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石川 悟 院長の独自取材記事

桜上水ポニーこどもクリニック

(杉並区/桜上水駅)

最終更新日:2025/12/04

石川悟院長 桜上水ポニーこどもクリニック main

2025年10月、桜上水駅から徒歩3分の場所に「桜上水ポニーこどもクリニック」が開業した。東京慈恵会医科大学卒業後、埼玉の子ども病院やNICUで重症児の診療に携わり、小児循環器を専門として研鑽を積んできた石川悟院長は、「私自身も子を持つ親として、お子さんとご家族の気持ちに寄り添い、安心感を与えられる診療を提供したい」と語る。院内は全体的に丸みを帯びた優しい雰囲気で、かわいらしい動物のキャラクターが扉や壁を彩っている。感染症対策の面でも工夫を凝らしており、発熱のある患者は一般外来と動線が分かれている。「精度が高く、結果の見える治療」と「快適な受診環境とホスピタリティー」の両立をめざし、アレルギーや喘息の予防医療に注力する石川院長に、小児科診療への思いや、この地域での同院の役割について聞いた。

(取材日2025年11月21日)

2児の父としての目線を持ち、理想の小児医療を実現

初めに、開業を決意された経緯について教えてください。

石川悟院長 桜上水ポニーこどもクリニック1

東京慈恵会医科大学卒業後、埼玉の子ども病院やNICUで重症児の診療に携わり、小児循環器を中心に研鑽を積んできました。開業を意識するきっかけになったのは、子どもが生まれたことです。1歳の子を育てながら2日に1回当直をしなければならない生活が続いたことがきっかけで、家庭と仕事の両立の難しさを感じるようになったのです。ただ、それ以上に大きかったのは、わが子の発育や日常的な病気を見ることを通じ、小児科医として新たな視点を得たことです。親として子どもの発熱を経験して初めて、親御さんの心配な気持ちが本当によくわかるようになりました。そして、「精度が高く、結果の見える治療」と「快適な受診環境とホスピタリティー」を両立させた理想の医療を実現するため、開業を決意しました。

先生はなぜ小児科の医師をめざしたのですか?

中学生の頃から漠然と人を助ける仕事がしたいと思っていて、「困っている子どもを助けるのが自分の使命」だと考えていたんです。もともと子どもが好きで、小児科医になることにほんの少しも迷いがありませんでした。小児科1年目から希少疾患や低出生体重児など難症例に携わり、3年目からは循環器の専門の道へ進み、心臓疾患のお子さんを中心に診てきました。重い疾患のある子どもたちの力になりたいという思いで専門性を追求してきましたが、自分の子どもが生まれてからは、より幅広い小児診療への興味が湧き、今は小児科医の原点である「子どもが好き」という気持ちを大切に診療しています。

クリニックづくりでこだわった点を教えてください。

石川悟院長 桜上水ポニーこどもクリニック2

この地域に小児科が少なかったことから、桜上水駅から徒歩3分という立地での開業を選びました。院内は全体的に丸みを帯びた優しい雰囲気にこだわり、ベビーカーのまま入れるよう通路の幅も広く設計しています。妻が母親目線でアイデアを出してくれて、待合室は暖色でリラックスできる温かな光、診察室は診察がしっかりできる明るい光と、照明にも工夫を凝らしています。美術大学出身の妻の友人がデザインしたかわいらしい動物のキャラクターが院内を彩り、柱の形を生かして絵本やおもちゃもたくさん置いているんです。また発熱のお子さんは広いスペースを生かして動線を分け、発熱していないお子さんとの接触を極力避けるようにしていますし、午後2時から3時は熱のない方専用のクリーンタイムも設定しています。土日も診療を行い、共働き家族にも通いやすい環境を整えました。

予防医療を重視し、皮膚ケアから始めるアレルギー対策

特に力を入れている診療について教えてください。

石川悟院長 桜上水ポニーこどもクリニック3

アレルギーや喘息の予防医療に特に注力しています。その場しのぎの対応では、喘息発作が起きたら服薬する、また起きたら服薬するという繰り返しになってしまいます。ですから発作を起こさないための予防が重要なんです。乳児期の湿疹は食物アレルギーや喘息につながることがわかっているので、皮膚のケアから始めるアプローチを実践しています。予防接種や乳幼児健診の段階から湿疹のチェックを必ず行い、心配な症状があれば一日でも早く治療を開始。予防には毎日の薬の服用や塗布など親御さんの負担もありますが、治療を続けていただけるよう「なぜ必要なのか」を丁寧に説明して頑張っていただいています。適切な対応ができれば、多くのケースで1〜2週間ほどで結果が出ることが見込めます。

その他、どのような症状や検査に対応されていますか?

風邪はもちろん皮膚科疾患も耳鼻科疾患も診れる範囲ですべて診ています。「小児科は歯以外は全部診る」が基本ですから、総合診療的な窓口としての役割を大切にしています。当院では、子どもの負担を軽減するために、指先から採取した少量の血液で検査ができる血液検査を導入しています。感染症の検査も可能ですし、喘息の評価につながる呼気NO検査は子どもでも簡単にでき、心電図やエコー検査も完備しています。小児循環器の専門性を生かして、心臓の雑音があると言われた方や川崎病の経過観察なども行っており、大学病院に行かずに済むケースも多くあります。また、アレルギーの血液検査から治療まで基本的に院内で完結でき、安定している慢性疾患の方にはオンライン診療も実施できます。予約はウェブやメッセージアプリからも可能で、直接来院される方もお待たせすることはあるとは思いますが、基本的にお断りしない体制を整えています。

診療で大切にされていることは何ですか?

石川悟院長 桜上水ポニーこどもクリニック4

お子さんに合った適切な薬やケアを提案し、効果を確認しながら必要に応じて調整するよう心がけています。治療法や薬は一つではなく、複数の選択肢を提案できる場合もあるので、治療しているのに治らなくて不安な方もぜひご相談いただきたいです。今はまだ患者さんがそれほど多くないので、一人あたりにかけられる時間も長く、「なぜこうなっているか、どうすれば良くなるか」をじっくりお話しできます。親御さんのちょっとした違和感は、お子さんの健康を知る上で重要なヒントになることも多いんです。私を信頼して続けてもらえるよう、コミュニケーションを大切に信頼関係を築いていきたいと考えています。普段と比べてお子さんの様子がおかしいと感じたら、遠慮なくご相談ください。

小児科が少ない地域で、頼れるかかりつけ医をめざす

スタッフとの連携についても教えてください。

石川悟院長 桜上水ポニーこどもクリニック5

小児科診療の経験豊富なスタッフがそろっていて、皆子どもが大好きです。採用時も人柄とコミュニケーション能力を重視しました。自主的に問題点を見つけ出し、改善案を出してくれるチームワークの良さが自慢です。「みんなでクリニックを作っていこう」という意識を共有し、各自が自分の立場で考えて動いてくれるので、とても頼もしく思っています。開院してまだ間もないですが、「スタッフさんが優しい」というお声をいただくことが多くうれしいですね。

今後の目標についてお聞かせください。

今は開業したばかりで一人ひとりの患者さんに十分な時間をかけて向き合えていますが、今後患者さんが増えても、この診療の質を維持したいと考えています。効率化できる部分は工夫しながら、患者さんのための時間を最大限取れるようにしていきたいです。乳幼児健診から通っていただき、異常の兆候があれば予防につなげ、もし発症してしまったら心と体に負担の少ない治療をしていく。そんな長いお付き合いをしていきたいですね。湿疹を繰り返さない状態を維持させるために、アレルギーをしっかりコントロールすることに特に力を入れたいと思います。お子さんとご家族にとって頼れる存在になることが目標です。

地域の子育てファミリーへメッセージをお願いします。

石川悟院長 桜上水ポニーこどもクリニック6

これまで桜上水近辺には小児科が少なく、困っていたご家族も多いと思います。当院では「精度が高く、結果の見える治療」と「快適な受診環境とホスピタリティー」の両立をめざし、子どもたちとご家族の頼れる存在になりたいと考えています。2児の父としての目線を持つ医師として、お子さんとご家族の気持ちに寄り添い、安心感を与えられる診療を提供したい。そのためにも、新しい医療情報に常にアンテナを張り、今ベストと思われる治療を提案できるよう努めます。治療法や薬は1つとは限らず複数の選択肢を提案できる場合がありますから。お子さんの様子に違和感を感じたり、現在の治療に不安がある方も、些細なことでもご相談ください。未来ある子どもたちをともに支え、長いお付き合いをさせていただければ幸いです。

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