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岡田 達治 院長の独自取材記事

おかだ内科・循環器内科クリニック

(高槻市/高槻市駅)

最終更新日:2026/03/04

岡田達治院長 おかだ内科・循環器内科クリニック main

国道171号線沿いのショッピングモール「高槻グリーンプレイス」2階に「おかだ内科・循環器内科クリニック」がある。2025年に開業した同院の院長・岡田達治先生は、心臓血管外科の医師として20年以上、命に関わる状態にある患者の治療に携わってきた経歴の持ち主だ。その経験の中で、もっと早い段階で関われていればという思いが募り、予防医療の道を志したという。「何もなくても一度いらしてください」と穏やかに語る岡田院長は物腰がやわらかく、安心して相談できる雰囲気がある。ニュアンスカラーで統一されたバリアフリーの院内も、患者の緊張をほぐす温かな空間だ。心臓血管外科医師だったからこそ伝えられる予防の大切さと、一人ひとりに寄り添う診療への思いを聞いた。

(取材日2026年2月10日)

命の重みを知る心臓血管外科医師が、予防医療の道へ

先生のこれまでの歩みと、開業されたきっかけを教えてください。

岡田達治院長 おかだ内科・循環器内科クリニック1

心臓血管外科の医師として20年以上、重篤な患者さんを診てきました。手術が必要な段階まで重症化した方をお救いするため、最後の砦となれるよう日々命と向き合う日々でした。その中で強く感じたのは、もっと早い段階で関われていれば、ここまで大変なことにならなかったのではないかという思いです。重症化すると、ご本人やご家族はもちろん、お勤め先や社会にとっても大きな損失になります。そうした現実を目の当たりにしてきたからこそ、次のステップとして地域の予防医療に携わりたいと考えるようになりました。縁あってこのショッピングモール内に開業の機会をいただき、2025年10月に当クリニックを開業した次第です。

開業にあたり、大切にされた思いをお聞かせください。

先ほどの話と重なる部分もありますが、できるだけ重症化する前に患者さんとゆっくりお話をして、重篤な病気になるのを防ぐことでお役に立てたらという思いが一番にありました。心臓血管外科で重症の患者さんを診てきた経験があるからこそ、重症化した時の大変さを本当の意味でわかった人間としてお伝えできることがあると考えています。そして循環器疾患に関しては、血圧、糖尿病、コレステロール、禁煙、この4つをしっかりコントロールすれば基本的には防げるものだと思っています。がんのように予防が難しい病気もある中で、循環器疾患は取り組み方次第で健康寿命の延伸がめざせる分野。その事実をお伝えし、患者さんと一緒に取り組んでいくことが私の役目だと考えています。

院内の設備や環境づくりで工夫された点を教えてください。

岡田達治院長 おかだ内科・循環器内科クリニック2

設計段階から隔離室を設けることにこだわりました。インフルエンザや新型コロナウイルス、百日咳など、院内感染のリスクがある感染症の患者さんを地域で診療することはクリニックとしての責務だと考えています。循環器疾患をお持ちの患者さんは感染症にかかった際に重症化しやすいハイリスク群でもあります。感染症の方を診療しながら、循環器系の患者さんにも安心して来ていただくために、隔離室は欠かせないハードウエアでした。また院内の壁紙は、中間色の穏やかな色調を選んでいます。寒い冬に入ってきた時には少しでも温かく感じられるように、暑い夏には涼しげに見えるようにと考えました。患者さんの緊張や不安を少しでもほぐせる空間になっていればと思っています。

10年後、20年後の健康を見据えた丁寧な診療

どのような診療に力を入れていらっしゃいますか?

岡田達治院長 おかだ内科・循環器内科クリニック3

まず基本となるのは、血圧、糖尿病、コレステロール、そして禁煙の4つをしっかりコントロールすることです。患者さんにお伝えしているのは、血圧を130に下げることは通過点であって、目標ではないということ。本当の目標は、今50歳、60歳の方であれば5年先ではなく、10年後、20年後、30年後まで心筋梗塞や脳梗塞にならずに、ご自身やご家族、社会の中で大切な役割を元気な状態で果たしていただくことなんです。そのための血圧管理であり、糖尿病の管理であり、禁煙なのですね。その日その日のお食事を気をつけていただく目的はそこにあるのだということを最初にしっかりお話しして、患者さんと共有してから治療を始めるようにしています。

診療で心がけていることを教えてください。

まずは丁寧にご説明をすることを大切にしています。そして血圧が高いからといってすぐにお薬を出すのではなく、まずお食事の様子をお聞きするようにしています。患者さんはそれぞれ生活背景をお持ちですから、単身赴任で昼間がとても忙しい50代の方にいきなり減塩食をと言っても現実的ではありません。それなら、お昼ごはんのコンビニ食を少し工夫できないか、どこかで塩分を減らせる余地はないかと、その方にできることを一緒に探していきます。夜勤のお仕事の方、一人暮らしのご高齢の方など、皆さんそれぞれの事情がありますので、お薬はあくまでそうした取り組みのサポートとしてお出しするというスタンスで診療にあたっています。

心臓血管外科でのご経験は、今の診療にどう生きていますか?

岡田達治院長 おかだ内科・循環器内科クリニック4

内科の先生は手術のことはあまりご存じではないと思いますので、どうしても治療の選択肢としてはお薬やカテーテル治療が中心になりがちです。ただ、循環器の疾患には、手術という選択肢が患者さんにとってベストな場合もあります。私は外科での経験を生かして手術のリスクとメリットを正しく評価できますので、内科治療と手術の両方を天秤にかけて、本当の意味でニュートラルにご説明できるのが強みだと思っています。必要な場合には適切な病院へご紹介することも可能ですし、逆に手術を受けて地域に戻ってこられた患者さんの術後フォローも、外科医時代に常日頃やってきたことですので対応できます。両方の目線を持っているからこそ、患者さんにとって何がベストかを見極められると考えています。

めざすは気軽に相談できる場所。迷ったらまずは電話を

どのような患者さんが来られていますか?

岡田達治院長 おかだ内科・循環器内科クリニック5

ほかのクリニックで治療を受けていた方が、当院に来られるケースもありますし、ご家族のどなたかが先に来られて「良かったよ」とおっしゃって、ご家族やお知り合いを連れて来てくださることもあります。そうした輪が広がっていくのは本当にうれしいことですね。一方、さまざまな患者さんがおられますので、スタッフとは常に密に情報共有をし、例えば、つえをついていらっしゃる患者さんがいれば、その情報をメモしてすぐに全員で共有できるようにしています。一人ひとりの患者さんに気持ち良く通っていただけるよう、チーム全体で意識を高く持っているところです。

今後の展望についてお聞かせください。

この地域の方々に必要とされるクリニックでありたい、その一言に尽きます。私にできることとして、循環器と一般内科を中心にお役に立てればと思っています。新年度からは高槻市の特定健診や大阪府の後期高齢者健康診査にも対応する予定ですので、日頃から健康管理に活用していただける場所になっていければと考えています。患者さんが増えてきたら、看護師さんを増員したり、管理栄養士さんに入っていただいたりと、柔軟に体制を整えていくつもりです。休日は家でゆっくり過ごして夕方からお酒を楽しむのが私の息抜きで、ラグビーや野球などスポーツ観戦も好きなんです。そうしてリフレッシュしながら、地域の皆さんのお役に立てる診療を続けていきたいと思っています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

岡田達治院長 おかだ内科・循環器内科クリニック6

何もなくても一度いらしてください。当院はショッピングモールの中にありますので、お買い物のついでにふらっと立ち寄っていただけるのではないでしょうか。「病院に行くぞ」という気負いなく、気軽に相談できる場所になれたらと思っています。行こうかどうか迷ったら、ぜひ来てくださいね。予約優先ではありますが、急な来院にもできる限り対応しています。もし何か気になることがあれば、まずはお電話をいただいてから来ていただくと、こちらも準備ができますしお待たせする時間も調整しやすくなります。循環器のことはもちろん、ちょっとした体調の変化でも構いません。皆さんの健康を一緒に守っていければ幸いです。

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