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藤井 将人 院長の独自取材記事

ふじい腎泌尿器科クリニック

(宮崎市/宮崎駅)

最終更新日:2025/11/25

藤井将人院長 ふじい腎泌尿器科クリニック main

2025年9月、地域住民の泌尿器に関する悩みに応えるために開業した「ふじい腎泌尿器科クリニック」。宮崎市中心部より東へ車で15分、大島町のにぎやかな通りから一本入った住宅街に位置する。院長の藤井将人先生は宮崎大学医学部を卒業後、県内外の基幹病院などで長らく研鑽を積んできた。宮崎大学医学部附属病院では後進の育成も担当。診療の際は患者の不安を取り除くことをモットーとし、CTを使用した検査で結果を迅速に提示する他、丁寧な傾聴と説明に尽力している。「コミュニケーションを取ることが得意です」と、やわらかな笑顔がこぼれる様子が印象的な藤井先生に、クリニックの特徴などを中心に話を聞いた。

(取材日2025年9月24日)

地域の泌尿器の悩みに応えるため開業を決意

クリニックの特徴を教えてください。

藤井将人院長 ふじい腎泌尿器科クリニック1

当院は泌尿器科と内科を併設し、排尿のお悩みをはじめ、腎臓・膀胱・前立腺の病気、性器のトラブルまで幅広く診療しています。内科では高血圧・糖尿病などの生活習慣病に加え、発熱の外来を設け、急な体調不良にも対応しています。県内外の大学病院や基幹病院で培った経験やつながりを生かし、必要に応じて専門の医師へスムーズにご紹介できる体制も整備。院内にはCTを導入し、尿路結石・血尿・腰痛・腹痛なども撮影から診断まで一貫して対応可能です。特に女性の排尿トラブルには力を入れ、女性専用待合スペースを設置し、初診時は女性看護師が丁寧にお話を伺います。患者さんの不安に寄り添い、無理のないペースで検査や治療を進められるよう、誰でも安心して受診できるクリニックをめざしています。

開業のきっかけとこの場所を選んだ理由をお聞かせください。また院内のこだわりも教えてください。

大学病院では患者数が多いため、じっくりとお話を伺えない点が気になっていました。患者さんは不安を抱えているので、お話を丁寧に傾聴し、わかりやすい説明をしてその不安を取り除くような診療をしたいと思ってきたことが開業のきっかけです。泌尿器のお悩みを抱える地域の皆さんのお役に立ちたいと思い、この地を選びました。ここは住宅地なので幅広い年齢の方に利用していただきたいですね。こだわった点は泌尿器のトラブルは不安や羞恥心を抱きがちですので、それらを払拭するような優しくて明るい雰囲気をめざしました。ロゴの藤の花は家紋をモチーフに、知人にデザインしてもらったものです。

プライバシーを守るための工夫をされているそうですね。患者層についてもお聞かせください。

藤井将人院長 ふじい腎泌尿器科クリニック2

例えば性病でお悩みの時に、予約時に電話で症状を話したり診察前の問診で看護師に病状を説明するのはハードルが高いと思います。そのため当院では予約から問診までをインターネットで受けつけています。来院しても問診が済んでいるため、診察室に入るまで院内でご自身の症状を話す必要はありません。女性の患者さんについては先ほど抵抗感のある診療について事前に看護師が伺うとお話ししましたが必要な場合には私との信頼関係が築けてから行うようにしています。また、受付では患者さんをお名前で呼ばず、番号でお呼びするよう配慮しています。患者層はお子さんから100歳近い方までと幅広いですね。当初は近隣地域からの患者さんが多かったのですが、最近は遠方からの来院も増えてきました。クリニックのオープンを待っていたというお声をいただいたり、私の母校である小林高校出身の方が来てくれたりと温かいふれ合いが多く、うれしく思っています。

尿漏れからがん治療まで診療は幅広く

力を入れている診療についてお聞かせください。

藤井将人院長 ふじい腎泌尿器科クリニック3

当院は排尿トラブル・前立腺疾患・検診異常・がん診療まで、泌尿器科領域を幅広く診ています。特に力を入れているのが尿もれや排尿の悩みの治療で、女性も男性もお子さんからお年寄りまで年代を問わず見られる症状です。男性は前立腺肥大症や手術後の尿漏れ、女性は薬では改善しにくいケースや骨盤内臓器脱が隠れている場合もあります。初診では症状の経緯や違和感を丁寧に伺い、必要に応じてエコー検査等を行います。恥ずかしくて言いづらい症状やご本人が気づいていないお悩みを引き出すことも泌尿器科医として大切な役目だと考えています。また、PSA高値・尿潜血・腎機能異常などの検診異常にも対応し、早期発見に努めています。前立腺肥大症の内服治療や前立腺がんの注射・内服治療、院内CTによる泌尿器疾患の術後フォローまで一貫して行い、身近で頼れる泌尿器科をめざします。

診察の際に心がけていることは何ですか?

不安を抱いて来院された患者さんに安心して帰っていただくことを最も大切にしています。疾患をきちんと治療することは当然ですが、迅速な検査と丁寧な説明を心がけています。患者さんが何でも気軽に話せる雰囲気を大事にしつつ説明がわからないことがないように症状や薬の服用方法を紙に書いてお渡ししています。患部のイラストが印刷された専用の用紙に現在の病態を書き込んで説明してお渡ししているため、帰宅後も病状を確認でき、ご自分の状態を理解しやすいと思います。また、当院で対応できる疾患か否かをきちんと判断し、対応できないものは専門の機関に紹介するようにしています。

これまでの歩みの中で心に残るエピソードはありますか?

藤井将人院長 ふじい腎泌尿器科クリニック4

宮崎大学医学部附属病院で助教だった時に当時10代の患者さんを担当したことがありました。それから10年がたち、今年私が開業した際に、もう青年となったその方が胡蝶蘭の鉢を開業祝いに届けてくれました。彼は現在、医療関係の仕事をしていることを聞き、すっかり元気になったこと、そして私と同じ医療関係で活躍されていることをうれしく思いました。半年の間、彼に寄り添って適切な診察・治療ができたことが間違っていなかったと安心すると同時に担当した私のことを覚えていてくれてとても感慨深かったです。

長年の経験とそこから得た人脈を日々診療に生かす

医師をめざしたきっかけなどを教えてください。

藤井将人院長 ふじい腎泌尿器科クリニック5

幼い頃から扁桃腺が弱くよく高熱を出していて、小学校5年生の時に手術を受けました。その際に、医療の素晴らしさを体感したのです。もともと人とコミュニケーションを取ることが好きだった上、教員だった父から「大人になったら人の役に立つ仕事をするように」と言われていたのですが医師の仕事はその両方を備えていると実感し、将来は医師になろうとその時心に決めました。その後、宮崎大学の研修医時代に麻酔科の先生に麻酔を通した全身管理を学び、全身を診たいという気持ちが芽生えました。また同じ頃、泌尿器科に着任された教授に出会いました。人間のスケールが大きな方で「泌尿器科に来ないか、後悔させないから」と誘われ父に相談したところ「人生ですごいと思える人にはそれほど多く出会えない」と諭され泌尿器科に進んだのです。泌尿器科は外科的処置や全身管理ができ、幅広い年齢層を診療できるため選択は正しかったと思っています。

さまざまな病院で研修されたと伺いました。

私は宮崎大学医学部附属病院で泌尿器科医としての歩みを始め、その後、専門病院として知られる福岡県の原三信病院で勤務しました。20人以上の泌尿器科医が在籍する環境で、良性から悪性まで幅広い疾患に向き合い、厳しい指導のもと基礎を徹底的に学んだ経験は今の自信につながっています。続いて都城市の藤元総合病院ではPVP手術(前立腺蒸散術)の導入に携わり、国立京都医療センターでは診療に加えて研究や発表にも積極的に取り組みました。再び宮崎大学病院に戻ってからは約10年間、悪性疾患を中心にロボット手術や腹腔鏡手術・診療・研究、さらに後進の育成にも尽力しました。県内外で得た経験とさまざまな人とのつながりは現在の診療に大きく生かされています。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

藤井将人院長 ふじい腎泌尿器科クリニック6

開業して感じたのは、男性だけでなく、女性も泌尿器系のお悩みを抱える方が非常に多いということです。そのため当院では不安なく受診していただけるよう環境づくりや診療体制の強化に力を入れ、来院された方が安心して帰っていただけるクリニックをめざしています。また、泌尿器科・内科のどちらにも共通して言えるのは「何か違和感を覚えたら、自己判断せず早めに受診することが大切」という点です。早期治療につながるだけでなく重大な病気が隠れている場合には早期発見のきっかけにもなります。何かご不安があれば、どんなことでも遠慮なくご相談ください。ご本人だけでなくご家族にも安心していただけるよう患者さんに寄り添った診療と丁寧な対応をスタッフ一同これからも心がけてまいります。

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