添いたい」と意気込む吉田院長に、これまでの経歴や同院の特徴について聞いた。
(取材日2025年12月10日)
駅近ビルに開業、相談しやすい泌尿器科クリニックへ
ビルの地下1階を選んだのは何か理由があるのですか?

当院は泌尿器科を中心に診療を行っているのですが、泌尿器科を受診することにためらいを感じる方もいるでしょう。その気持ちのハードルを下げるために、複数の診療科が入るビルの地下1階での開業を決めました。当院のモットーは「患者さんファースト」です。患者さんの不安な気持ちを取り除き、笑顔でお帰りいただけるような満足度の高い医療を心がけています。その入り口として、まずは「通いやすい」ということを重視しました。神田駅から徒歩1分の場所で平日20時まで診療するなど、心身ともに負担なく通える環境を整えて患者さんをお待ちしています。おしっこの問題や性感染症について「相談しづらい」と感じる方は多いかと思いますが、当院ではそのような思いを捨てて何でもお聞かせください。私たちは皆さんのお悩みに向き合うためにこの場所にいます。
待合室もゆったりとしていて落ち着きます。
待合室には半個室のブースを設けました。席ごとにパーティションで区切り、なるべく他の人と顔を合わせることのない造りになっています。デスクにはコンセントも備えています。予約なしでのご来院時はお待たせしてしまうこともありますが、半個室ブースでパソコン作業やウェブ問診の記入などをしながらお待ちいただければと思います。また院内全体が木目を生かした落ち着いた雰囲気で「カフェのようですね」と言われることもありますね。初めて泌尿器科にかかる方や、女性の方でも受診しやすい雰囲気ではないかと思います。
女性の症状も診てもらえるのですね。

もちろんです。男性は泌尿器科、女性は婦人科と思われることもあるのですが、排尿や尿の異常、陰部の症状は泌尿器科が専門領域です。女性の方で処置などが必要な場合は、必ず女性の看護師が同席しますのでご安心ください。トイレを我慢できなかったり、くしゃみをした時に失禁してしまったりと、おしっこの悩みは男性だけに限ったものではありません。また妊娠や出産などの影響を受けやすいという、女性ならではの泌尿器症状の特徴もあります。血尿や排尿時の痛みなどは言わずもがな、軽いお悩みでも年齢や体質のせいにせず、一度検査にいらしてください。必要に応じて尿検査・尿流測定・腹部エコーなどで原因を特定します。より専門的な検査や治療が必要な場合には「帝京大学医学部附属病院」「江東病院」「東京慈恵会医科大学附属病院」をはじめとする大学病院や地域の基幹病院へのご紹介も可能です。
現役世代の力になりたい、その思いから泌尿器科の道へ
これまでのご経歴をお聞かせください。

私は医師の多い家系に育ち、自然と医師をめざして、初めから開業も視野に入れていました。専門分野を泌尿器科に決めたのは「現役世代の力になりたい」という思いが強かったからです。研修医時代を過ごした「江東病院」の泌尿器科では膀胱がんや前立腺がんなどの悪性腫瘍の患者さんが多かったのですが、一方で男性更年期や性感染症、おしっこの問題に悩む現役世代の方が多いこと、そしてそれらは相談しづらいものであるということを実感しました。そのような現状を見て泌尿器科を専門に選んだのです。さらに「泌尿器科医として診療に携わるからには、性感染症についてしっかりと学びたい」と考え、先輩医師が開いた性感染症の専門クリニックで経験を積みました。帝京大学医学部附属病院の男性更年期・性機能の外来などでも研鑽を積み、満を持して神田の地での開業を果たすことができました。
男性更年期についても診ていただけるのですね。
帝京大学大学院の時には、男性ホルモンをテーマに研究してきました。女性が閉経を迎えてホルモンバランスが変化するように、男性も40歳を過ぎると男性ホルモンであるテストステロンの減少により、心身に変化が訪れます。具体的には意欲低下や性欲減退、倦怠感や疲労感、また「気分がすぐれない、うつ病ではないか」などという症状が男性更年期から引き起こされていることも。逆に「男性更年期だろう」と思っていたらまったく別の病気が隠れていたということもあり得ます。特に、まだまだ元気でいたい30代後半以上の方で少しでも違和感を感じたら検査を受けることをお勧めします。何もなければ安心できますし、もし男性更年期に差しかかっているのであれば、男性ホルモンの補充や生活習慣の改善など、症状を見ながら方法を検討していくことが可能です。
性感染症の検査についても教えてください。

淋菌やクラミジアなどを直接確かめる尿・咽頭検査や、梅毒・HIV・B/C型肝炎の感染状態を評価する血液検査、トリコモナスやカンジダの有無を素早く判断する顕微鏡検査など、いずれもスピーディーな検査に努めています。単純ヘルペスや尖圭コンジローマなどはまず視診を行い、必要があれば追加の検査や手術を行います。基本的に保険が適用されるのは、症状や所見があり、医師が医学的に必要と判断した場合です。また、感染してから検査が陽性になるまでにある程度の期間を要するものについては、一定期間の経過後に再検査を提案することもあります。実は性感染症を専門的に診られるクリニックは多くありません。これからも積極的に臨床研究会に参加して、新たな知識や動向を常にアップデートしていきます。
エイジングケアについても学ばれてきたそうですね。
成人の多くは年齢を重ねるにつれて体の機能が衰え、病気にもかかりやすくなります。また男性も女性も更年期を迎えるとホルモンバランスが変化して、心が優れない日が続くこともあるでしょう。私はそのような「老化」による心身の変化について学び、当院ではアプローチの一つとして美容皮膚科の治療や処置も行っています。泌尿器科を受診した後に「肌の悩みがあって……」と相談できますし、その逆も然り。また、結婚を控えて今の体の状態や性感染症の有無などを調べると同時に、結婚式に向けてケアすることも可能です。いずれも老化に向き合うものですし、心身の状態を上向きにするためのものという点でも同じですね。
泥水の中に咲くハスの花のように
院名の「ロータス」にはどのような思いが込められているのですか?

ハスのように「どんな環境でも大きな花を咲かせたい」という意味を込めています。これにはいくつかの由来があり、一つは私自身のこと。実は開業を決めた時、不安な気持ちもありました。それでも「現役世代の力になりたい」という揺るぎない思いがあり、決心を形にしようと思ったんです。もう一つは患者さんのこと。不安やためらいといった気持ちを抱えて来院される患者さんが、笑顔で大きな花を咲かせられるよう、気持ちに寄り添った診療を提供していきたいという想いを込めました。ちなみに当院のロゴマークは、無限大を表す記号をハスの花に見立ててデザインしたものなんですよ。
今後の展望をお聞かせください。
まずは当院を知っていただき、泌尿器科受診のハードルを下げたいと思っています。少しでも気になったときに「ちょっと相談してみようかな」と気軽に立ち寄れる場所でありたいです。また、神田に続いて現役世代を応援できる場所を増やしていきたいと考えています。そのためにも、まずは神田の皆さんのお力になることが最優先。安心して相談できる場所を育てていきます。
最後に、読者へメッセージをお願いします。

おしっこの問題や性感染症に悩む人は、きっと皆さんが思っているよりも多いです。「自分だけではないか」などと悩まず、いつでもいらしてください。あまり親しみのない診療科かもしれませんが、おしっこの通り道である尿路や男性器のがん、頻尿などの排尿障害、尿管結石、性感染症、男性不妊、男性更年期、夜尿症など、泌尿器科で診られる病気は多いんですよ。また性感染症についても専門クリニックで経験を積んできました。いずれの症状もホームページから予約ができますが、予約がなくても受診可能です。通勤途中やお昼休憩時などに気軽にお立ち寄りください。
自由診療費用の目安
自由診療とはしわのケア(1部位)/3300円~※部位によって異なります、
ブライダルチェック/3万5000円~※性器クラミジア・性器淋菌、
咽頭クラミジア・咽頭淋菌、梅毒 (RPR/TP抗体)、
HIV・B型肝炎・C型肝炎、トリコモナス(PCR)、
マイコプラズマジェニタリウム・マイコプラズマホミニス、
ウレアプラズマパルバム・ウレアプラズマウレアリチカム、
ホルモン採血、風疹抗体検査、精液検査、精巣エコー

