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傷痕をできる限り残さないために
レーザーで早めの「あざ」治療を

御影こども形成外科

(神戸市東灘区/御影駅)

最終更新日:2025/12/29

御影こども形成外科 傷痕をできる限り残さないために レーザーで早めの「あざ」治療を 御影こども形成外科 傷痕をできる限り残さないために レーザーで早めの「あざ」治療を
  • 保険診療

子どもの顔や体にできる赤や青、茶色のあざ。乳児血管腫や蒙古斑のように成長とともに自然と薄くなるものもあれば、成長しても残るもの、自然には消えないものまでさまざまだ。神戸市東灘区にある「御影こども形成外科」は、波長の異なる各種レーザー機器を駆使し、乳幼児のあざ治療に取り組むクリニック。院長の平山泰樹先生は、幼少期から形成外科で治療を受けてきた経験を持っており、心配する親の気持ちも体感。自らが患者であったからこそ、わが子のあざに心を痛める保護者の思いにも寄り添い、丁寧に治療を進めている。「子どものあざは、レーザー機器の進歩により、以前よりも痛みが少なく、より見た目に配慮して治療できるようになっています」と平山院長。そこで今回は、形成外科で受けられる子どものあざ治療について詳しく解説してもらった。

(取材日2025年12月3日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Qあざのレーザー治療とはどのようなものですか?
A

あざのレーザー治療とは、皮膚の中の異常な血管や色素にだけ反応する光を当てて、あざを薄くしていくことをめざす治療方法です。乳児血管腫(いちご状血管腫)や毛細血管奇形といった生まれつきの赤いあざ、太田母斑や蒙古斑のような青いあざ、扁平母斑などの茶色いあざ、外傷性のあざなど、幅広いあざの治療に用いられており、皮膚の表面を傷つけることなく治療ができるのが特徴です。レーザー照射時にはゴムでパチンと弾いたような痛みを感じることがありますが、成長途中でも受けることができます。特に赤ちゃんのあざは、生後間もない時期からレーザーで治療することができ、早く始めるほど将来的に目立ちにくくなることが見込まれます。

Q形成外科で治療を受けるメリットを教えてください。
A

あざの治療は皮膚科のイメージを持つ人も多いですが、レーザー治療は「皮膚トラブルの改善」とともに、将来の見た目を考慮することが重要です。形成外科は、機能面だけでなく見た目を整えることも専門としている科で、治療後の傷痕や将来の見た目まで考えた治療計画を立てることができます。さらに当院では乳児からのレーザー治療に対応しており、先進の機器を取りそろえ、乳幼児の薄く繊細な肌にも安全性に十分配慮してレーザー治療を行っています。乳幼児の治療は、ダメージを最小限に抑えながら少ない回数で終えることが大切。お子さんのことだけに心配なことも多いと思いますので、まずは納得いくまで相談してみることをお勧めします。

Q治療回数や費用の目安を教えてください。
A

あざの種類や濃さ、お子さんの年齢によって治療期間は変わりますが、複数回のレーザー照射を続けることが基本です。照射の間隔は約3ヵ月ごとで、回数は6回前後が目安です。ただし、成長による変化もあるため、経過を見ながら照射回数や治療内容はその都度調整していきます。お子さんのあざは保険診療の対象となることが多いので、費用の負担を抑えて受けていただけます。レーザーだけでは十分な改善が得られない場合には、複数の治療方法を組み合わせる選択肢もありますし、手術が必要となれば、神戸大学形成外科関連施設と連携して対応いたします。選択肢に迷われた際は遠慮なくご相談ください。

検診・治療START!ステップで紹介します

1スコープを使用した診察・診断
御影こども形成外科 スコープを使用した診察・診断

まずは、あざの種類や深さ、広がりを適切に把握するために、スコープを使用して丁寧に診察。生まれつきのあざなのか、成長によって変化する可能性があるのかをしっかりと見極め、治療の必要性やタイミングを判断。小さな赤ちゃんでも大きな負担なく診察が可能なので、気になったタイミングで気軽に受診してほしいとのこと。

2医師による治療の説明
御影こども形成外科 医師による治療の説明

診断結果を踏まえて、治療方法や開始時期、照射回数、通院のスケジュールについて説明。平山院長は、「どれくらいきれいになることが見込めるのか」「痛みはあるのか」といった疑問や不安にも、一つ一つ丁寧に答えるように心がけているという。さらに、家族の希望や生活スタイルについても聞き取りながら、無理のない治療計画を立てていくのが同院のスタイルだ。

3レーザーによる治療の開始
御影こども形成外科 レーザーによる治療の開始

施術室に移動し、レーザー治療を開始。必要に応じて麻酔クリームや冷却を併用するなど、痛みや刺激をできる限り抑えるよう配慮されているので安心だ。ベッドに横になったら目を保護するためのアイマスクを装着し、熟練したスタッフが安全に配慮しながらスムーズに照射。乳幼児の場合は、抱っこでの照射が可能な場合もあるので安心だ。治療時間は数分程度と短く、希望があれば保護者の同室が可能。

41~2週間後、経過観察のため再受診
御影こども形成外科 1~2週間後、経過観察のため再受診

治療後は、レーザーの反応や肌の様子を確認するため、1〜2週間後に再度診察。腫れやかさぶた、色の変化など、レーザー治療の経過をしっかり観察する。同時に炎症や色素沈着といった合併症の有無も確認し、適切に対処。必要に応じてスキンケアや次回治療のタイミングについてアドバイスを行っていく。治療後は日焼け止めやUVカットテープなどを使用して日焼け対策を十分に行い、肌を保護してほしいとのこと。

5レーザーの継続治療
御影こども形成外科 レーザーの継続治療

レーザー治療は1回で終わるものではなく、3〜6回の継続治療が基本となる。照射間隔は症状に応じて調整し、肌の状態が整う度に次のステップへ進めていく。治療は何歳からでも可能だが、成長とともに皮膚が厚くなるとレーザーが届きにくくなるため、治療回数や期間が増えてしまう可能性も。特に血管腫やあざの治療は、3歳までに終了するよう取り組むと、十分な改善が期待できる上、トラウマにもなりにくいとのこと。

ドクターからのメッセージ

平山 泰樹院長

子どものあざには、成長とともに自然に薄くなるものもあれば、逆に濃くなってしまうものもあります。ただし、診察してみないと見極めることはできません。また、小さいうちは気にならなくても、思春期や大人になってからコンプレックスにつながる場合もあります。レーザー治療は乳幼児期から始めることができ、痛みにも配慮をしながら治療することが可能です。早期に治療を行うほど、将来「あざがあったことを忘れてしまう」ほど自然な状態に近づけることが期待できます。今後はオンライン診療も導入し、より相談しやすい体制を整えていく予定です。お子さんのあざについて少しでも気になることがあれば、まずはお気軽にご相談ください。

平山 泰樹院長 御影こども形成外科
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