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山口 智 院長、村上 亮介 先生の独自取材記事

上郷やまぐち耳鼻咽喉科

(横浜市栄区/大船駅)

最終更新日:2025/12/04

山口智院長、村上亮介先生 上郷やまぐち耳鼻咽喉科 main

自然豊かな横浜市栄区上郷エリアにある「上郷やまぐち耳鼻咽喉科」。木立に囲まれたクリニックモールにあり、大型駐車場も完備しているので車でも通いやすい。院長の山口智先生は2019年に金沢区富岡で本院「やまぐち耳鼻咽喉科・小児科クリニック」を立ち上げ、以来地域医療に貢献してきた。より多くの人のために役立ちたいと、分院である同院を2025年9月に開業した。大学病院で鼻のアレルギー疾患を中心に研鑽を積んできた村上亮介先生と力を合わせ、幅広い耳鼻咽喉科診療を行っている。温かな笑顔でユーモアあふれる山口院長と、つい引き込まれるテンポ良くわかりやすい語り口の村上先生。それぞれの持ち味を生かしながらどのような診療を行っているのか、アットホームな雰囲気の院内で詳しく話を聞いた。

(取材日2025年11月22日)

より多くの人にスムーズに医療を届けるため分院を開業

まず、山口院長が医師になったきっかけや経歴を教えてください。

山口智院長、村上亮介先生 上郷やまぐち耳鼻咽喉科1

【山口院長】自分がしていることがかたちになり、誰かに喜んでもらえる仕事というのはなかなかありませんが、医師もその一つです。中でも耳鼻咽喉科は病気を治療するだけではなく、患者さんの生活の質の向上にも重点を置くところに魅力を感じました。とはいえ、親が医師というわけでもなく、何科でも自由に選べる身です。決め手となったのは、学生時代に複数の診療科を回った時、一番忙しそうで先輩方が厳しかったのが耳鼻咽喉科だったこと。「ここならビシビシ鍛えられて、早く一人前になれそうだ」と考えたんです。そこからのつながりで4学年下の村上先生に出会えていなかったら、まだここを開業できずにいたかもしれず、正しい選択でした。日本医科大学付属病院時代は嚥下障害を専門にしていましたが、2019年に本院を開業してからは幅広い耳鼻咽喉科診療に従事しています。

次に、村上先生のこれまでの道のりも伺えますか?

【村上先生】父が埼玉で耳鼻咽喉科クリニックを開業していて、自然と医師を志すようになりました。当初は全身を診られる内科が第一志望。しかし、埼玉医科大学総合医療センターでの初期研修で耳鼻咽喉科を回った時、首から上の広範囲を扱い、幅広い知識が求められることを知り、興味が湧きました。その後、日本医科大学付属病院に勤務し、舌下免疫療法の開発に携わった教授のもとで、鼻のアレルギー疾患を中心に研鑽を積みました。副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、鼻茸や良性腫瘍などの手術も数多く経験できたことは、今でも診療に深みを与えてくれています。2025年4月に本院に入職し、9月からは分院の診療と並行して本院の院長を務めています。

山口院長が9月にこの分院を立ち上げた理由をお聞かせください。

山口智院長、村上亮介先生 上郷やまぐち耳鼻咽喉科2

【山口院長】一つは本院の混雑を少しでも緩和したかったからです。本院と分院は車で20分ほどの距離なので、患者さんは状況に応じて都合の良いほうを受診していただければと思っています。カルテを共有し、私も村上先生も行き来するようにして、シームレスに診療を受けられる体制も整えました。もう一つの理由は、横浜市栄区のより広いエリアに医療を届けたかったからです。金沢区にある本院はお子さんがメインですが、こちらは高齢者が多いと感じています。地域特性にも心を配りながら、必要とされている医療を実践していきたいです。何よりも背中を後押ししてくれたのは、村上先生という強力なメンバーと出会えた幸運です。村上先生に安心して本院を任せられるからこそ、私は新たな試みに挑むことができています。

あらゆる年齢の耳・鼻・喉の悩みに丁寧に向き合う

現在、どのような患者さんが多いのでしょうか。

山口智院長、村上亮介先生 上郷やまぐち耳鼻咽喉科3

【山口院長】耳鳴り、耳の痛み、鼻詰まり、喉の痛み、声がれなどのよくある症状で受診する患者さんが多いですね。そのほか、副鼻腔炎や中耳炎の方も一定数いるので、首・顎まで観察できる耳鼻咽喉科用CTを導入して詳しい検査ができるようにしています。鼻風邪の鼻水を吸引しに来るお子さんもいますが、耳鼻咽喉科に苦手意識を持たないように配慮しています。一方、聞こえの悩みでいらっしゃるご高齢の方も少なくありません。週に1日ほど補聴器に特化した外来を設けて、言語聴覚士によるカウンセリングや補聴器の適合チェック、補聴器メーカーの方による相談会も実施しています。ご自身やご家族が、人の話を聞き返すことが増えた、会話に入りにくいなどあるようでしたら、一度ご相談ください。

クリニックならではのやりがいを感じる瞬間はありますか?

【村上先生】大学病院では重症の患者さんを主に診ていて、風邪による鼻水に困っている子を診察する機会は多くありませんでした。お子さんが私を見て固まってしまう瞬間は新鮮でしたし、今でもなんて愛らしいのだろうと思います。怖がらせないようにするために、いきなり距離を詰めないように心がけています。クリニックではスピーディーな診療も必要ですが、子どもはキビキビした動きが嫌いです。ゆっくりと近づき、相手に気づかれないうちに処置を手早く済ませるのが極意。山口院長の診療スタイルを見て学びました。さすが、4児を子育て中のお父さんだけあって、達人といっても過言ではありません。

診療において何を大切にしていますか?

山口智院長、村上亮介先生 上郷やまぐち耳鼻咽喉科4

【山口院長】どの患者さんに対しても、診察室のドアが開いたらまずあいさつで迎えて、必ずフルネームで呼びかけるようにしています。初診の方には「初めまして」と語りかけ、軽く自己紹介もします。一人ひとりとしっかり向き合い、患者さんの気持ちを和らげるのにも大事なことですからね。
【村上先生】説明は丁寧に、なおかつできるだけ短い時間で済ませるようにして、端的に情報提供できるようにしています。最重要事項をまずお話しして、細かい部分は後から肉づけしていきます。そのほうが患者さんにもよく理解していただけるからです。長い専門用語や病名を伝えなければいけないときもありますが、単語に分解しながら、どういう意味なのかをわかりやすくお話ししています。最近は帰宅してからインターネットで検索する方も多いので、後でお困りにならないよう正しく記憶に残るように配慮しています。

本院の小児科とも連携し、包括的に健康を見守りたい

今後の展望についてお話ください。

山口智院長、村上亮介先生 上郷やまぐち耳鼻咽喉科5

【村上先生】花粉症などによるアレルギー性鼻炎は年々増える一方ですが、投薬治療だけでは不十分な患者さんも少なくありません。今後はアレルギー性鼻炎のレーザー治療も取り入れていきたいです。また、新型コロナウイルス感染症の罹患後症状の一つとしても知られるようになった嗅覚障害についても、受診を呼びかけていきたいです。嗅覚は生活の質を大きく左右するだけではなく、危険を察知するためにも重要な感覚なので、不調を感じたら耳鼻咽喉科に相談できることを周知したいと思っています。
【山口院長】私が専門としていた嚥下障害に関しても、将来的には力を入れていく考えです。このエリアは高齢化も進んでいるので、今後、ますます必要になるでしょう。クリニックに来られない重症の方のところにも、訪問診療で足を運びたいと思っています。

お忙しい毎日ですがリフレッシュ法はありますか?

【山口院長】4人の子どもたちと過ごすのが何よりのリフレッシュです。いつか一緒に野球観戦に行くのが夢ですが、まだ試合終了まで待てない子もいますからね(笑)。いつも、それぞれの個性を大切にできたらと見守っています。
【村上先生】趣味はドライブで、マニュアル車が好きです。時間に余裕ができたら、海のない埼玉県で育ったのですぐそばの海岸沿いを運転してみたいです。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

山口智院長、村上亮介先生 上郷やまぐち耳鼻咽喉科6

【村上先生】耳、鼻、喉でお困りのときは気軽にいらしてください。中でも私は鼻を専門としてきたので、副鼻腔炎の診療を得意としています。耳鼻咽喉科用CTで精査してどのタイプの副鼻腔炎なのかを診断し、必要に応じて歯科の先生や大学病院とも連携して治療にあたっているので、ご相談ください。
【山口院長】小児によくある鼻炎や喘息などの気道の病気は、小児科と耳鼻咽喉科の両方で診たほうがより良い治療につながります。子育て中のファミリーもご高齢の方も、地域の皆さんがここで顔を合わせて、お互いの健康を確認できるような「憩いの場」が目標です。小さなお悩みでも気兼ねなくお立ち寄りください。

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