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中村 普彦 院長の独自取材記事

中村脳神経外科クリニック

(福岡市城南区/七隈駅)

最終更新日:2025/12/05

中村普彦院長 中村脳神経外科クリニック main

福岡市地下鉄七隈線の七隈駅から徒歩約20分、福大通り沿いに2025年9月に開院した「中村脳神経外科クリニック」。迅速かつ精密な検査で脳に関する重大疾患を発見し、早期治療へとつなげている。そのためCTやMRIなど大規模病院と遜色ないレベルの医療機器を導入。脳卒中を未然に防ぐべく、動脈瘤などのリスクとなる病気を見つける予防医療も推進している。そのほか、脳神経疾患の治療後のフォロー、生活習慣病の管理まで、脳神経外科の視点をもって、かかりつけ医として住民に寄り添う。診療を行うのは日本脳神経外科学会脳神経外科専門医、日本脳神経血管内治療学会脳血管内治療専門医の中村普彦院長。1分1秒を争う救急医療に従事してきたスペシャリストだ。そんな中村院長に、これまでの経歴やクリニックの特徴などについて詳しく聞いた。

(取材日2025年11月21日)

脳神経の病気を早期発見し、予防につなげていく

先生が医師をめざそうと思ったきっかけや、診療科選択の経緯を教えてください。

中村普彦院長 中村脳神経外科クリニック1

私は鹿児島県出身で、父も兄も医師という医療系の家系で育ちました。当然、開業医だった父の姿を見てきたわけですから、子どもの頃から医師という仕事には親しみがあったのだと思います。それで大学進学を機に福岡に引っ越し、以来、福岡県内を中心に脳神経外科の医師として大学病院などで救急医療に携わってきました。脳や神経は人間の体の中でも難解な部分。その難しさが逆に面白く、脳神経の領域を選びました。脳神経は内科と外科に分かれているのですが、病気に対して直接的に介入したいという希望もあったことから、主に手術で治療していく脳神経外科の道に進みました。父や兄も外科系だったことも影響しているのかもしれませんね。

勤務医時代は長く救急医療に取り組まれたそうですね。

大学卒業後は久留米大学病院で臨床研修を受け、そのまま脳神経学講座に入職しました。それからは救命救急センターでの勤務が長く、脳出血やくも膜下出血、脳梗塞といった脳卒中、頭部外傷などの緊急対応に携わりました。それこそ1分1秒を争うような場面も数多く経験しました。特に脳血管内治療、いわゆるカテーテル治療の経験を積みました。カテーテル治療は開頭手術と比べ体への負担が少ない低侵襲な治療で、早い回復が見込めるのが特徴。脳動脈瘤の治療などにも適応されていることから、発症予防や再発予防といった目的にも有用とされています。さすがにクリニックでカテーテル治療を行うことはできませんが、今でも提携病院で携わっています。

やりがいも大きかったと思いますが、開業を選ぶことになった理由は?

中村普彦院長 中村脳神経外科クリニック2

結構ありきたりになってしまいますが、脳の病気というのは発症してしまってからだと遅いんです。今でこそ治療方法も進歩しましたが、脳や神経の病気は一度でも発症すると元の状態に戻すことは難しい。だからこそ病院に搬送されてくる人だけを治療するのではなく、救急の手前で回避できるように予防に力を入れたいと考えクリニックの開業に至りました。中には30代、40代という若い世代であっても、くも膜下出血で救急搬送されたにもかかわらず亡くなってしまうケースはあります。より患者さんに近いクリニックという環境で病気を早期に発見し、早期治療、あるいは発症の手前の段階で予防につなげていきたいと思っています。

脳神経外科の観点からさまざまな診療を展開

先生が取り組まれている脳神経疾患の予防的アプローチについて教えてください。

中村普彦院長 中村脳神経外科クリニック3

例えばくも膜下出血という病気がありますが、この原因の多くは動脈瘤という血管のこぶが破れることにあります。その動脈瘤を治療して、将来的にくも膜下出血を防ぐような取り組みを予防的アプローチとしています。動脈瘤の治療も進歩し、昔のように開頭して手術をする例は非常に少なくなり、カテーテル治療が中心です。腕からカテーテルを通して行うもので、手術時間は30〜40分ほど。全身麻酔は必要ですが、それで命に関わる重大な病気の予防につなげられるのであればメリットは大きいでしょう。死亡率の高いくも膜下出血の再出血予防も見込めます。患者さんの病変を早期に発見し、早い段階で治療、そして予防につなげていくのは私たちの使命だと思っています。

現在はどのような症状で先生のもとを訪れるがいらっしゃいますか?

開業したのが2025年9月で、最も多い主訴は頭痛と物忘れです。ほかにもしびれやめまい、頭をぶつけてしまったなどの相談も少なくありません。あとは、脳神経の領域の一つである認知症で受診されるケースもあります。一方、予防の観点から、生活習慣病の管理も重要だと考えています。脳神経疾患の原因をたどっていくと、高血圧症や糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病が深く関わっています。各種数値の管理や生活指導といった一般的な生活習慣病治療を行いながら、定期的にMRI検査を行うなど脳神経外科の観点からケアしていくことも、一つの役割だと考えています。

こちらでは脳ドックが受けられますが、どのようなタイミングで検査を受ければ良いのでしょうか?

中村普彦院長 中村脳神経外科クリニック4

なじみがない方もいるかもしれませんが、脳ドックは脳と血管の状態をMRIなどで詳しく調べ、脳卒中や脳腫瘍、脳動脈瘤といった疾患がないかを調べる予防医療の一つです。中には健康診断のオプションで受けられた方もいらっしゃるかもしれませんね。40歳を超えたタイミングで一度受けてみることをお勧めしますが、特に脳卒中など脳の病気になったご家族がいる方は受診したほうが良いでしょう。病気が見つかった際にはすぐに治療が受けられるよう、基幹病院とも連携しています。私自身が手術を担当することもできますし、治療後のフォローアップまで一貫して担えるのは特徴の一つ。顔が見える診療で患者さんも安心して治療を受けられるのではないでしょうか。

地域で選ばれる脳神経の専門家へ

検査機器が充実していますが、クリニックづくりにもこだわりを感じます。

中村普彦院長 中村脳神経外科クリニック5

クリニックをつくるにあたって、清潔感や患者さんにとっての居心地の良さについて意識しました。また前提として、脳神経疾患の予防に努めたいという願いを実現するために、医療機器はかなり力を入れて充実させましたね。脳神経の病気はとにかく早く診断できなければ意味がありません。あまりクリニックでは見ないような性能にこだわった機器も導入しています。MRIやCT、エックス線検査装置、超音波検査装置などを備え、私の専門でもある脳血管領域の血管病変を見逃さないようにしています。ここで手術まではできませんが、手術直前までの検査はできるような体制を整備しています。

診療において気をつけているポイントはありますか?

患者さんの小さな変化をなるべく見逃さないようにしたいと思っています。受診いただいた際には、私の診察の前にベテラン看護師による問診や血圧測定などの簡単な検査があります。スタッフにも「何かおかしい」と感じたことがあればすぐに報告するよう伝えています。脳神経の病気による神経症状は、小さなしびれなど専門家でなければ見つけることが難しい面があります。力が入りにくいような状態だったり、パーキンソン病のように体が硬くなっている状態だったり、絶妙な判断が必要なことも少なくありません。ですから検査にばかり頼るのではなく、細かい部分にも目を配りながら診察することを心がけています。

最後に、読者の皆さんへメッセージをお願いします。

中村普彦院長 中村脳神経外科クリニック6

この地域で脳や神経のことなら何でも任せていただけるようなクリニックをめざしていきたいですね。これから高齢者人口はますます増加していくでしょうから、物忘れや認知症の患者さんたちにも寄り添えるクリニックでありたいと思っています。認知症に関しても医療機器がそろっているのでしっかり検査することができますし、必要に応じて基幹病院をご紹介することも可能です。お気軽に相談いただけるとうれしいですね。まずは地域で選ばれる脳神経の専門家をめざして診療していきたいと思います。脳はかけがえのない臓器ですから、少しでも違和感があれば専門機関を受診するようにしてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

脳ドック/1万5000円~

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