全国のドクター14,145人の想いを取材
クリニック・病院 160,268件の情報を掲載(2026年3月08日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

  1. TOP
  2. 東京都
  3. 板橋区
  4. ときわ台駅
  5. ときわ台デンタルクリニック
  6. 藤井 みなみ 院長

藤井 みなみ 院長の独自取材記事

ときわ台デンタルクリニック

(板橋区/ときわ台駅)

最終更新日:2026/03/02

藤井みなみ院長 ときわ台デンタルクリニック main

ときわ台駅北口から徒歩90秒。2025年に開業した「ときわ台デンタルクリニック」は、ベージュを基調とした温かみのある空間が広がり、バリアフリー設計でベビーカーや車いすでも気兼ねなく通える歯科医院だ。院長の藤井みなみ先生は大学病院の口腔外科で医科と密に連携した診療を経験し、その後は訪問診療にも数多く携わってきた。「患者さんを家族のように大切に思う」という循環器科の医師である父の姿勢を受け継ぎ、優しさと安心感を届ける診療をめざす。藤井院長自身も子育て経験があることに加え、院内で保育士に子どもを預けられる体制が整っているため、子ども連れでも安心して通える環境が整っている。「お子さんにとってここが『楽しい場所』になれれば」と穏やかに話す藤井院長に、地元への思いや診療で大切にしていることを聞いた。

(取材日2026年1月14日)

「患者さんを家族のように」父の教えが育んだ診療姿勢

まずは先生が歯科医師をめざしたきっかけをお聞かせください。

藤井みなみ院長 ときわ台デンタルクリニック1

父が循環器科の医師、祖父も医師、母は看護師という医療家系に育ちましたので、小さい頃から自然と医療の道に進むイメージを持っていました。自分自身も矯正治療を受けていて、歯に対する興味もありましたね。そうした環境の中で歯科医師を志したのですが、今の診療姿勢に最も影響を与えているのは父の教えです。父のクリニックのモットーは「患者さんを自分の家族と思って診療する」というもの。一時期、父のクリニックを手伝っていたことがあるのですが、父の横で診療を見て「家族のように大切に思えば、自然と一生懸命になれるのだ」ということを実感しました。父から教わったこの姿勢は、私の診療の根幹にあり続けています。

歯科医師となってからは、どのような経験を積まれたのでしょうか。

卒業後は大学病院の口腔外科に勤務しました。医科も併設された病院でしたので、他の診療科との連携がとても密な環境だったんです。例えば骨髄移植を控えた方の口腔内チェックなど、全身疾患を持つ方の治療や全身麻酔での手術にも数多く携わりました。「歯だけ」ではなく全体を診るという経験は、病気や薬についての知識を大きく深めてくれましたね。高血圧の方やさまざまな薬を服用されている方への配慮など、今の診療にもその経験が生きています。大変ではありましたがやりがいも大きく、歯科医師としての土台をしっかり築くことができた時期だったと思います。

開業を決意された経緯についてお伺いします。

藤井みなみ院長 ときわ台デンタルクリニック2

大学病院の後は都内の歯科医院に勤務しながら、訪問診療にも数多く携わりました。訪問先では大学病院で得た病気や薬の知識が大いに役立ちましたね。ご自宅で治療を受けた患者さんから「来てもらえて良かったわ」と言っていただけると、やりがいを強く感じました。また、お世話になった先生がとても優しい診療をされていて感銘を受けたんです。「こんな優しい歯科医院だったら、みんな安心できるだろうな」と。実は子どもの頃に通っていた歯科医院は少し怖い印象があって、だからこそ私は優しい歯科医師になりたいという思いがありました。これまでの経験を生かしながら、患者さんに優しさと安心感を届けられる歯科医院を自分の手でつくりたい。その思いが開業への決意につながりました。

優しく誠実な診療で、患者の不安を解消したい

ときわ台で開業された理由を教えてください。

藤井みなみ院長 ときわ台デンタルクリニック3

ときわ台は私が育った場所なんです。人情味があって温かく、落ち着いた住宅街の雰囲気がとても気に入っています。子育て世代の方からご高齢の方まで、昔からこの地に根差して暮らしている方が多いエリアです。「地域に根差した歯科医院」をめざす上で、自分が育ったこの場所で開業できたことはとても幸せなことだと感じています。患者さんもスタッフも近隣の方が多いので、子どもが通っている保育園や小学校の話題で盛り上がることもあるんですよ。来院される方には優しく誠実な診療を、そして通院が難しい方には訪問診療という形で、この大好きなときわ台の皆さんの歯とお口の健康をサポートしていきたいと考えています。

診療ではどのようなことを大切にされていますか。

治療中、患者さんは何をされているのかわかりにくいと思うんです。お口の中のことですから見えませんし、不安を感じる方も多いでしょう。ですから私は、ユニットに備えたモニターを活用して「今どのような状態で、これから何をするのか」をしっかりお伝えするようにしています。例えば「今日はここの治療をしますね」とエックス線の画像を映しながら説明したり、「痛かったらすぐおっしゃってくださいね」と声をかけたり。患者さんに納得して治療を受けていただきたいですし、そのための説明は惜しみません。痛みへの配慮も大切にしていて、必ず表面麻酔を使い、麻酔液もゆっくり注入するなど工夫をしています。不安を解消し、安心して通っていただける歯科医院でありたいですね。

お子さんの診療について、心がけていることはありますか。

藤井みなみ院長 ときわ台デンタルクリニック4

お子さんには無理をさせないことを一番に考えています。まずは歯科医院に慣れてもらうところから始めて、ユニットでうがいをしてみたり、お口の中に機械を入れる練習からスタートするんです。例えば「お口に掃除機さんするね」などと声かけをして、楽しんでもらえるよう工夫しながら診療を進めます。勤務医時代、小さい頃の歯科医院での体験がトラウマになって、20年以上歯科医院に行けなくなった方を診たことがあるのですが、クリーニングでさえ恐怖で叫んでしまうほどで、子どものうちに恐怖感を植えつけてはいけないと強く感じました。治療を1回で終わらせることより、その子が将来も歯科医院に通い続けられることのほうが大切です。ここが「楽しい場所」になれれば、歯科医院に通う習慣がつき、歯への意識も自然と高まると思っています。

子どもから高齢者まで地域に寄り添う歯科医院へ

親子連れでも通いやすい工夫があれば教えてください。

藤井みなみ院長 ときわ台デンタルクリニック5

当院には保育士が在籍していますので、親御さんの診療中にお子さんをお預かりすることができます。保育士の勤務日は限られているため、事前にお問い合わせください。また、私を含めスタッフの多くが子育て経験者なので、親御さんの疑問や気持ちも理解できていると思います。「うちの子も同じくらいの年齢で」といった会話が自然と生まれたり、近くの小学校の話題で盛り上がることもあるんですよ。設備面では、完全個室の診療室やおむつ台を設けている他、院内全体をバリアフリー設計にしているので、ベビーカーでそのままお入りいただけます。お子さんが泣いてしまっても気にしなくて大丈夫ですから、安心してご来院ください。親子で安心して通える環境づくりを心がけています。

訪問診療についてもお聞かせください。

訪問診療は臨床研修が終わってからずっと携わってきた分野で、大学病院で得た病気や薬の知識も現場で大いに役立っています。ご自宅にお伺いして、患者さんの生活の中に入っていく。「来てもらえて良かった」と言っていただけると、本当にやりがいを感じます。これから訪問歯科を必要とされる方は増えていくと思いますし、まだこうした選択肢をご存じない方もいるかもしれません。訪問診療でできることは意外と多くて、虫歯の治療や口腔ケアはもちろん、ポータブルのエックス線装置で撮影したり、入れ歯の製作や調整をしたりすることも可能です。

最後に、今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

藤井みなみ院長 ときわ台デンタルクリニック6

地元であるこの町で、地域に根差した歯科医院をめざしています。来院される方には優しく誠実な診療をお届けし、通院が難しい方には訪問診療という形で支援していきたい。父から教わった「患者さんを家族のように大切に思う」という姿勢を、これからも大切にしていきます。以前、当院に通っていた患者さんから「先生の顔を見ただけで安心しました」と言っていただいたことがあって、それが本当にうれしかったんです。虫歯を治療するだけでなく、患者さんの気持ちに寄り添い、ちょっとでも安心できる場所になれたら。「ここの歯科医院は優しいよ」と言っていただけるような存在をめざして、スタッフと一緒に頑張っていきたいと思っています。

Access