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須田 智也 院長の独自取材記事

須田歯科医院

(千葉市花見川区/幕張駅)

最終更新日:2026/04/08

須田智也院長 須田歯科医院 main

JR中央・総武線の幕張駅北口から徒歩1分のマンション2階にある「須田歯科医院」。温かな木目と間接照明に彩られた待合室は開放感にあふれ、歯科医院にいることを忘れてしまうほどのやわらかい雰囲気で包まれている。院長の須田智也先生は、東北大学卒業後、東京科学大学(旧・東京医科歯科大学)の歯周病学分野で治療や研究に従事してきた日本歯周病学会歯周病専門医。学生時代、むし歯にもなっていない歯が抜けてしまうことに疑問を持ち、この道を志す原点になった。その後、セコメディック病院で幅広い歯科診療も経験し、自身が暮らす幕張の地で開業。穏やかな語り口で、どんな相談にも耳を傾ける須田院長に、専門性を生かした診療や通いやすい歯科医院づくりへの思いを聞いた。

(取材日2026年3月11日)

歯周病専門医として住み慣れた幕張で開業

歯科医師をめざされた経緯と、歯周病を専門に選んだ理由を教えてください。

須田智也院長 須田歯科医院1

実家は祖父の代から歯科医院を営んでいたため、幼い頃から歯科は身近な存在でした。自宅の1階が歯科医院で、そこで働く父の姿を見て自分も歯科医師の道に進みました。歯周病に興味を持ったきっかけは、口の中の病気といえばむし歯というイメージが強く、むし歯にもなっていない歯が抜け落ちてしまうということに対して理解できず、もっと深く学びたいと思ったことと、歯を削って治すというのが歯科治療と偏ったイメージを持っていた学生時代に、歯周組織再生療法という歯茎を健康な状態に戻すことができるということに魅力を感じたことでした。

卒業後から開業に至るまでの歩みをお聞かせください。

東北大学を卒業した後、歯周病について深く学ぶために東京科学大学大学院の歯周病学分野に進み、医員や助教として診療と研究に携わりました。大学院では同じ東北大学出身の先生の下で学位を取らせていただいたり、医局出身の先生の医院で働かせていただいたりと多くのことを学びました。大学院修了後も医局に残らせてもらい、多くの経験を積むことができました。当時の教授や医局の先生方にはお世話になり、今でも感謝しています。その後、船橋市にあるセコメディック病院に移り、入院中の患者さんの歯科治療や手術前の患者さんのお口の管理など、幅広く診療を経験しました。そこで歯科医院は健康なうちから通える場所であり、健康づくりの入り口として歯科の果たす重要性を感じました。私としても、歯科医師として、また歯周病専門医としてもっとできること、やるべきことがあるのではないかと考え、開業を決意しました。

幕張で開業されたのには、何か理由があったのでしょうか。

須田智也院長 須田歯科医院2

私自身が千葉市花見川区に住んでいて、慣れ親しんでいるのが一番の理由です。実家も自宅兼歯科医院でしたので、自分が暮らす地域の方々の健康を支えるという働き方には、幼い頃から親しみがありました。知らない土地よりも、なじみのある場所で診療するほうがやりがいを感じるだろうと思い、この地を選びました。実際に開業してからは、地域の幅広い年齢層の方々にご利用いただいております。少し驚いたのは、20代の方でも「定期検診に来ました」と来てくださる方が多いことです。自分が学生だった頃にはあまり見られなかった光景なので、若い世代の健康意識が確実に高まっていることを実感しています。

歯周病は20代でも始まる。軽度のうちの治療が肝心

歯周病は中高年の病気という印象がありますが、実際はいかがでしょう。

須田智也院長 須田歯科医院3

確かに歯周病は50代から60代の中高年の方の病気という印象が強く、大学病院でもそうした年代の方が中心でした。しかし、20代の方でも歯周ポケットと呼ばれる、歯と歯茎の間にできる溝が深くなっていることが意外と多いなと感じております。つまり歯周病は始まっているということです。歯周病の初期は痛みなどの自覚症状がほとんどなく、気づかないまま見過ごされていることがほとんどです。その間にゆっくりと進行し、50代くらいに歯が揺れる、噛むと痛いといった症状でやっと気づくという方が多くなります。歯周病は進行してしまった後に治療を始めても改善できないことがあります。軽度のうちにしっかり対応すれば管理はそれほど難しくありません。だからこそ早い段階から定期的にお口の中をチェックし、将来にわたって歯を守っていくことが大切だと実感しています。

歯周病専門医ならではの治療について教えてください。

歯周病の基本的な治療では、歯の表面に付着した歯石を丁寧に除去して歯周ポケットの改善を図ります。ただ、それだけでは歯石を取りきれず、深い歯周ポケットが残ってしまうことがあります。その場合には歯周外科という処置で歯茎を切開して開くことで、取りきれなかった歯石を徹底的に取り除いていきます。条件が合えば歯周組織再生療法で歯周病で失った歯の周りの組織を取り戻せる可能性もあります。歯周病専門医として、歯周病に対して自信をもって徹底的にアプローチできるのは当院の強みであるといえます。ただそれよりも、これまで多くの患者さんに対して歯周病の治療をさせていただいてきた中で、うまくいったことやうまくいかなかったこと、お口の中を継続して管理する重要性を感じてきたことなどの経験を踏まえて、治療を提供していきたいと考えています。

治療だけでなく、予防の面で取り組んでいることはありますか?

須田智也院長 須田歯科医院4

当院では初診時とメンテナンスの際に、染め出し液を使った磨き残しのチェックを行うようにしています。ご自身ではしっかり磨けていると思っていた方でも色が残る箇所は意外と多いことに気づいていただくこともあります。それを目で見て確認していただくことで、磨けていない箇所への意識が生まれ、日々のケアへのモチベーションにつながります。また、口腔内の写真を撮影してお見せしています。普段は見えないお口の中の状態を画像で共有することで、治療や予防への理解がぐっと深まります。ただ治療のためだけではなく、通院することで来て良かった、と感じてもらえるよう意識しています。

定期的に通い続けたくなる歯科医院へ

明るく広々とした院内が印象的です。空間づくりへの思いをお聞かせください。

須田智也院長 須田歯科医院5

歯周病は一度治療して終わりではなく、定期的にメンテナンスを続けていくことがとても大切です。だからこそ、患者さんが継続して通ってもらえるような場所にしたいと考えました。また平日はBGMとしてラジオを流したりして、自分にとっても働く場所を居心地の良い空間にしたかった思いもあります。待合室はあえて広くスペースを取って、椅子や机、本棚を置きました。あまり読む時間もないかもしれませんが、私が読んで面白かったと思った本も置いてあるので、興味を持ってもらえたらうれしいです。診療スペースもユニットをゆったりと配置し、圧迫感のない環境にしました。診療を受ける患者さんにとっても、働く私たちにとっても狭いと感じることはないかなと思います。

患者さんとの接し方で大切にしていることを教えてください。

患者さんがなんでも聞きやすい雰囲気をつくることを心がけています。こちらからの話だけの一方通行にならないよう、患者さんの希望や考えにもしっかりと耳を傾け、長くお付き合いできる関係を築いていきたいと考えています。むし歯や歯周病など口の中の問題は、生活習慣が影響していることが多いです。何気ない会話の中にも気づかされることもあり、食生活や習癖などむし歯や歯周病のリスクにつながる習慣がないか一緒に確認をすることもあります。患者さんとしっかりコミュニケーションを取ることで、患者さんにとっても私たちにとっても安心して治療を進めていくことができますし、継続して通ってもらうことにつながると考えています。

最後に、今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

須田智也院長 須田歯科医院6

他の歯科医院や医療機関の皆さんと協力しながら幕張周辺地域にお住まいの方々がお口のことで困らず、安心して暮らしていただくことが一番の目標です。当院としては得意分野である歯周病の診療をしっかりと軸に据えつつ、むし歯をはじめとする日常的なお口のお悩みにも幅広く対応していきたいと考えています。お口のことで何か困ったことがあったときに、何でも相談しやすい存在になれればと思っています。歯周病は悪くならないうちから管理していくことが大事です。定期的に、継続的にお口の中を管理していくという習慣をもっと広めていく必要があると感じています。お口のことで少しでも気になることがあれば、どなたでも気軽に足を運んでいただけたらうれしく思います。