杉村 直毅 院長の独自取材記事
NEO HEALTHCARE 消化器内科・内視鏡内科クリニック 大阪市中央区本町院
(大阪市中央区/本町駅)
最終更新日:2026/03/13
大阪有数の都市である本町エリアにある「NEO HEALTHCARE 消化器内科・内視鏡内科クリニック 大阪市中央区本町院」は、国内外で内視鏡診療の研鑽を積んだ杉村直毅院長が開設したクリニック。患者の安心を第一に考えた院内はホテルのように上質で静けさのある空間が広がっている。中でも内視鏡検査専用ラウンジは、ガラス越しやモニター越しに検査の様子を確認できる設計とし、診療の透明性にも配慮。「これまで磨いてきた技術には責任と誇りがある。最高峰の医療で社会貢献ができれば」と語る杉村院長にクリニックに込めた思いや今後の展望、内視鏡検査のこだわりなどじっくりと話を聞かせてもらった。
(取材日2026年2月16日)
新しいホスピタリティーを追求し、今のかたちへ
まずはクリニックの特徴から聞かせてください。

当院は「一人ひとりの受診者さまに寄り添い、専門的で信頼できる医療を提供すること」を使命とし、消化器内科・内科の診療を行っています。中でも内視鏡検査に力を入れており、「つらい」「苦しい」「恥ずかしい」など、ネガティブな印象を持たれることが多い大腸内視鏡検査・胃内視鏡検査を少しでも気軽に受けていただける体制・環境づくりを行っています。検査前の診察のオンライン化、土日・祝日の診察も行っていますので、今ある症状に対する相談はもちろん、病気の早期発見や予防に役立てていただければと思います。大腸がんや胃がんの予防や早期発見のためにも、当院が適切なタイミングで検査を受けるきっかけになれたらと思っています。
とても美しいクリニックですね。
クリニック開設にあたり、国内外を問わず多くの方を迎えられる施設にしたいと考えていました。また、私は医療もサービスの一側面を持つものだと思っています。医療の質だけ、あるいは環境だけが良いというのではなく、その両方を大切にできる場所にしたいと考えました。私がめざしたのは、医療と環境のいずれにも配慮し、安心して快適に過ごせる空間。幸いにも思いを共有できる設計パートナーに出会い、何度も議論を重ねて完成したのがこの空間です。木や自然石を印象的に取り入れ、日本の伝統色である千年緑(ちとせみどり)をテーマに構成しました。医療機関でありながら、落ち着きと安らぎを感じていただける空間に仕上がり、「自分たちの想いがかたちになった」と実感しています。検査や診療に不安を抱えて来院される方が扉を開けた瞬間に少しでも緊張が和らぎ、「ここなら任せられる」と思っていただける環境作りをスタッフとともにめざしています。
ラウンジは特に素晴らしい空間です。

ラウンジは特にこだわった空間で、トイレと更衣室を備えた完全個室です。下剤の服用や検査準備も周囲を気にせずリラックスして行えますし、室内にあるテレビは内視鏡システムと連動していますので、検査画像を同行のご家族にもリアルタイムでご確認いただけます。また、ブラインドを上げればガラス越しに内視鏡検査風景を見ていただくこともできます。これは「見える」ことが安心につながると考えているから。検査中は鎮静がかかっていますので、ご本人は何をされているかがわからない。だからこそ、「見えない不安」を「見える安心」に変える、新しいホスピタリティーのかたちを追求しました。家具・インテリアも国内外から厳選したものを取り入れていますので、ご利用の際にはそこも楽しんでいただけたらうれしいですね。また、ラウンジ以外に半個室の下剤服用スペースもご用意しています。
環境と技術にこだわった内視鏡検査を提供
内視鏡検査についても聞かせてください。

当院では、すべての内視鏡検査・治療を、国内外で研鑽を積んだ日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医である私が担当しています。消化器疾患に関する知識とこれまでの経験をもとに、粘膜のわずかな変化も見逃さないよう努めながら診療にあたっています。また、高解像度の内視鏡システムを導入し、微細な粘膜の異常や早期病変をより詳細に観察できる環境を整えています。異常が疑われる部位の画像記録にも力を入れており、検査後の説明では実際に撮影した画像をご覧いただきながら丁寧にお伝えしています。撮影画像や診断結果はSNSを通じても共有し、治療やセカンドオピニオンが必要な場合にも活用いただけるよう配慮しています。検査データは医療機関が適切に管理すべき診療情報であると同時に、患者さんご自身の大切な情報。共有は当然だと考えています。
検査にはたくさんのこだわりが詰まっているのですね。
「内視鏡検査は誰が行っても同じ」と思われることもあるかもしれませんが、実際には医師の経験や視点によって観察の質は大きく異なります。私自身、国内外で研鑽を積む中で内視鏡を深く追究してきた医師にしか持ち得ない着眼点があることを実感してきました。特に判断が難しい症例においてはその差が重要になることもあります。近年はAIによる診断サポートなどの研究も進んでいますが、まだまだそれだけに頼るには心もとない状況です。時間と費用をかけて受けていただく検査だからこそ一回一回をより有意義なものにしたい。だからこそ、私は一回一回の検査に本気でこだわり、最善を尽くしています。また、それは内視鏡検査で採取した組織の診断についても同様で、当院では消化器領域に精通した病理専門の医師と連携し、慎重に評価を行いながら診断と治療方針の決定につなげています。
そもそも、先生が医療者を志したきっかけは何だったのでしょう。

職業そのものに強い憧れがあったというより、「社会の役に立ちたい」という思いが原点だったように思います。その気持ちは今も私の根底にあり、変わることはありません。内視鏡の道を選んだのは、その可能性に強く惹かれたからです。ちょうど、これまで開腹手術でしか対応できなかった治療が、内視鏡による低侵襲治療へと大きく移行しつつある時期でした。体への負担を抑えながら治療ができるという進歩に大きな魅力を感じましたし、この分野で技術を磨くことが、より多くの患者さんの力になれるのではないかと考えたのです。それ以来、内視鏡の可能性を信じ、研鑽を重ねています。
医療を通じた社会貢献をめざして
今後、取り組んでいきたいことはありますか?

私は国内外での活動を通して、日本の医療は世界的に見ても高い水準にあると実感してきましたし、心から誇りに思っています。内視鏡分野もその一つで、この技術を適切に活用することで将来の医療や健康寿命の延伸に貢献できると考えています。ですから、日本で培われてきた内視鏡医療をより多くの方に届け、その成果を次の医療へと還元していく仕組みを築きたい。オンライン診療を活用すれば関西圏だけでなく、日本全国はもちろん海外からの患者さんも受け入れることができるでしょう。私にとってクリニックの開設はゴールではなく、あくまでスタート。将来的には総合的に診療できるクリニックも開設したいですし、内視鏡と腸内細菌に関する研究にも取り組み、医療を通じて社会に貢献していきたいですね。
次世代の医療者の育成も視野に入れていらっしゃるとか。
現在、当院では2つの内視鏡検査室が稼働していますが、実は最大3室まで増設できる設計になっています。私は将来的にこのクリニックを内視鏡を専門とする医師の指導や育成の場にしていきたいと考えています。診療・研究・教育を三位一体で実践できる環境を築くことで、若手医師が高い水準の診療を学びながら成長できる場にできれば、それは医療を必要とする人々の役に立つのではないかと思います。また、院内スタッフには「敬天愛人」の精神を大切にしてほしいと伝えています。自分の利益だけでなく社会全体の利益を考えて行動することが、医療者としての原点だと思うからです。幸いにも自発的に動いてくれるスタッフに恵まれ、良い雰囲気の中で日々の診療に取り組めています。
最後に読者にメッセージをお願いします。

多くの人は何となく「自分は病気にならない」と思って日々を過ごしているのではないかと思います。ただ、消化器疾患には初期症状がないものも多く、検査を受けて初めて見つかる病気も少なくありません。現在は技術や設備の進歩によって体への負担に配慮した検査が可能でしたり、眠っている間に検査が終了する方法も選択できます。ご自身の健康と向き合うきっかけとして、ぜひ一度検査を前向きに検討していただければと思います。小さな不安でも構いませんので、気になることがあればお気軽にご相談ください。私たちの技術や想いが、皆さんの健やかな毎日を支えられれば幸いです。
自由診療費用の目安
自由診療とは人間ドック/3万5000円

