櫻田 尽 院長の独自取材記事
東新宿じん歯科
(新宿区/東新宿駅)
最終更新日:2025/12/15
新宿七丁目交差点の角に立つビルの4階に「東新宿じん歯科」はある。院長を務める櫻田尽先生は、埼玉県川口市の歯科医院で10年以上研鑽を積んだ後、2025年10月に同院を開業。住宅も多い東新宿地区で、地域住民の生涯のかかりつけ歯科医院となることをめざしている。物腰がやわらかく優しい印象だが、時折見せる遊び心が印象的な櫻田院長は、「患者さんを長く診ることで、自分の治療に責任を持ちたいです」と、意気込みを語る。歯科医師になりたての頃は、難しい治療ができるようになりたくて仕方がなかったが、今は基本的なことこそ重要だと考え、何よりも診査・診断を精密に行うことを心がけているという。歯科医療に真っすぐな櫻田院長の想いや同院の特徴について詳しく聞いた。
(取材日2025年11月14日)
長く通える場所として東新宿を選択
東新宿を開業の地に選んだ理由を教えてください。

東新宿を開業地に選んだのは、「患者さんに長く通っていただきたい」という強い思いが一番にありました。以前勤めていた歯科クリニックはアクセスがあまり良くなく、患者さんが引っ越しされると来院が難しくなってしまうことがよくあったからです。そこで、開業地を探す際には、引っ越しをしても比較的アクセスが良い場所、具体的には新宿や渋谷といった大きな駅のベッドタウンとなるような住宅街を中心に探しました。この東新宿の地は、当院の裏手がまるまる住宅街となっており、信号を渡れば大久保側にも住宅街が広がっています。オフィス街も近いですが、地域住民の方々を中心に、当クリニックを生涯にわたり頼っていただける「かかりつけ歯科医院」として長いお付き合いをしていきたいと考えています。
開業するにあたり、内装や設備でこだわったことはありますか?
そうですね、一番こだわったのは歯科用CTです。さまざまな機種があるのですが、私は徹底して解像度にこだわりました。機種によって解像度が倍以上違うんです。コストがかかっても診断の精度を高め、自信を持って治療にあたるために、このCTの導入は譲れないポイントでした。顎の骨や顔全体の骨格バランスを見るためにセファロも導入したので、歯列矯正にも生かせます。内装は、白っぽいイメージを基調としつつも、グレーやブラウンなどを加えて落ち着いた雰囲気に仕上げました。また、各診療室を広めに取ったこともこだわりです。バリアフリーですので、車いすやベビーカーもそのまま入れるようになっていて、幅広い世代の方にとって通いやすいように意識しました。また、プライバシーが気になる方は、完全個室の診療室も利用可能です。
どんな患者さんや疾患の方が多いのでしょうか?

現在の患者さんの層は、30〜50代ぐらいの方が約8割です。周辺はオフィス街でもあるので、仕事の合間に来院する方もいらっしゃいます。主訴として一番多いのは、歯の根っこの治療です。過去に「完治は難しい」「抜歯が必要」と言われた方が、セカンドオピニオンでいらっしゃるケースが目立っています。12年ほど勤めていた前の歯科クリニックでは、根管治療やインプラント治療を中心に手がけてきたので、その経験と技術を信じて来ていただいているのかもしれません。当院では精密な治療のために、高性能の歯科用CTや手元を20倍にまで拡大できるマイクロスコープを活用しています。できるだけ歯を残したいという患者さんのご希望に、可能な限り寄り添いたいと思っていますので、お困り事があればご相談ください。
技術力と真摯な態度で、患者に寄り添う治療をめざす
矯正専門の歯科医師との連携もあるそうですね。

はい、月に1回、矯正を専門とする歯科医師に診療をお願いしています。実は、彼は大学の同級生で、大学1年生の頃から仲良くしていました。普段は面白い人ですが、医療への姿勢はとても真面目です。いつか一緒に仕事をしようと語り合ってきたので、こうして実現できたことをうれしく思います。近々、彼もこの周辺に開業する予定なので、今後はより連携しやすくなると期待しています。
診療で大切にしていることは何ですか?
診療において大切にしているのは「技術・真摯・寄り添い」という3つの価値観です。特に、患者さんと家族や友人のように長くお付き合いし、信頼関係を築くことを重視しています。以前の歯科医院では、10年お付き合いしてきてようやく心を開いてくださった患者さんもいらっしゃいました。ですので、できるだけ長く診させていただきたいと思っています。また、ただ痛いところを治療するだけでなく、なぜ歯が悪くなるのか、どうすれば長期的に歯を守れるのかといった知識をしっかりお伝えすることにも力を入れています。治療法や使う素材について、患者さん自身に知識がなければ、選択することも難しいと思うからです。当院にはカウンセリングルームもありますので、じっくりと患者さんとお話しできる環境も作っています。
「患者さんにとっての人生最後のかかりつけ歯科医院」を、診療方針にした理由をお聞かせください。

この治療方針は、「自分が行った治療の結果に最後まで責任を持ちたい」という思いから生まれました。歯の治療はすぐに結果がわかるものではなく、10年後に問題が出てくることもあります。行った治療が最善だったかどうかは、数年たってからわかる場合もあるのです。そのため私は、治療して終わりではなく、患者さんと長くお付き合いしながら、その後の経過をしっかり追って、健康を継続的に支えていきたいと考えています。
基本に忠実に、精密な診査・診断に努める
治療や患者さんに対してとても誠実な印象を持ちましたが、幼い頃からそのような性格だったのですか?

子どもの頃は本当にやんちゃで、実家の周辺は自然豊かな地域でしたので、放課後は友達と外で遊ぶことが多く、いつも自由気ままに楽しんでいました。中学、高校は片道2時間かけて通学していましたが、通学途中にファストフード店にも立ち寄れない、音楽プレーヤーも持ってきては駄目という厳格な学校だったので、精神的にも鍛えられました。この時期の経験が精密な治療や患者さんと向き合う姿勢に生きているのではないかと思っています。歯科医師になったことは、自分にとって最良の選択だったと感じています。
歯科医師としてのご自身の成長に最も影響したことは何でしょうか?
成長につながったのは、以前の勤務先での後輩歯科医師への指導経験です。以前の勤務先は規模が大きなところでしたので、後輩を指導する機会も頻繁にありました。指導する中で私が大切にしたのは、基本に忠実でいることです。歯科医師になりたての頃は、インプラント治療などの高度な治療に取り組みたいと考える傾向があります。しかし、それらは基本的な虫歯治療や歯周病治療の先にあるものです。私自身、若い頃に初歩的なことを軽んじて失敗した経験があり、その失敗を通じて基本が最も大事だと確信しました。この経験があったからこそ、現在は徹底して精密な診査・診断にこだわり、基本を重視した治療を心がけています。
今後、地域でどのような役割を果たしていきたいですか?

当院のビジョンは「東新宿じん歯科に行けば、お口の中の悩みはすべて解決するだろう」と、思っていただけるような総合歯科をめざすことです。患者さんがここに来るだけで治療が完結するような体制を整えていきたいと考えています。そのために、現在は矯正を専門とする歯科医師と連携していますが、今後はチーム医療体制をさらに充実させて、提供できる治療のボリュームアップを図っていきたいです。東新宿地域のかかりつけ歯科医院として、一般歯科からインプラント治療や精密根管治療などの専門性の高い治療まで、全ての患者さんに最後まで責任の持てる歯科医療を提供し続けることが、当院の果たすべき役割だと考えています。開業してまだ間もないですが、今後も患者さんのため、地域のために尽力いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療/44万円~、歯列矯正/88万円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

