動悸など循環器の症状がある時は
早期に受診して重症化防止へ
よしだ内科ハートクリニック
(八王子市/八王子駅)
最終更新日:2026/02/04
- 保険診療
ちょっとした時に感じる動悸や胸の違和感など、循環器疾患が疑われる症状が起きると、大きな不安を覚えてしまう人は少なくないはず。心臓に関わる異常は生命に直結するというイメージが強いだけに、クリニックを受診すること自体にも恐怖を感じるかもしれない。「よしだ内科ハートクリニック」の吉田健太郎院長は、「患者さんの不安を和らげるよう心がけて診察し、検査結果もできる限りスピーディーかつ具体的にお出しして、安心していただくことを大切にしています」と話す。生活習慣病とも直接的に関連するという循環器疾患は、早期の発見や予防が重要だ。日本循環器学会循環器専門医の資格を持ち、心臓超音波・血管超音波検査などに対してしっかりとした検査体制を備えて診療を行う吉田院長に、循環器疾患の検査や予防について詳しく話を聞いた。
(取材日2026年1月19日)
目次
生活習慣病とも深く関わる循環器疾患。適切な体制で検査を行い、検査結果を迅速に伝えて患者に安心を提供
- Q循環器の疾患に関わる症状にはどのようなものがありますか?
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A
▲患者が理解しやすい言葉で伝えることを大切にしている院長
クリニックを受診される方で多いのは、動悸や胸の違和感や圧迫感、背中の痛みといった症状です。動悸の原因として最も多いものは、特に病気というほどではない自律神経の変動や血圧の影響、そのほか期外収縮や心房細動といった良性の不整脈です。良性の不整脈でも頻度が高ければ生活に支障を来しますので、心電図検査やエックス線検査、血液検査などで適切に判断いたします。
- Q日本循環器学会循環器専門医に診てもらう利点を教えてください。
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A
▲丁寧な問診と視診を組み合わせ、症状の背景にある原因を探る
基本的な疾患の鑑別に関しては、循環器を専門とする医師でなくても大きな違いはありません。ただし、循環器疾患の中でも特異な症状であったり、経過を診ながら危険な兆候の発見が求められる場合などに関しては、循環器が専門の医師でないとわからない点が多くあります。循環器疾患の特性上、そのまま放置すると心筋梗塞や脳梗塞など命に関わる、あるいは生活の質が大きく落ちる可能性があるケースも少なくないですから、そうしたリスク管理の点で、循環器を専門とする医師、クリニックを受診するメリットは大きいと思います。
- Qこちらの検査体制について教えてください。
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A
▲精度の高い診断につなげるエコー検査
症状にもよりますが、基本的な流れとしては診察で患者さんのお話を伺って、ある程度の鑑別をした上で、心電図やエックス線、採血といった検査に進みます。心電図は患者さんの症状などによって、運動負荷心電図、24時間計測するホルター心電図、また症状が出たり出なかったりとムラがある方には、5日間計測できる心電図も備えています。さらに検査をする必要がある場合は心臓超音波検査、血管超音波検査を実施します。当院で心がけているのは、できる限り検査をしたその日のうちに検査結果をお伝えすること。患者さんの不安を早く取り除けるよう、そのスピード感は大切にしています。
- Q検査や受診に不安を感じる方へはどのように配慮されていますか?
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A
▲落ち着いた空間で、安心して過ごせるよう配慮された待合室
循環器疾患の患者さんには、すぐさま命に関わるのではないかと、強い不安を感じる方が多くいらっしゃいます。その状態でいきなり検査が始まるとさらに不安が増してしまいますから、まずはお話をして、ある程度打ち解けた雰囲気の中で、緊急性があるのかないのかなどをお伝えします。その上で検査を行い、検査結果を迅速に具体的なデータとしてお出しして、患者さんが安心できるように心がけています。もし病気がわかった場合でも、その日の検査で見つけることができて良かったと思っていただくことが大切です。また、納得してお帰りいただけるように、患者さんの疑問点や聞きたいことなど、しっかり確認しながら診察をしています。
- Q早期発見や予防のために大切なことは何でしょうか?
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A
▲検査結果は画像を見せながら丁寧に説明する
患者さんご自身でできることはやはり運動です。特に有酸素運動は大切ですので、1日20~30分の散歩からでもいいので、運動を継続していただきたいですね。また、心筋梗塞や心不全などの心臓や血管に関わる疾患には、高血圧症や脂質異常症、糖尿病といった生活習慣病が直接的に影響を及ぼします。生活習慣病は自覚症状なく進行するため、まずは健康診断を受ける習慣をつけ、スクリーニングしてもらうことが大切です。当院でも、検査時などに看護師が生活習慣に関する指導を行っていますので、わからないことなどはぜひ聞いていただければと思います。

