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金 南孝 院長の独自取材記事

大手町ARTクリニック

(千代田区/大手町駅)

最終更新日:2026/02/13

金南孝院長 大手町ARTクリニック main

大手町駅直結、東京駅からも徒歩5分。2025年10月、日本のビジネスの中心地に「大手町ARTクリニック」が誕生した。金南孝(きむ・なむひょう)院長は、大阪と東京の大規模なクリニックで長年研鑽を積み、多くの患者と向き合ってきた不妊治療のスペシャリストだ。「最善の技術で一日も早く結果を出すことこそが、患者さまの負担を減らす道」と説く金院長。和モダンで落ち着いた院内には、冬を越え春を告げる「梅の花」のモチーフがほどこされ、患者の心に寄り添う。痛みに配慮した技術と、仕事帰りに通いやすい夜8時までの診療体制で働く女性を支え、家族の未来をともに描くパートナーをめざしている。診療への真摯な情熱と、独自の哲学について詳しく聞いた。

(取材日2025年12月11日)

大阪から東京へ、そして独立開業を果たす

大阪から東京へ拠点を移されたきっかけについて教えてください。

金南孝院長 大手町ARTクリニック1

私は長年、大阪と東京に拠点を置く大規模な不妊治療クリニックで研鑽を積んでまいりました。転機となったのは2020年、新型コロナウイルス感染症が大流行した時期です。当時は社会全体が不安に包まれていましたが、一方で「この時期だからこそ治療に専念したい」と願う患者さまが東京で急増していました。その切実なニーズに応えるべく、大阪から東京へ応援診療に駆けつけたのが始まりです。東京での診療を通じ、多くの患者さまと接する中で、私のこれまでの経験や技術が微力ながら皆さまのお役に立てているという確かな手応えを感じることができました。厳しい環境下でも前向きに治療に挑む方々の姿に心を打たれ、「この地で一人でも多くの方の力になりたい」という思いが強くなったことが東京に拠点を移す大きな一歩となりました。

その後、渋谷での院長経験を経て開業に至った思いをお聞かせください。

渋谷のクリニックで院長を務めた約4年間は、私にとって非常に貴重な時間でした。日々、より良い診療をめざして取り組み、一定の成果を積み重ねてまいりましたが、同時に組織の中で診療を行う限界も感じていました。特に不妊治療においては、医療の質はもちろん、通院の利便性や診療時間など患者さまの生活にどれだけ寄り添えるかが重要です。「もっとこうすれば、仕事と治療を両立しやすくなるはずだ」という理想を形にするには、自ら責任を持ってクリニックを創り上げるしかないと考えるようになりました。患者さまのライフスタイルを尊重し、心身の負担を最小限に抑えた理想の医療を追求したい。その一心で、今回の開業に至りました。

開業地に「大手町」を選ばれた理由を教えてください。

金南孝院長 大手町ARTクリニック2

大手町は日本の経済を支える方々が集う、活気と誇りに満ちた街です。ここで開業をめざしたのは、日々懸命に働く女性たちが、仕事のキャリアを諦めることなく、安心して治療を受けられる場を作りたかったからです。ですが、このエリアでの場所探しは容易ではありませんでした。理想の環境を求めて粘り強く交渉を重ねた結果、2025年10月、大手町駅直結という素晴らしい場所にご縁をいただくことができました。ここは東京駅とも地下で直結しており、交通の要所でもあります。患者さまが通院を「負担」と感じるのではなく、「自分の人生のための大切な習慣」として前向きに継続できるよう、この立地にこだわりました。この地で皆さまをお迎えできることを、心から光栄に感じております。

駅直結というアクセスの良さと痛みの少ない処置が特徴

「時間的負担」の軽減について、具体的にどのような配慮がありますか?

金南孝院長 大手町ARTクリニック3

不妊治療の継続において時間の確保は大きな課題です。当院は駅直結という立地を生かし、雨の日でも濡れずにスムーズに通院できる環境を整えました。一分一秒を惜しんで働く方々にとって、アクセスの良さは心のゆとりにもつながると考えています。また物理的な近さだけでなく、待ち時間の短縮やスムーズな診療フローなど、運用面でも患者さまの時間を大切にすることを徹底しています。都市の中心部で、洗練された利便性を提供することで、治療が日常生活に無理なく溶け込み、通院そのもののストレスを軽減することをめざしています。患者さまのライフスタイルを第一に考え、貴重な時間を守りながら、効率的かつ質の高い医療を提供することに全力を尽くしています。

患者さまが懸念される「痛み」など、身体的負担への配慮について教えてください

不妊治療、特に採卵に伴う「痛み」は、多くの患者さまにとって大きな不安要素です。私はこれまで数多くの症例に携わる中で、どうすれば苦痛を最小限に抑えられるか、常に手技の改良を重ねてきました。日々技術の研鑽を続けることの意義を大切に考えています。できる限り身体への負担を抑えることをめざし、不快感の軽減だけでなく、治療への恐怖心を和らげる工夫を行っています。前向きな気持ちを維持していただくため「医療を、できるだけ優しく」という姿勢のもと、熟練した技術を誠実に提供し、患者さまの心身の負担を少しでも軽減できればと考えております。

夜20時までの診療体制と、医療安全への考え方を教えてください。

金南孝院長 大手町ARTクリニック4

働く方々を支えるため、平日は夜20時まで診察を行っています。一方で、深夜に及ぶ診療や採卵については、医療安全の観点から慎重な判断をしています。採卵後の数時間は、体調の変化に最も注意が必要な時間帯です。万が一の際にも万全の体制でサポートできるよう、重要な処置はスタッフがそろい、連携体制が整っている時間帯に行うのが私のポリシーです。患者さまの利便性を追求することと、医療としての安全性を守ること。この両輪がそろってこそ本当の意味で患者さまの利益につながると考えています。スタッフの健やかな労働環境を守ることも、巡り巡って患者さまへの丁寧な診療として還元されます。誠実で無理のない体制を重視し、長期にわたる不妊治療を支えるための基盤づくりに努めています。

こだわりの和の空間と春を告げる「梅」に込めた想い

和モダンな内装やロゴのデザインに込めた想いを教えてください。

金南孝院長 大手町ARTクリニック5

院内は患者さまが緊張をほぐし、ゆったりと過ごしていただけるよう上質な「和モダン」の空間にしました。随所に松竹梅のモチーフをあしらい、とりわけ「梅の花」には、不妊治療に向き合う方々への想いを込めています。梅は厳しい冬を越え、百花に先駆けて一早く春を告げる花。その姿は困難を乗り越え、新しい命という春を待つ患者さまの希望そのものです。ロゴマークは、縁起の良い「梅結び」の水引をモチーフに、新しい生命の始まりである「胚盤胞」を表現しました。これは私が診療において最も大切にしている「生命への敬意」の象徴でもあります。内装やロゴの一つ一つに、患者さまに「きっと春が訪れる」というメッセージを込めました。この落ち着いた空間が少しでも皆さまの心の癒やしになれば幸いです。

先生ご自身の経験は、日々の診療にどのように反映されていますか?

私自身も不妊治療の経験があるからこそ、治療が進まない時の焦りや、心身のつらさは痛いほど理解しているつもりです。不妊治療は時として孤独を感じるものですが、そのお悩みに心から共感し、ともに歩むパートナーでありたいと考えています。医学的な正論だけを押しつけるのではなく、患者さまの背景や将来の家族計画を尊重し、納得感のある治療を提案することを大切にしています。「この先生に相談して良かった」と思っていただけるよう、率直でありながらも温かみのある対話を心がけています。高度な技術を研鑽し続けるのは、その先にいる患者さまの笑顔のため。同じ道を歩んだ経験者として、皆さまの不安を一つ一つ丁寧に取り除き、支え続けていくことが私の使命だと考えています。

最後に、治療を検討されている方へメッセージをお願いします。

金南孝院長 大手町ARTクリニック6

不妊治療において最も大切なのは、時間・身体・精神の3つの負担を最小限に抑え、患者さまが安心して治療を続けられるようにすることです。私がこれまでのキャリアで積み上げてきた実績や技術は、すべてそのための手段に過ぎません。保険適用の拡大により経済的負担が軽減された今、私たちは残された課題である「通いやすさ」「痛みへの配慮」「心のケア」を追求し、安心して治療を受けられる環境を整えました。大手町というこの地で、皆さまが自分らしく輝きながら、新しい家族を迎える準備ができるよう、誠心誠意サポートさせていただきます。出口の見えない不安を感じている方も、まずは一度お気軽にご相談ください。皆さまに温かい「春」が訪れるよう、最善を尽くすことをお約束いたします。

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